「母校が遠すぎて通えない…」「どうしてもこの地域で先生になりたい!」そんな思いで、母校以外での教育実習を考えていませんか?でも、いざ探そうとすると「母校以外は受け付けていない」という噂を聞いて、不安になっちゃいますよね。実は、母校以外で実習先を見つけるのは、正しい手順さえ知っていれば決して不可能ではないんです。
この記事では、母校以外で実習先をスムーズに見つけるための具体的なステップを、私の経験を交えて分かりやすくお伝えします。読み終わる頃には、次にとるべき行動がはっきり見えて、自信を持って電話をかけられるようになりますよ。
私は「現実に即した効率的な探し方」を優先して書いています。
母校以外で実習先を探すのって、実際どうなの?

教育実習といえば、自分の卒業した学校に行くのが当たり前だと思われがちですよね。でも、最近はあえて母校以外を希望する学生さんも増えているんです。
結論から言うと、私は母校以外で実習したいなら「公立校の公募枠」を第一候補にするのが最も確実だと断言します。理由は、個別の学校に電話しまくるよりも、自治体のルールに従う方が圧倒的に成功率が高いからです。
もちろん、母校以外での受け入れは簡単ではありません。学校側からすれば、知らない学生を受け入れるのはリスクもありますからね。
それでも、しっかりとした理由と熱意があれば、快く引き受けてくれる学校は必ずあります。まずは現状を正しく知ることから始めて、一歩ずつ進んでいきましょう。
最初の一歩は勇気がいりますが、大丈夫です。この記事を読み進めれば、何を準備すればいいかがすべて分かります。
まずは、母校以外を選ぶメリットと、学校側の本音について少し詳しく見ていきましょうね。
あえて母校を選ばないことで得られるメリット
母校以外で実習を行うことには、実はたくさんの良い面があるんです。一番のメリットは、自分が将来働きたいと考えている自治体で、現場の雰囲気を肌で感じられることですね。
- 志望地の教育傾向がわかる
- 新しい人間関係が築ける
- 客観的な視点で授業ができる
これらのメリットを活かすことで、教員採用試験に向けたモチベーションもぐんと上がります。特に志望自治体での実習は、面接での説得力を高める大きな武器になるんです。
将来の職場を先取りして体験できる安心感
自分が将来先生として立ちたい場所で実習ができるのは、本当に貴重な経験になります。その自治体がどんな教育方針に力を入れているのか、どんな子どもたちが通っているのかを直接知ることができるからです。
母校だとどうしても「元生徒」としての甘えが出てしまうこともありますが、新しい環境なら「一人の実習生」として、身の引き締まる思いで取り組めますよ。
「母校のやり方」以外の教育に触れる大切さ
一つの学校しか知らないよりも、複数の学校のやり方を知っている方が、教員としての幅が広がります。母校では当たり前だったルールが、他の学校では全く違うなんてことも珍しくありません。
違う環境に飛び込むことで、「なぜこの指導が必要なのか」をフラットな視点で考えられるようになります。これは、将来どんな学校に配属されても適応できる力を養うことにも繋がりますね。
「卒業生のみ」という学校が多い実情
厳しい現実ですが、多くの学校が「教育実習は原則として卒業生のみ」という方針をとっています。これには、学校側の負担や責任問題など、やむを得ない事情があるんです。
- 指導教員の負担が大きいため
- 実習生の身元保証が難しいため
- 受け入れ枠に限りがあるため
学校側もボランティアで実習生を受け入れているわけではないので、どうしてもゆかりのある学生を優先しがちです。でも、だからといって諦めるのはまだ早いですよ。
学校側が「知らない学生」を警戒する理由
学校にとって、実習生を受け入れることは大きな責任を伴います。卒業生であれば、過去の様子や人柄がある程度わかりますが、外部の学生さんは「どんな人か全くわからない」状態からのスタートです。
万が一、トラブルがあった時の対応などを考えると、どうしても慎重にならざるを得ないんですよね。だからこそ、外部から申し込むときは、人一倍礼儀正しく、信頼してもらえるような振る舞いが求められるんです。
受け入れ枠の争奪戦は1年以上前から始まっている
教育実習の枠は、実はかなり前から埋まっていきます。多くの学校では、実習を行う前年度の春から初夏にかけて内諾を出してしまうんです。
母校以外の学生が申し込もうとした時には、すでに卒業生で枠がいっぱい、ということも少なくありません。この「枠の少なさ」が、母校以外での実習を難しくしている最大の要因と言えますね。
早め早めのリサーチが、成功の鍵を握っているんです。
外部生を受け入れている学校を見極めるポイント
全ての学校が門前払いというわけではありません。中には、外部の学生を積極的に受け入れている学校や、特定の条件を満たせばOKという学校も存在します。
- 大学の附属校や提携校
- 教育実習の公募を行っている校
- 実習生の受け入れ数が多い校
こうした学校を効率よく見つけることができれば、実習先探しは一気に楽になります。HPに「卒業生以外も可」と明記されていることもあるので、隅々までチェックしましょう。
HPの「教育実習について」という項目を徹底チェック
気になる学校のホームページを開いたら、まずは「教育実習」に関する案内を探してみてください。そこに「本校の卒業生であること」という条件がなければ、チャンスはあります。
逆に「卒業生に限る」とハッキリ書いてある場合は、無理に問い合わせても断られる可能性が高いです。時間の無駄を省くためにも、まずはネットで公開されている情報をしっかり読み込むことが大事ですね。
教育実習に協力的な地域や学校文化を探る
地域によっては、自治体全体で「未来の先生を育てよう」という意識が高く、外部生を広く受け入れているところもあります。また、研究指定校になっている学校などは、常に新しい刺激を求めているため、意欲のある実習生を歓迎してくれることもあります。
こうした「受け入れに前向きな空気」を感じ取ることができれば、電話をかける際も少し気が楽になりますよね。先輩や先生からの口コミも、意外とバカにできない情報源になりますよ。
母校以外で教育実習先を見つけるための5つの手順

さて、ここからは具体的なアクションプランについてお話ししますね。母校以外で探すなら、行き当たりばったりは禁物です。
しっかりとした手順を踏むことで、相手の学校にも「この学生さんはちゃんとしているな」という安心感を与えられます。私がおすすめする5つのステップを、一つずつ丁寧に解説していきますね。
この手順通りに進めれば、大きな失敗は防げます。特に、最初のリサーチをどれだけ丁寧に行うかで、その後のスムーズさが全然違ってきますよ。
焦らずに、まずは土台作りから始めていきましょう。
それでは、最初の手順である「大学での調査」から見ていきましょう。実は、あなたの身近なところに一番のヒントが隠されているかもしれないんです。
手順1:大学の教職課程センターで過去の実績を調査する
まずは、自分の大学の教職課程センター(または教務課)へ足を運んでみましょう。ここには、過去の先輩たちがどこで実習を行ったかという貴重なデータが眠っています。
- 過去の外部実習先のリスト
- 大学独自の協定校の有無
- 外部実習の手続きルール
大学側も、学生が実習先探しで苦労しているのは分かっています。相談すれば、「この学校なら過去に外部生を受け入れてくれたよ」といった具体的なアドバイスをくれることも多いですよ。
先輩たちの足跡を辿るのが一番の近道
過去に自分の大学から実習生を受け入れた実績がある学校は、次も受け入れてくれる可能性が非常に高いです。学校側も「〇〇大学の学生さんなら、以前も丁寧だったし大丈夫かな」と安心してくれるんですよね。
教職課程センターにある「実習報告書」などを閲覧させてもらい、母校以外で実習した先輩がいないか探してみましょう。もし見つかれば、その学校はあなたの有力な候補リストに入ります。
大学が持っている「特別なルート」を確認する
大学によっては、特定の自治体や学校と「教育実習に関する協定」を結んでいる場合があります。この枠を使えば、個人でゼロから探す必要がなく、大学を通じてスムーズに実習先が決まることもあるんです。
自分で電話をかけ始める前に、まずはこの「おいしいルート」が自分に適用されないかを確認してください。知らないだけで、実は道が用意されていることもあるんですよ。
手順2:自治体の教育委員会HPで「公募枠」を確認する
大学での調査が終わったら、次は希望するエリアの教育委員会ホームページをチェックしましょう。実は、個別の学校ではなく、教育委員会が一括して実習生を募集しているケースがあるんです。
- 教育実習 受付
- 教育実習 公募
- 教育実習 申し込み
ちなみに、母校に直接乗り込んで交渉する方法もありますが、今の時代はルール違反になりかねないので今回は候補から外しました。まずは公式な窓口である教育委員会の情報を優先しましょう。
「一括受付」を行っている自治体はチャンス!
東京都や一部の政令指定都市などでは、教育委員会が窓口となって実習生を取りまとめていることがあります。この場合、個別の学校に電話をする必要はなく、教育委員会に書類を出して、そこから学校を割り振ってもらう形になります。
母校以外を希望する学生にとっては、これが一番公平で確実な方法です。ただし、申し込み時期がかなり早いことが多いので、見逃さないように注意してくださいね。
募集要項に書かれた「対象者」を細かく読む
公募枠がある場合でも、「その自治体の出身者に限る」といった条件がついていることがあります。また、「将来その自治体で教員になることを強く志望している者」という条件もよく見かけます。
自分がその条件に当てはまっているか、あるいは納得感のある説明ができるかをしっかり検討しましょう。条件さえクリアしていれば、教育委員会を通すのが最もスムーズなルートになりますよ。
手順3:希望エリアの学校HPで受け入れ条件をリサーチする
教育委員会の一括募集がない場合は、いよいよ個別の学校をリサーチする段階です。闇雲に電話をかけるのではなく、まずはHPで「勝算」があるかどうかを見極めましょう。
- 実習案内の有無
- 卒業生制限の有無
- 申し込みの締め切り日
この段階で、受け入れの可能性が低そうな学校をふるいにかけていきます。HPに丁寧な案内を載せている学校は、実習生を受け入れる体制が整っている証拠なので、狙い目ですよ。
「よくある質問」の中にヒントが隠れていることも
学校のHPには、教育実習専用のページがなくても、「よくある質問」の中に実習に関する記述があることがあります。そこに「外部生の方は〇月以降にお問い合わせください」といった、具体的な時期が書かれていることもあるんです。
こうした細かい情報を見落とさないことで、問い合わせる際の成功率がぐっと上がります。相手のルールを尊重する姿勢が、ここからもう始まっているんですね。
学校の教育目標や行事予定を把握しておく
電話をかける前に、その学校がどんなことに力を入れているのかを知っておくのはマナーの一つです。例えば「国際理解教育に力を入れている」学校であれば、自分の英語のスキルや海外経験を理由に繋げやすくなりますよね。
また、実習希望時期に行事(運動会や文化祭)が重なっていないかも確認しておきましょう。忙しい時期を避けて相談する配慮ができる学生は、先生方からも好印象を持たれます。
手順4:電話で受け入れ可否の問い合わせと内諾依頼を行う
リサーチが終わったら、いよいよ電話での問い合わせです。ここが一番の難関ですが、準備さえできていれば大丈夫です。
落ち着いて、丁寧な言葉遣いで話をしましょう。
- 大学名と氏名
- 実習の希望教科と時期
- その学校を志望する理由
電話一本であなたの第一印象が決まります。緊張するのは当たり前ですが、ハキハキと話すことを意識しましょう。
詳しいマナーについては後ほど詳しく解説しますね。
「教務主任」か「実習担当」の先生を呼び出す
電話がつながったら、まずは事務の方か電話に出た先生に「教育実習の受け入れについてご相談したいのですが、教務主任の先生か、実習担当の先生はいらっしゃいますでしょうか」と伝えます。いきなり本題に入るのではなく、まずは担当の方に繋いでもらうのがルールです。
もし不在の場合は、いつ頃ならお戻りかを確認して、こちらからかけ直すようにしましょう。相手の時間を奪わない配慮が大事です。
断られても「貴重なお時間ありがとうございました」を忘れずに
母校以外の場合、残念ながら断られることも多いです。でも、そこでガッカリして電話を雑に切ってはいけません。
「お忙しい中、ご検討いただきありがとうございました」と最後まで丁寧に挨拶しましょう。どこで誰が見ているか分かりませんし、何よりその丁寧な姿勢が、次の学校へ電話をかける時の自信に繋がります。
一つ断られたら「縁がなかっただけ」と割り切って、次へ進むメンタルも必要ですよ。
手順5:必要書類の送付と事前面談の実施
電話で「検討します」や「一度来てください」と言われたら、第一関門突破です!指示された書類を速やかに送り、面談に向けての準備を整えましょう。
- 大学発行の内諾依頼書
- 自己紹介書(履歴書)
- 実習への抱負を書いた作文
書類の提出期限は絶対に守りましょう。また、面談は実質的な採用試験のようなものです。
スーツをピシッと着こなして、誠実な態度で臨んでくださいね。
書類は「丁寧な字」で書くのが鉄則
今の時代、手書きの書類は減っていますが、教育現場ではまだまだ「字はその人を表す」と考えられています。自信がなくても、一画一画丁寧に書くことで、あなたの誠実さが伝わります。
誤字脱字は言語道断ですので、必ず下書きをしてから清書しましょう。また、封筒の宛名書きなども含めて、細部まで気を配ることで「この学生さんなら安心してクラスを任せられる」と思ってもらえますよ。
事前面談で「熱意」と「謙虚さ」をアピール
面談では、なぜ母校ではなくこの学校を選んだのか、実習で何を学びたいのかを自分の言葉で伝えましょう。背伸びをして完璧な自分を見せる必要はありません。
むしろ「未熟ですが、一生懸命学びたいです」という謙虚な姿勢が、現場の先生方には好まれます。質問されたら、相手の目を見てハキハキと答える。
当たり前のことですが、これが一番の合格への近道なんですよ。
母校以外を希望する際に準備しておくべき「納得感のある理由」

電話や面談で必ず聞かれるのが、「どうして母校じゃないの?」という質問です。ここで言葉に詰まってしまうと、「どこでもいいのかな?」と思われてしまいます。
相手を納得させるためには、嘘をつくのではなく、自分の状況をポジティブに伝える工夫が必要なんです。私が考える「納得感のある理由」の作り方を伝授しますね。
大事なのは、相手の学校を否定せず、自分の志望動機と結びつけることです。説得力のある理由があれば、外部生というハンデもプラスに変えることができますよ。
まずは、よくある正当な理由から整理してみましょう。
理由を考える作業は、自分自身のキャリアプランを見つめ直す良い機会にもなります。自信を持って答えられるように、しっかり準備しておきましょうね。
「母校が遠方・閉校」「志望自治体での実習」など正当な理由
まずは、物理的・客観的な理由がある場合です。これは非常に説明しやすく、相手の先生も「それなら仕方ないね」と納得してくれやすい理由ですね。
- 実家が遠く通学が困難
- 母校が閉校・統合された
- 志望自治体の教育を学びたい
特に「将来はこの地域で先生になりたい」という理由は、学校側にとっても嬉しい言葉です。未来の同僚候補として、温かく迎えてくれる可能性が高まりますよ。
「通学の負担」は正直に伝えてOK
実習期間中は、授業準備や校務で朝早くから夜遅くまで学校にいることになります。母校が新幹線を使うような距離にある場合、「実習に専念するために、現在の住居から通える本校を希望しました」というのは非常に現実的で納得感のある理由です。
無理をして遠くの母校に行き、体調を崩して実習を中断するリスクを考えれば、学校側も「通いやすさ」を重視する判断を理解してくれます。
「この学校の〇〇教育に惹かれた」という具体性
「ただ近いから」だけでなく、その学校独自の魅力に触れるとさらに良くなります。「HPで拝見した、ICTを活用した授業実践をぜひ間近で学びたいと思いました」といった具体的な理由は、先生方の心に響きます。
自分の専門教科と、その学校の特色がどうマッチしているかを言葉にしてみましょう。わざわざ選んでくれたという事実は、受け入れ側にとっても大きなモチベーションになるんです。
理由を伝える際にネガティブな表現を避けるコツ
母校に行きたくない理由が、もし「昔の先生が苦手だった」「母校の雰囲気が嫌い」といったマイナスなものだったとしても、それをそのまま伝えてはいけません。言葉をポジティブに変換するのが、大人のマナーです。
- ×母校が嫌い→〇新しい環境に挑戦したい
- ×先生が苦手→〇多様な指導法を学びたい
- ×楽をしたい→〇実習に集中できる環境を
嘘をつく必要はありませんが、相手が聞いていて「応援したくなる理由」に整えることが大事です。前向きな姿勢を見せることで、信頼を勝ち取りましょう。
過去ではなく「未来」に焦点を当てる
理由を話すときは、「母校がこうだったから」という過去の話よりも、「この実習を通してこうなりたい」という未来の話を多めにしましょう。例えば、「慣れ親しんだ母校ではなく、あえて新しい環境に身を置くことで、一人の教員志望者として自分を厳しく律したいと考えました」といった伝え方です。
これなら、母校を否定することなく、自分の意欲の高さを示すことができますよね。
「第一志望の自治体」であることを強調する
もし将来、その学校がある自治体で教員採用試験を受ける予定なら、それを最大の理由にしましょう。「〇〇市の教育方針に深く共感しており、ぜひ現場で学びたい」と伝えれば、それは立派な志望動機になります。
学校現場は、自分たちの地域の教育を担ってくれる若い力を求めています。その熱意が伝われば、外部生であっても「ぜひうちで!」と言ってもらえるチャンスが広がりますよ。
面談で聞かれやすい質問と回答の準備
面談では、志望理由以外にもいくつか定番の質問があります。不意打ちで焦らないように、あらかじめ自分なりの答えを用意しておくと安心ですね。
- なぜ教員を目指そうと思ったのか
- 部活動は何を指導できるか
- 自分の長所と短所は何か
これらの質問に対して、1分程度で簡潔に答えられるように練習しておきましょう。完璧な回答を目指すよりも、自分の言葉で一生懸命伝えることが何より大切です。
「教員になりたい理由」は体験談を添えて
「子どもが好きだから」という理由だけでは、少し物足りないかもしれません。自分が学生時代に先生に救われた経験や、ボランティアで子どもと接して感じたことなど、具体的なエピソードを添えてみてください。
体験談があることで、あなたの言葉にリアリティと重みが生まれます。先生方も「なるほど、そんな思いがあるんだね」と、あなたという人間に興味を持ってくれるはずです。
「部活動の指導」への意欲を見せる
中学校や高校の実習の場合、部活動の指導についても聞かれることが多いです。自分が経験してきたスポーツや文化活動があれば、積極的に伝えましょう。
もし未経験の分野であっても、「専門的な指導はできませんが、生徒の安全に配慮しながら、一緒に活動を盛り上げたいです」と前向きな姿勢を見せることが大事です。学校生活全体に関わろうとする意欲は、高く評価されますよ。
実習先への電話連絡で失敗しないためのマナーとトーク例
「電話をかけるのが一番怖い…」そう思う学生さんは多いですよね。でも、マナーさえ知っていれば、電話は決して怖いものではありません。
むしろ、電話での対応が素晴らしいと、それだけで「この子なら大丈夫!」と内諾に一歩近づけるんです。ここでは、失礼のない電話のタイミングや、具体的な話し方のコツを徹底解説します。
電話は、あなたの「声の履歴書」です。顔が見えない分、声のトーンや言葉遣いがすべての印象を決めます。
でも、難しく考える必要はありません。相手を思いやる気持ちがあれば、自然と丁寧な言葉が出てくるはずですよ。
それでは、具体的なポイントを見ていきましょう。
まずは、電話をかける「時間帯」から。学校という場所は一日のスケジュールが詰まっているので、かける時間を間違えると、それだけで迷惑になってしまうんです。
電話をかけるのに最適な時期と時間帯
学校には、電話をかけてもいい「ゴールデンタイム」があります。逆に、絶対に避けるべき時間帯もあるので、しっかり覚えておきましょう。
- 10:30〜11:30(中休み〜3限)
- 13:30〜15:30(午後の授業中)
- 16:30〜17:30(放課後)
朝の登校時間(8:00〜9:00)や給食・昼休み、掃除の時間は先生方が一番忙しい時です。この時間を避けるだけで、「この学生さんは学校の動きをよく分かっているな」と信頼されますよ。
行事の前後は避けるのが賢明
定期試験の期間中や、運動会・文化祭の直前・直後は、先生方の忙しさがピークに達します。そんな時に教育実習の相談をしても、落ち着いて検討してもらうのは難しいですよね。
学校のHPで年間行事予定を確認し、大きな行事がない週を狙って電話をかけるのがベストです。また、月曜日の朝や金曜日の夕方もバタバタしがちなので、火〜木曜日の日中が特におすすめですよ。
長期休業中の電話は慎重に
夏休みや冬休みは、先生方が会議や研修で不在にしていることが多いです。また、学校全体が閉庁日(休み)になっていることもあります。
長期休み中に電話をかける場合は、事前に閉庁日でないかを確認し、なるべく午前中の会議が始まる前の時間を狙うのがコツです。ただ、基本的には学期中の、先生方が日常の業務を行っている時期に連絡するのが一番スムーズですね。
担当者に好印象を与える電話の切り出し方
電話がつながった瞬間、何を言えばいいかパニックにならないように、トークスクリプトを用意しておきましょう。最初の数秒で、あなたの印象がほぼ決まります。
- 「お忙しいところ失礼いたします」
- 「〇〇大学〇年の〇〇と申します」
- 「教育実習のご相談で電話しました」
まずは「今、お時間よろしいでしょうか?」と相手の状況を伺う一言を添えるのが、デキる実習生の第一歩です。焦らず、ゆっくりと話すことを心がけてくださいね。
要件を簡潔に、かつ丁寧に伝える
「来年度の教育実習の受け入れをお願いしたく、お電話いたしました。私は本校の卒業生ではないのですが、どうしても貴校で実習をさせていただきたく…」というように、自分が外部生であることを早めに、かつ謙虚に伝えましょう。
隠して後からバレるよりも、最初に正直に伝える方が誠実な印象を与えます。その上で、「一度ご相談のお時間をいただけないでしょうか」とお願いする形をとるのがスマートです。
メモの準備は万全にしておく
電話をかける時は、必ず手元に筆記用具とメモ帳、そして自分のスケジュール帳を用意しておきましょう。担当の先生の名前、面談の日時、持参する書類など、聞き漏らしは厳禁です。
特に先生の名前は、漢字までしっかり確認してくださいね。後で書類を送る際などに間違えると大変失礼になります。
最後に「復唱させていただきます」と内容を確認する余裕があれば、もう完璧ですよ。
断られた場合の適切な対応と次への切り替え方
母校以外で探していると、残念ながら「今年は卒業生だけでいっぱいです」と断られることもあります。でも、それはあなたの人間性が否定されたわけではありません。
単にタイミングや枠の問題なんです。
- 「承知いたしました」と即座に受容
- 「ご検討いただき感謝いたします」
- 「失礼いたします」と静かに切る
断られた瞬間はショックですが、そこでの対応があなたの品格を決めます。食い下がって無理にお願いするのは逆効果ですので、潔く引き下がりましょう。
そして、すぐに次の候補校へ意識を切り替えることが大切です。
断られた理由を「データ」として蓄積する
もし可能であれば、「今後の参考にさせていただきたいのですが、外部生の受け入れは例年行っていらっしゃらないのでしょうか?」と優しく聞いてみるのも手です。「うちは完全卒業生のみなんだ」と言われれば、その地域の他の学校も同じ傾向かもしれませんし、「今年はたまたま枠が埋まった」と言われれば、他の学校にはチャンスがあるかもしれません。
この情報を集めることで、次の電話の作戦が立てやすくなりますよ。
「次がある!」と前向きに気持ちを切り替える
一本の電話で断られたからといって、世の中の全ての学校から拒否されたわけではありません。教育実習先探しは、ある種のマッチングです。
あなたにぴったりの、あなたを必要としてくれる学校は他に必ずあります。一度深呼吸をして、冷たい水を一杯飲んでから、次の番号をダイヤルしましょう。
その行動力こそが、将来先生になった時に困難に立ち向かう力になりますよ。応援しています!
どうしても実習先が見つからない時の対処法
「何校か電話したけど、全部断られてしまった…」「もう探すあてがない…」そんな状況になると、本当に絶望的な気持ちになりますよね。でも、安心してください。
まだ打てる手は残っています。一人で抱え込まずに、周りの力や少し視点を変えた方法を試してみましょう。
ここでは、行き詰まった時の「最後の切り札」についてお話しします。
実習先が見つからないのは、あなたの努力が足りないからではなく、単に運やタイミングの問題であることがほとんどです。だから、自分を責める必要はありません。
冷静に、次のステップへと進んでいきましょう。必ず道は開けますよ。
まずは、一番頼りになる「大学」に、もう一度しっかり相談することから始めてみましょう。大学側も、あなたが実習に行けないことは避けたいはずですからね。
大学の「一括依頼」や附属校への割り振りを相談する
自分で探すのが限界だと思ったら、早めに大学の教職課程センターに相談しましょう。大学によっては、どうしても見つからない学生のために、予備の枠を持っていたり、一括依頼という形で動いてくれたりすることがあります。
- 自分で何校に連絡したか伝える
- 断られた具体的な理由を報告する
- 「どこでも行きます」という覚悟
大学側も、あなたが「自分で努力した証拠」があれば、重い腰を上げて動いてくれます。附属学校がある大学なら、そこへの割り振りを検討してくれる可能性もありますよ。
「自力で探したプロセス」を詳細に伝える
相談に行くときは、電話した学校のリストと、それぞれの反応をまとめたメモを持参しましょう。「〇月〇日に〇〇中学校に電話しましたが、枠がいっぱいで断られました」と具体的に伝えることで、あなたの本気度が伝わります。
ただ「見つかりません」と言うよりも、大学の先生も「ここまで頑張ったなら、なんとかしてあげよう」という気持ちになりやすいんです。あなたの努力は、決して無駄にはなりません。
大学が持つ「最後の手段」を提示してもらう
大学と教育委員会、あるいは特定の学校との間に、長年の信頼関係がある場合があります。個人では門前払いだった学校でも、大学からの「正式な依頼」という形をとれば、特例で受け入れてもらえることもあるんです。
もちろん、これは大学にとっても手間がかかることなので、まずは自分で最大限努力したことが前提になります。でも、どうしてもという時のセーフティネットとして、大学の存在は大きいですよ。
縁故や教授の紹介ルートを再確認する
プライドが邪魔するかもしれませんが、使えるツテは全部使いましょう。親戚、知人、あるいは大学の教授など、教育現場に繋がりがある人がいないか、もう一度周りを見渡してみてください。
- 現職教員の親戚や知り合い
- 教育現場に詳しい大学教授
- 地域の教育ボランティア先
「コネ」と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、教育実習においては「身元がはっきりしている」という最大の安心材料になります。紹介してくれる人がいるなら、遠慮なく甘えて大丈夫ですよ。
ゼミの教授に相談してみる価値はある
大学の先生、特に教育学系の教授は、かつての教え子が現場で校長や教頭になっていることも多いです。先生に「どうしても実習先が見つからず困っています」と相談すれば、「あそこの学校の校長は私の教え子だから、一度聞いてあげようか」なんて展開になることもあります。
教授の推薦があれば、学校側の警戒心も一気に解けます。まずは、身近な先生に現状を打ち明けてみましょう。
ボランティア先の先生との繋がりを大切に
もし学習支援ボランティアなどに行っているなら、その学校の先生に相談してみるのも一つの手です。あなたの普段の頑張りを知っている先生なら、「うちの学校で実習できないか、教務主任に掛け合ってみるよ」と言ってくれるかもしれません。
実習先探しは、これまでのあなたの活動の積み重ねが形になる場面でもあります。日頃の人間関係を大切にしていれば、思わぬところから助け舟が出るものですよ。
探すエリアや校種を広げて再検討する
もし特定のエリアや学校にこだわりすぎているなら、少し条件を緩めてみませんか?エリアを広げたり、校種(中学校から小学校など)を変えたりすることで、一気に選択肢が広がることがあります。
- 隣接する自治体も視野に入れる
- 中高免許なら両方で探してみる
- 私立学校も候補に入れてみる
第一希望ではないかもしれませんが、「実習に行けない」という最悪の事態は避けられます。どんな学校であっても、そこで得られる学びは必ずあなたの糧になりますよ。
「通学1時間半」までは許容範囲にする
最初は「家の近くがいい」と思っていたかもしれませんが、背に腹は代えられません。少し遠くても、電車を乗り継いで行ける範囲にある学校を全てリストアップし直しましょう。
多少の通学時間は、授業案を練ったり、教育書を読んだりする貴重なインプットの時間だと捉えることもできます。まずは「実習の枠を確保すること」を最優先に、検索範囲をぐっと広げてみてください。
私立学校へのアプローチも忘れずに
公立学校ばかり探していませんか?私立学校は独自の採用・受け入れ基準を持っているため、外部生に対してもオープンな場合があります。特に、自分の大学の卒業生が教員として多く採用されている私立校などは、狙い目です。
私立校はHPでの情報発信も盛んなので、こまめにチェックしてみましょう。公立とはまた違った特色ある教育に触れられるのも、大きな魅力ですよ。
まとめ
母校以外での教育実習先探し、不安なことも多いと思いますが、ここまで読んだあなたならきっと大丈夫です。まずは大学での実績調査から始めて、教育委員会の公募枠、そして個別の学校リサーチへと進んでいきましょう。
電話でのマナーや、納得感のある志望理由の準備も、この記事の内容を参考にすれば自信を持って取り組めるはずです。
もし断られることがあっても、それはあなたのせいではありません。諦めずに次の一手を打ち続けることが、理想の教師への第一歩になります。
実習先が決まった時の喜びは、苦労した分だけ大きなものになりますよ。あなたの熱意を受け止めてくれる素晴らしい学校との出会いを、心から応援しています。
一歩ずつ、前を向いて進んでいきましょうね!

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