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地方私立高校教師の生活は大変?常勤と専任の講師の不安な夜を語る・・

私立高校の教員の給料は、公立高校の給料に準じるように一応は決まっています。
しかし、決まっているだけで各学校独自の給料システムがあるのです。


満足の行く収入は、学校経営がうまく行っているかどうかに大きく左右します。


特に、地方の私立高校は生徒募集も大変な状況です。


今後も安定して入学者が入るかどうかです。


不安定な地方の私立高校の生活は高校教員とどのように違うのか。収入と待遇の面から見ていきます。

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専任と全く変わらない常勤講師の仕事の実態

あまり違いが分からない方にお伝えすると、常勤講師とはいわゆる契約社員のようなもので、待遇は専任講師=正社員と講師と変わらないということになっています。


しかし、実際問題、地方の私立の常勤講師の給料は、専任教諭の8割から9割の収入です。

学校によっては、講師の間はずっと固定の20数万です。


ただ、仕事内容は常勤でも非常勤でも変わらずクラス担任を持ちます。

経験があろうがなかろうが初年度からお構いなしです。コレがかなりきついです。

常勤講師はあまりものの部活担当になる


非常勤講師も部活動も当たり前に持ちます。しかも、専任教諭が持ちたくない余りものの部活です。

実績が上がっても給料に結びつかない部活。体力が必要で遅くまで夜の練習がある部活などが割り当てられます。


経験がある内に関わらず、ある程度は指導はをしなくてはいけません。

中高一貫の私立の部活顧問はさらに大変


中高一貫校になると中学高校と一緒に部活を見ることもあります。

すると、中学の大会も高校の大会も休日に引率をするのです。当然、書類処理も増えていきます。

休日も返上、手当なし、そんな生活が続きます。

 

受験指導や休日補習も常勤講師には周ってくる




受験指導のある学校ならば、授業以外の補習などもあります。時間の束縛を最大限にされながらも、結果を求められるのです。


結果を出すために、自分の時間や家族との時間などが犠牲になることも多々あります。

それでも、業務をこなせば、専任教諭になれる!いつか認められて安定職つくことができる・・。


そんな目標が心の支えになるのです。

でも、実際は・・・・使い勝手のよい非常勤として30代、40代以上まで使われ続ける講師が多いのです。

使い捨ての常勤講師の待遇が改善されない理由


この常勤講師の高齢化問題は、ここ数年間で一気に問題化してきました。昔であれば、常勤講師から専任教諭になる事が当たり前でした。


一定の期間を常勤講師で過ごして、そのまま専任教諭(正社員)になるのです。


しかし、少子高齢化で今までのシステムが崩壊し、常勤講師を長年行う学校がかなりの数あったのです。


特に、生徒集めが難しく、経営が厳しい学校は、長年常勤講師のままでした。


専任の数を固定し、後は常勤講師で穴埋めです。


そんな常勤講師のあり方に、規制が入り3年任期の後に、専任へ雇用されるようになりました。
でも、3年待てば必ず正社員になれるわけではありません。


前置きもなく「任期切れなので」と一言で、来年度の話がなくなるのです。


任期の切れるので、法律上は何も問題はありません。


しかし、来年度の採用がどうなるかくらいは、生活があるのですから、早めに教えるべきだと思います。


ただ、学校側にしてみたら、任期切れだから正当だという理由を付けらえてしまいます。


3年間がばって自分を犠牲にしても、何も報われない人もいるのです。

制度上の任期で任された教師過ぎないので、年を取るにつれて、どこにもやり場がなく不安な夜を過ごす羽目になります・・・。

運良く専任になれたとしても、報われないこともある

実は、私立高校は専任になったらもっと悲惨ということもあるので注意が必要です。

昔なら、専任になると、給料も上がり職業としても安泰でした。

しかし、それは今の50代くらいの人までだと思います。


少子化が加速している地方では、専任になっても収入面は悲惨な状況が続いており、改善策がみえていません。

実際問題、専任がが常勤講師よりも手取りが下がる学校もあるのです。


私の学校では、常勤講師の間は、均一の給料でした。20数万円の基本給で仕事で何とかがんばってきました。


もちろん、最終的には専任になることを目指し部活や受験などの時間外労働も何とかこなしていました。


しかし、専任なり最初の給料を見るとなんと!20万を切った手取りでした・・。


常勤講師のときよりも手取りが下がってたのです。


学校側に理由聞くと、一般的には専任は身分の保証をし、経験年数を考慮して基本給は上がるシステムを採用していましたが、学校経営の悪化から、専任の給料は20%をカットだというのです。


しかも、今までの経験は関係なく、全員が新規採用者と同じ待遇になったのです。


「数年身を粉にして働き、ようやく正社員になれたのに、まさか大学の新規採用者と同じ給料になるなんて!?しかもカット!大卒の給料なの?と」と思いそうとう落胆しました。


カットされている分をは組合が何度も交渉に行きますが、結局は変わらないのです。私学の労働組合は公立と比べてそこまで強くありません。


そのため常勤講師の固定給のほうが手取りが上がってしまうというありえない逆転現象が起きてしまいました。

このようなケースもあるので今の学校の数値を冷静に判断して、転職するなり副業するなりして将来の生活に備えた方が良いと思うのです。

専任常勤講師という謎の職位がある学校もある


ある学学校は常勤講師として一年勤務すると、すぐに専任になれます。しかし、専任常勤講師っという特別な身分を作っていました。


その学校では、身分の保証はします。つまり任期切れはないのです。


常勤講師と同じ扱いでだけど、更新しなくても良い立場を作ったのです。このようなポジションを作れるのが私立高校の特徴です。

常勤講師の給料で、専任に扱いするのです。


一見いいように見えますが、任期切れの心配はありませんが、給料の締付けがあるのです。これは3年後に見切りをつけて学校を辞めてしまう教師を食い止める策なのかもしれません。

学校経営者の話では勤務態度によって、専任教諭になるという話でした。


しかし、その制度を作り10年経っても専任教諭になる人は誰もいないのです・・・。


そして給料をおさえたまま、本来の専任教諭よりも20%くらいの安い給料で雇うのです。

すでに専任の教諭である人が専任常勤講師という職位を与えられ、給料の上限を下げられたのです。


その結果本来、最後は50万を超える基本給が40程度に抑えられるようになり、生涯年収、退職金が下げらました。



実際私立学校によっては、賞与がない学校もあるのです。あっても冬だけ1ヶ月分などもあるので採用条件はきちんとチェックしてください。



なぜ、地方の私立は経営悪化し、教師の待遇が改善されないのか?


地方の私立高校は生徒募集が大変です。収入源になる生徒が来ないのです。

そのことが一番大きな理由になりがちです。


でも、実は学校側の借金問題があげられます。


突然給料を下げる学校は経営判断のミスによる施設投資の負債が大きく関係します。


生徒数が多かった時代は豪華な学食や化粧台のあるトイレなど、話題性のあるもので人を呼べた時代もありました。

ただ、莫大な予算を使って作った建てた校舎などが耐震を満たさなくなりました。


新校舎建のて替えにより、借金のために教員の給料をカットがおきています。


私立では経営者が学校の設備投資を責任負うため、借金をするときには、学校側は教員には何も内情はしらされません。


突然、新しくなった校舎を目の前にして、【このままでは借金が返せなくなる】
そのため教員の給料が払えなくなるので数年間、給料をカットすると言い渡されます。

私利私欲にくらんだ理事長がいる私学は大変・・


しかし、経営者は借金をする前ある程度見通しを立てて生徒募集状況とのバランスを取るべきで明日。

ある理事長は、教員の給料はカットしたにもかかわらず、自分の給料は上げたケースもあります。


それを知った組合といざこざがありニュースになった学校もあります。

経営者も学校を良くしようというよりも私利私欲なのです。

すべての学校でこのようなことが起きているとは言いません。しかし、こういう地方の私立高校は多いのです。

現実問題、良き時代の教員生活を送れるのは今の50代が最後でしょう。


それより若い世代は、正直収入面でも厳しいです。

しかも、休日返上、サービス残業で、家族を犠牲にする生活の上での収入です。

そして、犠牲のもとで、生活はどうなるのか?想像がつくと思います。

職場としての学校を選ぶときは、その学校の教員と話をすることです。待遇面での情報をきちんとキャッチしましょう。

それが本当に言いたいことです。



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