教育実習が不安な大学生必見!よくある失敗・トラブル5選と万全の対策法

教育実習が近づいてくると、楽しみな気持ちよりも「失敗したらどうしよう」という不安が大きくなりますよね。大学の講義とは違い、いきなり本物の教室に立つわけですから、緊張するのは当然のことです。

多くの大学生が、実習前には夜も眠れないほどのプレッシャーを感じていますが、それはあなただけではありません。この記事では、実習でよくあるトラブルとその対策を、現役生や卒業生の声を反映させながらまとめました。

すべてを完璧にこなすのは無理でも、事前に知っておくだけで防げるミスはたくさんあります。私は”現場でパニックにならない”視点でまとめます。

目次

教育実習でよくある失敗・トラブル5選

実習が始まると、想像以上に目まぐるしい毎日が待っています。慣れない環境では、普段ならしないようなミスをしてしまうことも珍しくありません。

まずは、多くの実習生が経験する「あるある」な失敗を知っておきましょう。敵を知れば、少しは心が軽くなるはずです。

【授業】準備不足や緊張で時間配分・進行がうまくいかない

授業は実習のメインイベントですが、一番失敗が起きやすい場所でもあります。特に多いのが、予定していた内容が時間内に終わらない、あるいは逆に早く終わりすぎて時間が余ってしまうケースです。

  • 導入が長すぎる
  • 板書に時間がかかる
  • 説明が早口になる
  • 質問の意図が不明

この4つのポイントは、授業が崩れる典型的なパターンです。特に導入で話しすぎてしまい、肝心の演習時間がなくなるのはよくある話ですね。

導入にこだわりすぎてメインの活動が削られる

授業の始まりで生徒の興味を引こうと、クイズや雑談を長くしすぎてしまうことがあります。時計を見たときにはすでに20分が経過していて、顔が青ざめる…そんな場面、想像しただけで怖いですよね。

生徒が盛り上がっていると、つい話を止めるタイミングを逃してしまいがちですが、これが後半の駆け足授業につながります。結果として、一番大事なまとめの時間が1分しかない、なんてことになりかねません。

緊張で早口になり予定より15分も早く終わる

逆に、緊張のあまりマシンガントークになってしまうパターンもあります。自分が話すべき内容を急いで消化してしまい、気づいたら授業終了まであと15分。

生徒はポカンとしているけれど、自分はもう話すネタがない。教室に流れる気まずい沈黙は、実習生にとって最大の恐怖です。

早口になると生徒の理解も追いつかないため、授業としての質も下がってしまいます。落ち着いて時計を見る余裕を持つことが、意外と難しいんですよね。

【人間関係】指導教官や生徒との距離感・接し方に戸惑う

実習校での人間関係は、授業以上に精神をすり減らす原因になります。指導教官とのコミュニケーションや、生徒との「先生」としての距離感に悩む人は多いです。

  • 教官への質問不足
  • 生徒と友達になる
  • 職員室での孤立
  • 挨拶が小さい

これらは、技術以前の「マナー」や「立ち振る舞い」に関する問題です。特に指導教官との関係がギクシャクすると、実習全体のモチベーションに関わります。

指導教官に遠慮しすぎてアドバイスをもらえない

「忙しそうだから後で聞こう」と思っているうちに、一日が終わってしまう。そんな経験、ありませんか?指導教官も人間ですから、何も聞いてこない実習生に対しては「やる気があるのかな?」と不安に感じてしまいます。

自分から積極的に動けないと、修正すべきポイントが見つからないまま研究授業を迎えることになります。勇気を出して一歩踏み出すことが、良好な関係を築くための第一歩なんです。

生徒と仲良くなりすぎて指導が通らなくなる

休み時間に生徒と楽しく話すのは良いことですが、距離感を間違えると授業中に指示を聞いてもらえなくなります。「実習生=優しいお兄さん・お姉さん」という印象が強すぎると、いざ注意をしたときに「えー、なんで怒るの?」と軽く流されてしまうんです。

先生としての威厳を保ちつつ、親しみやすさを出す。この絶妙なバランスを保つのは、プロの先生でも苦労する部分。

大学生にとっては、かなり高いハードルですよね。

【準備物】忘れ物やICT機器の不具合で授業が中断する

最近の学校現場ではタブレットや電子黒板が欠かせませんが、これがトラブルの元になることも多いです。アナログな忘れ物も含め、準備不足は授業のリズムを根底から壊します。

  • 接続ケーブル忘れ
  • 動画が再生できない
  • プリントの枚数不足
  • チョークを折る

準備万端だと思っていても、現場では予期せぬことが起こります。特にデジタル機器は、事前のリハーサルなしでは動かないものだと思っておいたほうがいいです。

変換アダプタが合わずにスライドが映らない

自分のパソコンを学校のプロジェクターにつなごうとしたら、端子が合わない。あるいは、Wi-Fiがうまくつながらなくて用意した動画が見せられない。

教室で生徒が待っている中、冷や汗を流しながら配線をいじり続ける時間は、まさに地獄です。デジタルに頼りすぎた授業案を作っていると、こうしたトラブル一つで授業そのものが成立しなくなります。

アナログなバックアップ案がないと、パニックは避けられません。

プリントの誤字脱字を授業中に指摘される

夜遅くまでかかって作ったプリントに、致命的なミスが見つかることもあります。授業中に生徒から「先生、ここ漢字違います」と指摘され、顔が真っ赤になる。

一度のミスならまだしも、それが内容に関わる重要な部分だと、説明をやり直さなければなりません。配布した後に気づいても、もう手遅れですよね。

忙しい実習期間中、細かいチェックを怠ってしまうのは、わりとよくある「痛い失敗」の一つです。

【研究授業】プレッシャーで頭が真っ白になり練習通りにできない

実習の集大成である研究授業。多くの先生に見守られる中での授業は、普段の何倍ものプレッシャーがかかります。

ここで「練習ではできていたのに」という失敗が多発します。

  • 言葉が出てこない
  • 指導案を忘れる
  • 生徒の反応が薄い
  • 時間の勘違い

プレッシャーは人を狂わせます。普段は明るい学生でも、研究授業の独特な空気感に飲まれてしまうことは少なくありません。

でも、それは一生懸命な証拠でもあります。

多くの先生に見られている緊張で足が震える

教室の後ろにズラリと並ぶ、現役の先生たち。その視線を感じるだけで、用意していたセリフがどこかへ飛んでいってしまいます。

喉がカラカラになり、声が上ずってしまう。そんな自分を客観的に見て、さらに焦るという悪循環です。

練習通りにやらなきゃ、と思えば思うほど、体は思うように動かなくなります。完璧を目指しすぎるあまり、ちょっとした生徒の反応のズレに対応できなくなるのも、この時期特有の失敗ですね。

生徒の鋭い質問に答えられずフリーズする

研究授業に限って、普段は静かな生徒が「先生、これはどうして?」と予想外の質問をしてくることがあります。教材研究を完璧にしたつもりでも、その角度からの質問は考えていなかった。

そんな時、教室全体があなたの回答を待つあの静寂。一秒が一年にも感じられるような時間の中で、何も言えずに立ち尽くしてしまう。

知識の浅さを露呈したようで、自分を責めてしまう瞬間ですが、これもまた実習のリアルな一幕です。

【生活面】多忙による睡眠不足での遅刻や体調不良

教育実習は、大学生が経験する中で最もハードな日々の一つです。睡眠時間を削って指導案を書き、早朝から出勤する。

この生活リズムの崩れが、思わぬ失敗を招きます。

  • 目覚ましに気づかない
  • 授業中にあくび
  • 忘れ物が増える
  • メンタルダウン

体力には自信がある人でも、実習の疲労は別物です。精神的な緊張と肉体的な労働が重なることで、ある日突然、体が動かなくなることもあります。

指導案の修正が終わらず連日の徹夜

指導教官から「ここ、明日までに直してきて」と言われ、気づけば深夜3時。翌朝は7時には家を出なければならない。

そんな生活が続くと、思考能力は確実に低下します。頭が回らない状態で授業をしても、良いパフォーマンスができるはずがありません。

それどころか、通勤途中の事故や、学校での些細なミスにつながる危険もあります。頑張りすぎてダウンしてしまうのは、責任感が強い学生ほど陥りやすい罠なんです。

緊張の糸が切れて実習後半に高熱を出す

最初の1週間をなんとか乗り切り、少し慣れてきた頃にドッと疲れが出ます。週末に動けなくなり、月曜日の朝に震える手で学校に欠勤の連絡を入れる。

実習生にとって、欠勤は「単位が取れないかも」という恐怖と直結します。無理をして登校しても、フラフラの状態で授業はできません。

健康管理も実習の一部だと言われますが、この過酷なスケジュールの中で体調を維持するのは、正直至難の業ですよね。

失敗を防ぐために!実習前からできる万全の対策法

不安を解消する唯一の方法は、徹底的な準備です。結論から言うと、私は実習を成功させるために「事前のイメージトレーニング」を最優先することをおすすめします。

理由は、不安の正体は「何が起きるかわからないこと」だからです。具体的な対策を立てて、心の余裕を作りましょう。

徹底した教材研究と「予備の問いかけ」を含めた指導案作成

指導案は単なる「授業の台本」ではありません。生徒とのやり取りをシミュレーションするための地図です。

これを作り込むことで、授業中のパニックを劇的に減らせます。

  • 時間配分を細かく
  • 発問を3パターン用意
  • 生徒の誤答を予想
  • 板書計画をビジュアル化

この4つに気をつけるだけで、授業の安定感は格段に増します。特に「生徒がこう答えるだろう」という予想を複数持っておくことが、心の支えになります。

「時間が余った時」と「足りない時」の削り場所を決めておく

授業は生き物ですから、計画通りに進まないのが当たり前です。だからこそ、事前に「もし時間が足りなくなったら、この説明は省いてプリントで対応しよう」「時間が余ったら、この発展的なクイズを出そう」と決めておきましょう。

指導案の余白に、青ペンで削る場所、赤ペンで足す場所をメモしておくだけで、授業中の焦りが消えます。落ち着いて時計を見て、あらかじめ決めておいた「Bプラン」に切り替える。

これができるだけで、授業の質は保たれます。

板書計画は実物大の紙に一度書いてみる

ノートに書くのと、黒板に書くのでは、感覚が全く違います。実習前に、家で新聞紙や大きな模造紙を黒板に見立てて、実際にチョーク(やペン)で書いてみてください。

文字の大きさや、配置のバランス、書くのにかかる時間などが体感できます。板書に手間取ると生徒の集中力が切れてしまうため、この練習は意外と馬鹿にできません。

書く内容を絞り込み、視覚的にわかりやすい構成を頭に叩き込んでおきましょう。

持ち物チェックリストの作成とICT機器の事前動作確認

忘れ物や機器のトラブルは、確認作業だけで100%防げます。自分を信じすぎず、システムとしてチェックする仕組みを作りましょう。

  • 変換アダプタの種類
  • USBメモリの読み込み
  • プリントの予備10枚
  • 予備の筆記用具

忘れ物一つでその日のメンタルが崩壊することもあります。前日の夜に、このリストを見ながらカバンに詰め込む習慣をつけましょう。

予備のプリントを持つ心の余裕も大事です。

全く同じ環境で一度は接続テストを行う

可能であれば、実習が始まる前や放課後の空き時間に、実際に授業を行う教室で機器を動かするのがおすすめです。自分のパソコンと学校のプロジェクターは本当につながるか、音声はスピーカーから出るか。

家では動いても、学校の古い設備では動かないなんてことは日常茶飯事です。もし不具合があれば、その場で先生に相談できます。

この「一度試した」という事実が、本番での自信につながるんです。

アナログな「紙の指導案」を常に手元に置く

タブレットに指導案を入れている人も多いですが、バッテリー切れやフリーズの可能性を考えると、紙の指導案は最強のバックアップです。重要なポイントにはマーカーを引き、パッと見て次にやるべきことがわかるようにしておきましょう。

万が一、ICT機器が全滅しても、紙の指導案とチョークさえあれば授業は続けられます。「最悪、これがあれば大丈夫」というお守りを持つことで、機械トラブルへの恐怖心は和らぎます。

指導教官との積極的なコミュニケーションと「報連相」の徹底

実習校での生活を円滑にするカギは、指導教官との関係性です。実習マニュアルを隅から隅まで暗記するという選択肢も考えられますが、今回は外しました。

理由は、現場ではマニュアルにないことばかり起きるからです。それよりも、目の前の教官と対話する力を磨く方が、結果的にトラブルを回避できます。

  • 疑問はその日のうちに
  • 指示には即返事
  • 失敗は隠さず報告
  • 感謝を言葉にする

指導教官は、あなたの味方です。でも、あなたが何を考えているかわからなければ、助けることもできません。

自分から心を開くことが、実習をスムーズに進めるコツです。

「お忙しいところ恐縮ですが」を枕詞に質問する

先生たちが忙しいのは事実ですが、実習生を指導するのも彼らの仕事です。質問に行くタイミングを計りすぎて機会を逃すのが一番もったいない。

朝の打ち合わせ前や、放課後の事務作業中など、少し落ち着いたタイミングを見計らって声をかけましょう。具体的な質問(例:「今日の授業の導入、生徒の反応が薄かったのですが、どうすれば良かったでしょうか?」)を持っていけば、先生もアドバイスしやすくなります。

この積み重ねが、信頼関係を作るんです。

毎日1つは「今日の気づき」を共有する

日誌を書くだけでなく、口頭で「今日は〇〇さんのこういう姿を見て感動しました」といったポジティブな報告をするのがおすすめです。あなたが学校現場で何を感じ、何を学ぼうとしているかが伝わると、先生たちもより親身になってくれます。

実習生は「評価される側」だと思って萎縮しがちですが、実は「一緒に教育を考える仲間」として迎えられています。その意識を持つだけで、職員室での居心地が驚くほど変わりますよ。

規則正しい生活習慣の確立とメンタルケアの意識

実習を最後まで完走するには、技術よりも体力が欠かせません。無理なスケジュールは必ずどこかで破綻します。

自分を労わる時間も、実習の一部として計画に組み込みましょう。

  • 0時までには寝る
  • 朝食は必ず食べる
  • 週末は完全に休む
  • 好きな音楽を聴く

睡眠時間を削って作った指導案よりも、しっかり寝てスッキリした頭で行う授業の方が、生徒には100倍伝わります。自分を追い込みすぎない勇気を持ってくださいね。

指導案作成の「締め切り時間」を自分に課す

凝り始めるとキリがないのが指導案ですが、「夜11時になったらパソコンを閉じる」と決めてしまいましょう。不完全な部分があっても、そこは翌朝早く起きて考えるか、学校に行ってから先生に相談すればいいんです。

徹夜でフラフラの状態で教壇に立つのは、生徒に対しても失礼なこと。プロの先生たちも、限られた時間の中で仕事を回しています。

その「時間の使い方」を学ぶのも、実習の大事な目的の一つなんですよ。

実習以外の悩みは一旦横に置く

就活や卒論、人間関係など、大学生には悩みが尽きませんが、実習期間中だけは「教育実習のことだけ考える」と決めてしまうのが楽です。脳のキャパシティには限界があります。

あれもこれもと欲張ると、パンクしてしまいます。実習が終われば、また元の生活に戻れます。

今は目の前の生徒、目の前の授業に全神経を集中させる。この「集中と選択」が、メンタルを安定させる一番の薬になります。

わりと、これができない人が多いんですよね。

もし失敗してしまったら?ピンチをチャンスに変えるリカバリー術

どれだけ準備しても、失敗は起こります。でも安心してください。

教育実習での失敗は、実は最大の学びのチャンスなんです。大切なのは、失敗した後にどう動くか。

ここで、私の考えが変わった経緯をお話しします。以前は、とにかく完璧な指導案を作ることが失敗を防ぐ唯一の方法だと思っていました。

でも、ある教育系のデータや現役の先生たちの話を見てから、考えが変わったんです。大事なのは『完璧さ』よりも『修正力』なんですよね。

失敗した瞬間に「あ、これでもうダメだ」と諦めるのではなく、そこからどう立て直すかを見せることこそ、教師としての資質が問われる場面なんです。

「失敗は当たり前」と捉え、素早く原因を分析してメモに残す

失敗した直後は落ち込みますが、そのままにしておくのが一番もったいないです。感情が冷めないうちに、なぜそうなったのかを客観的に振り返りましょう。

  • どこでズレたか特定
  • 生徒の表情を思い出す
  • 自分の言葉を振り返る
  • メモに書き殴る

「自分はダメだ」と責める時間は必要ありません。それよりも「あの時、こう言えば良かったかも」という改善案を1つ見つける方が、100倍価値があります。

メモは宝物になりますよ。

失敗した直後の「生の声」を記録する

授業が終わって職員室に戻るまでの数分間、あるいは休み時間の合間に、付箋や手帳に一言だけメモを残してください。「導入で話しすぎた」「〇〇さんの質問に答えられなかった」。

この生々しい記憶が、後の反省会ですごく役立ちます。時間が経つと、人間は失敗を美化したり、逆に過剰に落ち込んだりしてしまいます。

事実だけを淡々と記録することで、冷静な分析が可能になり、次の授業への具体的な対策が立てられるようになります。

失敗を「ネタ」にして教員同士の会話を広げる

失敗を隠そうとすると、表情が暗くなり、周りの先生も声をかけづらくなります。あえて「今日、こんな失敗をしちゃいました!」と明るく相談するのがおすすめです。

すると、ベテランの先生たちから「あぁ、俺も昔やったよ」「そういう時はこうするといいよ」と、教科書には載っていない貴重なアドバイスが次々と飛び出します。失敗を共有することで、職員室の人間関係がグッと深まることも多いんです。

ピンチを、ベテランの知恵を吸収する絶好の機会に変えてしまいましょう。

指導教官のアドバイスを素直に受け入れ、翌日の指導に即反映させる

実習生の最大の武器は「素直さ」です。指摘されたことをすぐに実行に移す姿勢は、指導教官にとって最も評価したいポイントになります。

  • メモを取りながら聞く
  • 分からないことは質問
  • 翌日の目標に設定
  • 実行した結果を報告

「昨日の指摘を心がけて、今日はこう変えてみました」という報告を受けて、嬉しくない指導教官はいません。成長しようとする姿勢を見せることが、何よりのリカバリーになります。

指摘されたことを「翌日の1限目」から試す

アドバイスをもらったら、それを寝かせてはいけません。たとえ小さなこと(例:板書の文字を大きくする、机間巡視の回数を増やす)でも、翌日の最初の授業からすぐに取り入れてみてください。

そのスピード感こそが、あなたの「学びたい」という熱意の証明になります。一度指摘されたことを二度繰り返さない。

これだけで、実習生としての評価はうなぎ登りです。完璧にできなくてもいいんです。

「やろうとしている」ことが伝わることが大事なんです。

反論したくなってもまずは「はい」と受け止める

自分なりに意図があってやったことを否定されると、つい言い訳をしたくなるかもしれません。でも、指導教官は数年、数十年という経験に基づいた視点でアドバイスをしています。

まずはその指摘を丸ごと受け止めてみましょう。自分のこだわりを一度捨てて、プロの視点に自分を合わせてみる。

そうすることで、今まで見えていなかった教室の風景が見えてくることがあります。自分の殻を破るチャンスだと思って、まずは「はい、やってみます」と言ってみることです。

ミスを引きずらず、生徒に対して誠実かつ笑顔で向き合い続ける

授業で失敗しても、生徒との関係が終わるわけではありません。むしろ、失敗した後のあなたの振る舞いを、生徒はよく見ています。

誠実な対応が信頼を生みます。

  • 暗い顔を見せない
  • ミスは素直に謝る
  • 休み時間は笑顔で
  • 生徒の名前を呼ぶ

生徒は、先生の完璧な授業よりも、自分たちのことを一生懸命考えてくれる姿勢を求めています。授業のミスを休み時間まで持ち込まない。

切り替えの早さが、プロへの第一歩です。

「ごめん、さっきの説明わかりにくかったよね」と正直に伝える

授業中にグダグダになってしまったら、次の時間や休み時間に、生徒に正直に話してみるのも一つの手です。「昨日は緊張してうまく言えなかったんだけど、本当はこういうことが伝えたかったんだ」と。

誠実に謝り、リベンジしようとする先生の姿を見て、生徒は「この先生、一生懸命だな」と感じてくれます。完璧な聖人君子を演じる必要はありません。

一人の人間として、誠実に生徒と向き合う。その姿勢が、結果的にクラスの空気を温かくし、あなたの授業を支えてくれるようになります。

授業以外の時間で挽回する意識を持つ

もし授業がうまくいかなくても、給食の時間や清掃の時間、部活動の時間など、生徒と関わるチャンスは他にもたくさんあります。そこで積極的に声をかけ、生徒一人ひとりの良さを見つける努力をしましょう。

授業で見せる顔とは違う、あなたの「人間味」が伝われば、生徒は次の授業でもっと協力してくれるようになります。教育は授業だけで完結するものではありません。

トータルで生徒と信頼関係を築く。そう考えれば、一度の授業の失敗なんて、長い実習期間のほんの一部に過ぎないと思えてきませんか?

不安を自信に変える!教育実習を成功させるためのマインドセット

ここからは、少しリラックスして読んでくださいね。実習を乗り切るために必要なのは、鋼のメンタルではなく「しなやかな考え方」です。

ここはシンプルにいきます。細かい理論は省いて、あなたが明日から少しでも前向きになれるような、心の持ち方をお伝えします。

完璧主義を捨て「教わる立場」であることを忘れない

実習生が一番苦しむのは「完璧な先生にならなければならない」という思い込みです。でも、あなたはまだ学生。

失敗して当たり前、できなくて当たり前の立場なんです。

  • 失敗は学習の一部
  • 評価より成長を重視
  • 分からないは恥じゃない
  • 素人であることを認める

この意識を持つだけで、肩の力がフッと抜けるはずです。完璧を目指すのをやめた瞬間、不思議と授業もスムーズに回り始めることがあります。

ありのままの自分でぶつかりましょう。

「今の自分にできること」だけに集中する

ベテランの先生のような流れるような授業、生徒を惹きつけるすごいような言葉。そんなものを最初から求めてはいけません。

今のあなたにできるのは、丁寧に教材を読み込み、生徒の名前を一人でも多く覚え、笑顔で挨拶すること。それだけです。

背伸びをしても、生徒にはすぐに見透かされてしまいます。等身大の自分で、精一杯やる。

その姿こそが、実習生に求められている最も尊い姿なんです。できないことを嘆くより、できることを積み重ねていきましょう。

失敗を見せることで生徒との距離が縮まることもある

意外かもしれませんが、先生のちょっとした失敗や弱音は、生徒にとって親近感の源になります。「先生も緊張するんだ」「先生も悩むんだ」と知ることで、生徒はあなたを一人の人間として身近に感じるようになります。

もちろん、わざと失敗する必要はありませんが、失敗した時に「あちゃー、やっちゃった」と笑えるくらいの余裕があると、教室の雰囲気はとても良くなります。完璧な壁を作るのではなく、生徒が入り込める隙間を作る。

そんな意識でいると、実習がグッと楽しくなりますよ。

現場のプロも失敗を経験して成長していることを知る

今、目の前で颯爽と授業をしている先生たちも、かつてはあなたと同じ実習生でした。そして、今でも毎日試行錯誤し、失敗を繰り返しながら教壇に立っています。

  • 先生も毎日悩んでいる
  • 昔の失敗談を聞いてみる
  • 完璧な先生はいない
  • 経験が自信を作る

先生たちの「昔の失敗談」を聞いてみてください。きっと、今のあなたよりもずっと派手な失敗をしているはずです。

それを乗り越えて、今の姿がある。そう思うと、勇気が湧いてきませんか?

職員室の先生たちを「未来の自分」として眺める

先生たちは、あなたの数年後の姿かもしれません。彼らがどうやってトラブルを処理し、どうやって生徒と向き合っているか。

それを観察するのも実習の醍醐味です。授業の技術だけでなく、休み時間の過ごし方や、保護者への対応、事務作業の進め方など、盗める技術は山ほどあります。

あなたは今、最高の「職業見学」をしている最中なんです。そう考えれば、一つひとつの出来事がすべて貴重な教材に見えてくるはず。

失敗も含めて、すべてを吸収してやりましょう。

先生たちの「失敗への向き合い方」を観察する

プロの先生だって、授業が盛り上がらなかったり、生徒とぶつかったりすることはあります。でも、彼らはそこからどう立て直しているでしょうか。

授業の途中で軌道修正したり、次の時間にフォローを入れたり。その「リカバリーの技術」こそが、真のプロの技です。

成功している姿だけでなく、苦戦している時にどう振る舞っているか。そこに注目してみると、教育の奥深さと、自分も成長できるという希望が見えてくるはずです。

自分の強みを活かした「自分らしい授業」を一つでも見つける

実習の最後に「自分はこれが得意かも」という小さな自信を一つ持ち帰ってください。それは、授業の技術である必要はありません。

あなたの個性が輝く瞬間を探しましょう。

  • 笑顔だけは負けない
  • 生徒の話をじっくり聞く
  • 板書が丁寧
  • 準備がマメ

何か一つ、これだけは誰にも負けないというものを持ってください。それがあなたの「教師としての核」になります。

実習期間中に、自分でも気づかなかった魅力が見つかるはずです。

「自分にしかできない話」を授業に盛り込む

教科書の内容を教えるだけなら、誰でもできます。でも、あなたの大学での研究内容や、趣味、これまでの経験を絡めた話は、あなたにしかできません。

生徒は、そんな「先生自身の言葉」に最も強く反応します。たとえ短いエピソードでも、自分の熱量が乗った話ができれば、それは立派な「自分らしい授業」です。

一つでも生徒の心に残る瞬間を作れたら、その実習は大成功。自信を持って、あなたの色を教室に広げてみてください。

生徒からの「ありがとう」や笑顔を心の支えにする

実習中、辛いことがあっても、生徒が見せてくれた笑顔や、ふとした時にかけてくれた「先生、今日の授業楽しかった」という言葉を思い出してください。それこそが、あなたが実習を頑張る最大の理由であり、価値です。

指導教官の厳しい指摘よりも、生徒の小さな反応を信じてください。あなたは、誰かの人生に影響を与える素晴らしい仕事に挑戦しているんです。

その誇りを胸に、最後まで自分らしく駆け抜けてくださいね。

まとめ

教育実習は、確かに不安でいっぱいの数週間かもしれません。でも、この記事で紹介したような失敗やトラブルは、誰もが通る道です。

完璧にやろうとしなくて大丈夫。失敗しても、それを糧にして立ち上がる姿を生徒や先生たちは見ています。

徹底した準備と、素直な心、そして少しの勇気があれば、あなたは必ずこの試練を乗り越えられます。

正解は人それぞれだと思います。ただ、この記事が判断材料の1つになれば、それで十分です。

あまり自分を追い詰めすぎず、時には「なんとかなるさ」という気持ちで、目の前の生徒たちとの時間を大切にしてください。実習が終わった時、あなたは今よりもずっと逞しく、輝いているはずです。

私の経験がすべてではないので、他の情報も見比べてみてくださいね。以上です。

何か1つでも参考になっていれば幸いです。

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