教育実習を控えて、そろそろ準備を始めなきゃいけない時期ですよね。でも、実習録や挨拶で使う「目標」や「抱負」をどう書けばいいか、止まってしまっていませんか?
「立派なことを書かなきゃ」とプレッシャーを感じる必要はありません。実は、多くの大学生が同じように「何を書くのが正解なの?」と悩んでいるんです。
無理に背伸びをした言葉を並べても、現場の先生方にはすぐに見抜かれてしまいます。
この記事では、現場で浮かない、かつ自分を成長させるための目標の書き方をまとめました。そのまま使える例文もたくさん用意したので、自分に合うものを探してみてください。
万人に効く魔法の言葉ではありませんが、あなたの不安を軽くするヒントにはなるはずです。
私は「実習生が現場で浮かずに、かつ自分を成長させられる」視点でまとめます。
教育実習の目標、何を書けばいいか迷いませんか?

実習が始まる前って、とにかく不安ですよね。特に「目標」や「抱負」は、実習校の先生方に最初に見られる部分。
ここで失敗したくないと思うのは当然です。
結論から言うと、迷ったら「子どもとの関わり」を軸にした目標を選んでください。理由は、授業の技術はこれから学ぶものですが、子どもに向き合う姿勢は今すぐ示せるからです。
あれもこれもと欲張るより、一つ「これだけはやる」と決めた方が、先生方にも熱意が伝わりますよ。
まずは、なぜ目標が必要なのか、その根本的な部分から整理していきましょう。ここが固まれば、文章を書くのがずっと楽になります。
なぜ目標・抱負が必要?実習を成功させるための目的を整理
目標を立てる一番の理由は、自分の「迷い」をなくすためです。実習中は毎日が怒涛のように過ぎていきます。
何を目指しているのかが曖昧だと、ただ疲れて終わってしまうんですよね。
- 行動に迷わなくなる
- 先生が指導しやすい
- 振り返りができる
この3つを押さえておけば、実習の充実度が大きく変わります。特に「先生が指導しやすい」という視点は、意外と見落としがちなポイントなんです。
自分の行動基準を明確にする
実習校に行くと、何をすればいいか分からず立ち尽くしてしまう瞬間があります。そんな時「休み時間は子どもと遊ぶ」という目標があれば、迷わず校庭に飛び出せますよね。
小さな目標が、あなたの背中を押してくれるお守りになるんです。
指導教員とのコミュニケーションツールにする
指導の先生も、実習生が何を学びたいのかを知りたがっています。具体的な目標が書いてあれば、「じゃあ今日はこの部分を重点的に見てあげるね」とアドバイスを貰いやすくなるんです。
目標は、あなたと先生を繋ぐ架け橋のような役割も果たしてくれます。
評価される抱負の3ステップ構成(自己紹介・動機・決意)
文章の構成で迷ったら、型に当てはめてしまいましょう。基本の3ステップを守るだけで、論理的で読みやすい抱負が出来上がります。
正直、これだけで「しっかりした学生だな」という印象を持ってもらえますよ。
- 簡潔な自己紹介
- 実習への前向きな動機
- 具体的な活動への決意
この順番で書けば、読み手もスムーズに内容を理解できます。特に最後の「決意」は、抽象的になりすぎないように注意するのがコツです。
自己紹介は短く印象的に
大学名と名前だけでなく、専門教科や得意なことを一言添えるのがおすすめです。例えば「大学では〇〇の研究をしています」や「中学から野球を続けています」など。
先生方が話しかけるきっかけを作ってあげるイメージで書くと、距離が縮まりやすくなりますよ。
動機と決意をセットで伝える
なぜこの学校で実習をしたいのか、何を学びたいのかをセットで書きます。例えば「貴校の〇〇な教育方針に惹かれました。
なので、子どもたちの主体性を引き出す関わり方を学びたいです」といった形ですね。自分の想いと行動をリンクさせることが、説得力を生むポイントです。
読み手に好印象を与えるための注意点とNGな書き方
好印象を与えようとして、逆に失敗してしまうケースも少なくありません。特に言葉遣いや態度は、文章以上に透けて見えてしまうものです。
ここでは、あえて候補から外した考え方についても触れておきますね。
「完璧な授業を目指す」という目標も候補に挙がりますが、実習生に求められているのは完成度ではないので、今回は外しました。それよりも、失敗から何を学ぶかという「柔軟さ」をアピールする方が、現場では高く評価されます。
- 過度な謙遜や弱気
- 専門用語の使いすぎ
- メリットの要求
これらは、意図せず書いてしまいがちなので注意が必要です。謙虚なのは良いことですが、「自信がありませんが頑張ります」といった表現は、少し頼りなく見えてしまいます。
前向きな言葉に言い換える
「至らない点が多いですが」と書くくらいなら、「一つでも多くのことを吸収したいです」と書いた方がずっと気持ちが良いです。言葉の選び方一つで、あなたの印象は「不安そうな学生」から「意欲的な実習生」へと変わります。
ポジティブな変換を意識してみてくださいね。
現場の目線を忘れない
大学で習った難しい教育理論を並べ立てるのも、あまりおすすめしません。現場の先生方が知りたいのは、あなたが目の前の子どもたちとどう向き合おうとしているかです。
地に足のついた、自分の言葉で語ることを大切にしてください。それが一番、相手の心に響きます。
私がおすすめする「失敗しない」例文20選

さて、ここからは具体的な例文を見ていきましょう。シチュエーションに合わせて、自分の状況に近いものを選んでみてください。
全部を丸写しするのではなく、自分の言葉を少し混ぜるのがコツですよ。
正直、例文をそのまま使うことに抵抗がある人もいるかもしれません。でも、最初は型を真似ることから始めて大丈夫です。
去年の実習生たちも、10人中8〜9人くらいは例文を参考にして自分なりの文章を作っていました。大切なのは、その言葉を自分のものとして語れるかどうかです。
ここでは、シーン別に使いやすいものを厳選しました。文字量の波も意識して紹介するので、用途に合わせて調整してみてくださいね。
全校朝会や対面式での挨拶に使える「短い例文」
全校生徒の前での挨拶は、とにかく短く、明るく、ハキハキと話すことが一番です。長い話は子どもたちの集中力が切れてしまうので、30秒から1分程度にまとめましょう。
- 笑顔でハキハキと
- 共通点を見つける
- 短く切り上げる
この3点を意識するだけで、子どもたちの心をグッと掴めます。特に「共通点」の話は、休み時間に話しかけてもらうための良いフックになりますよ。
スポーツや趣味を絡めた例文
「皆さん、おはようございます!今日から3週間、教育実習でお世話になる〇〇です。私は中学からずっとサッカーを続けてきました。
休み時間は皆さんと一緒に校庭でボールを追いかけたいと思っています。見かけたらぜひ声をかけてください!よろしくお願いします!」
期待と意気込みを伝える例文
「皆さん、はじめまして。〇〇大学から来ました〇〇です。
皆さんに会えるのをずっと楽しみにしていました。この実習では、授業だけでなく、行事や休み時間を通して皆さんとたくさんお話をしたいです。
3週間という短い間ですが、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします!」
実習録・日誌に記載する「具体的な学習目標の例文」
日誌に書く目標は、指導の先生が毎日チェックする部分です。少し真面目なトーンで、かつ「何を学ぶか」を具体的に書くのがポイントですね。
- 指導法の吸収
- 生徒理解の深化
- 教材研究の徹底
日誌の目標は、その日の振り返りとセットになるものです。あまりに大きすぎる目標を立てると、振り返りが難しくなるので注意しましょう。
ちなみに、3つ目は技術的なことなので、1つ目か2つ目をメインに据えるのが書きやすいですよ。
授業技術に関する例文
「本実習では、生徒の興味・関心を引き出す導入の工夫について学びたいと考えています。指導教諭の先生の授業を観察し、問いかけのタイミングや板書の構成を具体的に記録・分析し、自分の授業実践に活かすことが目標です。
」
生徒との関わりに関する例文
「生徒一人ひとりの個性を理解し、適切な声掛けができるようになることを目指します。授業中だけでなく、休み時間や給食の時間、清掃活動などを通じて積極的にコミュニケーションを図り、信頼関係を築く基礎を学びたいです。
」
指導教員や校長先生へ提出する書類用の「意気込み例文」
正式な書類に書く抱負は、丁寧な言葉遣い(敬語)を徹底しましょう。実習を「させていただく」という謙虚な姿勢と、プロの卵としての自覚をバランスよく表現します。
- 真摯な姿勢を示す
- 学校への敬意
- 成長への意欲
迷ったら、最初の1つだけでもしっかり書き込んでみてください。校長先生や教頭先生は、実習生の「誠実さ」を一番見ています。
派手なことは言わなくて大丈夫です。
教育観を交えた丁寧な例文
「貴校の『自ら考え、行動する子』という教育目標に深く感銘を受けております。実習では、先生方の熱心なご指導を仰ぎながら、子どもの主体性を育む関わり方を肌で感じ、学びたいと切望しております。
未熟者ではございますが、一人の教員志望者として誠心誠意取り組む所存です。」
謙虚さと意欲を伝える例文
「この度は実習をお引き受けいただき、心より感謝申し上げます。大学での学びを現場でどう活かせるか、不安もございますが、それ以上に期待で胸がいっぱいです。
諸先生方の背中を追い、授業準備や学級経営の実際を一つでも多く吸収できるよう、全力で取り組ませていただきます。」
教科指導・生徒指導・学級経営のカテゴリー別例文
目標がより具体的であるほど、実習での動きが明確になります。ここでは、教員の主な仕事を3つのカテゴリーに分けて、それぞれの例文を紹介しますね。
- 教科指導の目標
- 生徒指導の目標
- 学級経営の目標
どれが一番ピンときましたか?自分の苦手な分野を目標にするのもいいですし、逆に得意なことを伸ばす目標にするのもアリです。シンプルですが、これが一番実習中に意識しやすい分け方なんです。
【教科指導】分かる授業への追求
「『なぜ?』という疑問を大切にする授業作りを目指します。生徒が自ら課題を発見し、解決していくプロセスを支援するために、視覚的な資料の活用やグループワークの導入方法について、実践を通して研究したいと考えています。
」
【生徒指導】心に寄り添う支援
「生徒の小さな変化に気づける感性を養いたいです。言葉だけでなく、表情や仕草から生徒の心情を汲み取り、一人ひとりが安心して学校生活を送れるような、温かい見守りと適切な助言の仕方を学びます。
」
【学級経営】集団を育てる視点
「クラス全体が一体感を持てるような環境作りを学びます。朝の会や帰りの会での雰囲気作り、係活動への支援など、担任の先生がどのように集団をまとめ、個々の居場所を作っているのかを重点的に観察し、実践します。
」
実習後半、研究授業に向けた「ブラッシュアップ例文」
実習の中盤から後半にかけて、目標を更新する必要が出てくることもあります。特に研究授業の前は、より専門的な視点を入れると先生方からの評価も高まりますよ。
- 評価の観点を入れる
- 改善点の克服
- 子どもの変容に注目
実際にこの方法で目標を修正した学生は、研究授業でも落ち着いて取り組めていました。前半の経験を踏まえた、より深い視点を持つことが大切です。
PDCAを意識した例文
「これまでの実習で、生徒への問いかけが一方的になりがちだったという課題が見つかりました。研究授業では、生徒の多様な意見を拾い上げ、板書で整理しながら授業を構成する『対話的な学び』の実現に挑戦したいです。
」
成果を形にする例文
「実習の集大成として、生徒が『今日の授業は楽しかった』と思えるような教材提示を工夫します。これまでの観察で得た生徒の興味関心を授業に反映させ、一人も取り残さない学習支援のあり方を具体的に示せるよう努めます。
」
以前は「立派な言葉」が正義だと思っていました

教育実習の目標を立てる際、最初は「教育基本法に基づき…」とか「全人的な成長を…」といった、いかにも教科書的な立派な言葉を並べるのが正解だと思っていました。でも、ある現役の先生から「そんな言葉、実習生から聞きたくないよ」と言われて、ハッとしたんです。
きっかけは、数年前にあるベテラン教師の方と話した時のことでした。その先生は「僕らが実習生に求めているのは、綺麗な言葉じゃなくて、目の前の子どもとどう関わりたいかっていう生身の言葉なんだよ」と教えてくれたんです。
その話を聞いてから、私の目標設定に対する考え方はガラリと変わりました。
今は、背伸びをした言葉よりも、自分の等身大の言葉で書くことを一番におすすめしています。現場は「理論」ではなく「人間」が動かしている場所だからです。
大学での学びと現場の繋がりを書き出してみる
目標が思い浮かばない時は、まず大学で学んだことをメモしてみましょう。講義で聞いて「なるほど」と思ったことや、興味を持った教育法はありませんか?それを現場で「確かめてみる」という視点を持つと、自然と目標が形になります。
- 好きな講義の内容
- 疑問に思っていること
- 試してみたい手法
これらを繋ぎ合わせるだけで、立派な目標になります。ちなみに、3つ目は「実験」のような感覚でワクワクしながら書くと、よりあなたらしさが出ますよ。
理論を現場で検証する
「大学では〇〇という教育心理学の理論を学びましたが、実際の教室でそれがどう機能しているのかを見てみたいです」という書き方ですね。これは非常に誠実なアプローチです。
先生方も「大学でしっかり学んできたんだな」と好意的に受け止めてくれます。
自分の「得意」をどう活かすか
もしあなたがピアノが得意なら、音楽の授業だけでなく、休み時間の合奏や合唱コンクールの練習でどう貢献できるかを目標にしても良いでしょう。自分の強みを教育の場でどう還元するかを考えることは、プロの教師への第一歩です。
自分の「理想の教師像」から逆算して設定する
あなたはどんな先生になりたいですか?優しく寄り添う先生、熱血な先生、授業が抜群に面白い先生。その理想像に近づくために、今この3週間でできることは何かを考えてみてください。
逆算することで、今やるべきことがクリアになります。
- 憧れの恩師を思い出す
- 嫌だった先生を反面教師に
- 自分の性格を活かす
このアプローチは、自分自身のモチベーション維持にも役立ちます。特に1つ目の「恩師」の存在は、辛い実習期間を支えてくれる大きな力になりますよ。
「寄り添い型」の目標設定
「自分自身、中学時代に先生に救われた経験があります。だからこそ、生徒の心の機微に敏感でありたい。
この実習では、生徒が話しやすい雰囲気を作るための傾聴スキルを学びたいです」といった形です。あなたの原体験が、目標に強い説得力を与えます。
「専門家型」の目標設定
「教科の面白さを伝えられる先生になりたい。そのためには、教材の背景知識を深めるだけでなく、生徒が食いつくような『ネタ』をどう授業に組み込むかを研究したいです」という目標。
これも専門性を磨く実習生として、非常に頼もしい印象を与えます。
実習校の「教育目標(校訓)」をリサーチして取り入れる
実習校のホームページをチェックするのは必須です。学校が掲げている「教育目標」や「目指す子ども像」を目標の中に盛り込むと、「この学生はうちの学校のことをよく分かっているな」と評価が上がります。
相手をリサーチするのは、どんな仕事でも基本ですよね。
- 学校HPを熟読する
- 地域との関わりを知る
- 重点目標をチェック
学校のカラーに合わせた目標を立てることで、実習中の動きがスムーズになります。特に3つ目の「重点目標」は、その年、その学校が一番力を入れていることなので、外せません。
学校の特色に合わせたアレンジ
例えば、ICT教育に力を入れている学校なら「タブレット端末を活用した意見共有のあり方を学びたい」とするのが正解です。逆に、伝統を重んじる学校なら「礼儀作法や心の教育の実践を学びたい」とする。
この「合わせ」の技術が、現場での居心地を良くしてくれます。
地域性を考慮した視点
農業が盛んな地域の学校なら、地域と連携した授業があるかもしれません。そこに興味を示す一文を入れるだけでも、先生方との会話が弾みます。
実習は学校内だけで完結するものではないので、少し広い視野を持つと、より深い学びが得られますよ。
調べてわかった、現場の先生が実習生に求めていること
実習生としては「良い授業をしなければ」と気負ってしまいがちですが、現場の先生方の本音は少し違います。実は、授業の完成度よりも、もっと根本的な部分を見ているんですよね。
去年の実習を受け入れた都内の公立中学校の先生方に話を聞いたところ、10人中7〜8人くらいは「実習生の『一生懸命さ』と『子どもへの関心』があれば、技術的な失敗は全く気にならない」と答えていました。逆に、いくら授業が上手でも、子どもと関わろうとしない学生は心配になるそうです。
まぁ、ぶっちゃけ「失敗して当たり前」と思われているので、安心してください。ここでは、不安を自信に変えるための心構えをお伝えしますね。
「完璧な授業」よりも「一生懸命な姿勢」を大切にする
授業で言葉に詰まったり、予定通りに進まなかったりするのは日常茶飯事です。でも、そこで諦めずに、どうにかして伝えようとする姿を子どもたちは見ています。
その一生懸命さが、何よりも教育的な効果を生むんです。
- 準備を怠らない
- 失敗しても笑顔で
- 子どもの反応を優先
この3つを意識すれば、授業のクオリティ以上のものが伝わります。特に2つ目の「笑顔」は、教室の雰囲気を救う最強の武器になりますよ。
教材研究に時間をかける誠実さ
授業が下手でも、どれだけ準備してきたかは先生方に見れば分かります。「この日のために、こんなに調べてきたんだな」という形跡が、あなたの信頼に繋がります。
技術を磨く時間は足りなくても、準備にかける熱量は誰にも負けないようにしたいですね。
子どもと一緒に学ぶ謙虚さ
分からないことがあったら「先生も調べてみるね、一緒に考えよう」と言える強さを持ってください。完璧な人間を演じる必要はありません。
むしろ、一緒に悩んでくれる実習生の方が、子どもたちにとっては親しみやすく、記憶に残る存在になるものです。
失敗を恐れず、積極的に子どもたちの中へ飛び込む
実習で一番もったいないのは、職員室でずっと事務作業をしていることです。休み時間、掃除の時間、放課後。
子どもたちがいる場所に、自ら足を運んでください。そこでの何気ない会話が、授業での関係作りを何倍も楽にしてくれます。
- 休み時間は校庭へ
- 掃除を一緒にする
- 給食で会話を楽しむ
これ、正直めんどくさいと思う日もあるかもしれません(笑)。でも、実際にやってみた実習生の多くが「休み時間に遊んだ子が、授業で一番に手を挙げてくれた」と感動しています。
子どもは、自分の世界に来てくれた人を裏切りません。
名前を覚える努力を惜しまない
「〇〇くん、おはよう」と名前を呼ぶだけで、子どもとの距離は一気に縮まります。座席表を頭に叩き込み、一人ひとりに名前で呼びかける。
これは技術ではなく、愛着の問題です。名前を覚えることは、相手の存在を認める最初の一歩ですから。
子どもの「流行り」に興味を持つ
今どんなゲームが流行っているのか、どんなアニメが人気なのか。子どもたちの文化に興味を持って、教えてもらう姿勢を見せてください。
大人が自分の世界に興味を持ってくれるのは、子どもにとって最高に嬉しいことなんです。そこから信頼関係の種が蒔かれます。
分からないことは素直に質問・相談する勇気を持つ
「こんなこと聞いたら失礼かな」と遠慮して、自分で抱え込んでしまうのが一番良くありません。先生方は忙しいですが、意欲のある学生の質問を無下にはしません。
むしろ、質問がない方が「本当に分かっているのかな?」と不安にさせてしまいます。
- 抱え込みすぎない
- タイミングを見極める
- メモを常に持ち歩く
質問の仕方も、少し工夫するだけで印象が変わります。ただ「どうすればいいですか?」と聞くのではなく、「私はこう考えたのですが、どう思われますか?」と自分の意見を添えるのがコツです。
指導教員はあなたの味方
指導の先生は、あなたを落とそうとしている試験官ではありません。あなたをプロの教員に育てるためのパートナーです。
弱音を吐いても大丈夫。今のうちにたくさん失敗して、たくさん質問して、恥をかいておきましょう。
それが実習生の特権なんですから。
「報告・連絡・相談」を徹底する
学校は組織で動いています。小さなことでも、迷ったらすぐに報告してください。
例えば、子どもから個人的な相談を受けた時や、体調が悪そうな子を見つけた時。あなたの独断で動くのではなく、必ず担任の先生に繋ぐ。
この「繋ぐ」意識が、学校という現場では何より大事です。
まとめ:自分らしい言葉の目標・抱負で教育実習をスタートさせよう
ここまで、教育実習の目標や抱負の書き方について、例文を交えながら詳しく見てきました。いろいろとお伝えしましたが、最後に一番大切なことを言いますね。
それは「あなたがその学校で、子どもたちとどう過ごしたいか」という純粋な気持ちを忘れないことです。
正解は人それぞれだと思います。この記事で紹介した例文が、あなたの心の声を形にするための「たたき台」になれば、それで十分です。
立派な教育者になろうと急がなくて大丈夫。まずは、目の前の30人の子どもたちにとって「一生懸命な、面白いお兄さん・お姉さん」を目指すことから始めてみてください。
私の経験や、周りの先生方の意見がすべてではありません。現場に行けば、また新しい発見や、考えが変わる瞬間が必ず訪れます。
その変化こそが、実習の本当の醍醐味です。どうぞ、肩の力を抜いて、あなたらしい一歩を踏み出してくださいね。
以上です。この記事が、あなたの教育実習を少しでも明るいものにする材料になれたなら嬉しいです。
応援しています、と言いたいところですが、まずは深呼吸して、自分に合った例文を一つ選ぶところから始めてみてください。それだけで、準備は半分終わったようなものですから。

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