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【必見】私立の非常勤講師におすすめ副業バイトを教科別にまとめました!

私立中学校や高校の非常勤講師は正規の教員と異なり、収入が安定していない人が多くいます。

  • ボーナスが出ない
  • 社会保険に入ることができない
  • 授業がない日は給与が出ない

といった収入面での不安を抱えています。

そのため、副業バイトをしないと、税金や年金、健康保険を払うことができないという人もいるのが現状です。

目次

非常勤講師は副業で稼がないと生活が大変

学校の中には、非正規問題、5年問題などを乗り越えて安定した非常勤雇用を実現しているところもあります。

こういった学校は人気も高く、より優秀な教員が非常勤としても就業しています。

しかし、自治体によってこういった雇用の監督もバラバラで、しっかりとした自治体では私立も安定雇用が約束されています。

こういった学校では、非常勤でも他の副業を必要としていません。

しかし、ほとんどの学校では不安定な収入を提示しているため、副業をしている非常勤講師が多くいます。

「主婦」の場合は、非常勤講師という仕事を家事・育児・介護との両立と考えて選んでいる人もいます。

こういった人の場合は、週に数日の非常勤講師の仕事と家庭の仕事をバランスよくこなすことを目的としています。

しかし、若い人、独身の人、中でも一人暮らしの非常勤講師は、住宅手当もなく中には通勤手当も全額の支給がなく、社会保険にも入れず、という中で頑張っています。学校での仕事では収入が不充分で副業を余儀なくされてしまいます。

そこで、非常勤講師におすすめの副業について、ご紹介しましょう。

教科別非常勤講師におすすめの副業一覧比較表

副業の種類月の平均月収予測 (1日2時間の作業を前提)
英語教員にお勧めの副業
– 英会話教室の運営と講師約20,000円〜50,000円
– 英語塾の講師約20,000円〜50,000円
– 翻訳約50,000円以上
– 通訳約50,000円以上
体育科の教員におすすめの副業
– スポーツ教室のインストラクター・指導者約20,000円〜50,000円
– プールやスキー場の監視員約20,000円〜50,000円
家庭科の教員におすすめ副業
– カルチャーセンターの講師約20,000円〜40,000円
– 料理教室約20,000円〜40,000円
– 服の仕立ての仕事約20,000円〜40,000円
– 学童保育約20,000円〜40,000円
芸術科の教員におすすめの仕事
– カルチャーセンター講師約20,000円〜40,000円
– 結婚式やホテルでの伴奏約20,000円〜50,000円
– イベントの仕事・個展約20,000円〜40,000円
在宅ワーク
– フリマアプリ約10,000円〜30,000円
– テキスト販売約10,000円〜30,000円
– 在宅コールセンター約20,000円〜40,000円
– 動画制作・ウェブ制作約20,000円〜50,000円
– プログラミング約30,000円〜70,000円以上
– Webライティング約10,000円〜40,000円
– ブログ収益化約10,000円〜50,000円以上

副業は教科を活かしたもの、教科に活かせるもの、共通点があるものがおすすめになります。

まったく異なる業界は、それぞれでストレスが溜まり、どちらも中途半端になってしまいます。また、副業で残業があったり時間の自由が利かない、というのも難しいことがあります。

非常勤講師の副業といっても、教科によってそれぞれの特性が違います。得意分野を活かす副業が一番おすすめです。もちろん、趣味や教員以外の資格を活かして副業を持つこともできます。

英語の非常勤講師にお勧めの副業

教科の中でも英語教員は、一番副業がしやすい科目になります。

英語を活用できる仕事はたくさんあります。家庭にいながらもできる仕事もたくさんあるので、探してみましょう。

  • 英会話教室の運営と講師
  • 英語塾の講師
  • 翻訳
  • 通訳

こういった仕事は巷にあるため、どんな地域でも副業とすることが可能です。英語ができるということは、それだけでも強みと思って活用しましょう。

体育科の非常勤講師におすすめの副業

  • スポーツ教室のインストラクター・指導者
  • プールやスキー場の監視員

体育科の教員の良いところは、得意とするスポーツがあるため、その種目に特化したコーチや指導員という仕事があります。

例えば、水泳であれば「スイミングスクール」の指導員、夏休み中のプールや海の監視員といった仕事があります。

武道教室の指導者や野球教室、サッカー教室、テニススクールのコーチなどもあります。

学校の中には、コーチとして授業とは別にお金を支払ってくれるところもあります。こういった制度も利用しましょう。

社会科の非常勤講師におすすめの副業

  • 統計調査員
  • ブログ作成

社会教員が普段授業で必要とするのはリアルタイムな時事問題に触れることです。年金や高齢者問題を机上の空論とせず、現場の人間と対話をし、現状を理解しましょう。

大きな収入を必要としない場合は、自治体で募集している指定調査員の仕事をおすすめします。

こちらは、毎年国が実施する「国勢調査」のような調査の作業です。「工業統計調査」「住宅土地統計調査」「家計実態調査」といったものです。

調査を通してリアルタイムな生活情報を手に入れることができ、教科書や資料集に載っている統計の実態を知ることができます。他にも有価証券や法律に詳しい先生もいるため、ブログなどで紹介している先生もいます。

家庭科の非常勤講師におすすめ副業

  • カルチャーセンターの講師
  • 料理教室
  • 服の仕立ての仕事
  • 学童保育

家庭科の教員といっても、「食物」「被服」「保育」と専門が異なり副業にするには、得意分野を活かすことが一番の近道です。

食物なら料理教室の講師や、料理紹介のブログ作成、被服の場合は、カルチャーセンターでの手芸講師などです。

調理師や栄養士の資格を持っていると、お料理教室の講師といった仕事もあります。

被服の先生の中には、和裁ができるため、和服の仕立てをお願いされる人もいますが、非常勤講師との両立は難しくなります。

お客様からの注文の仕立ては、締切日が設定されている上に、大変気を使う仕事です。安い呉服店のミシンで縫うような和服と違い、手縫いの仕立ては時間も気持ちも余裕がないと難しい仕事です。

保育士の免許を持っている方は学童保育の副業をする方もいます。

学校でも時間に追われている非常勤講師の場合、試験と仕立ての締め切りが重なったら受けられる仕事ではありません。

どちらかというと和裁が本業で、非常勤講師のほうが副業となっている人かもしれません。

芸術科のの非常勤講師におすすめの仕事

  • カルチャーセンター講師
  • 結婚式やホテルでの伴奏
  • イベントの仕事・個展

芸術科の教員も、体育科と同じように「特化」した技術を持っています。音楽・美術・書道とそれぞれの分野を活かした「教室」運営やカルチャーセンターで指導をしている人もいます。

音楽の場合は、冠婚葬祭やホテルレストランでの伴奏や、BGMの演奏を行うという副業があります。

中には、N響、東響など有名な楽団の団員が、副業として音楽の非常勤講師をしている場合もあります。

美術の場合は、同じように結婚式の写真撮影、イベントでのイラストや同人誌の即売、イラストレーターとしての仕事を請けている人もいます。

中には、画家や陶芸家としての仕事が本業で、美術講師は副業という人も大勢います。

書道は、書家として個展を開くほか、看板などの請負、書道教室の指導などが主な副業になります。

私立や高校の芸術科の非常勤講師の多くは、本業では不安定なため、副業として教員をやっているという人が多いようです。

主要5教科の非常勤講師の副業は予備校や塾が多い

非常勤講師を本業としているのか、それとも副業としているのか、主要五教科の先生の中には、予備校講師、塾講師という仕事と掛け持ちをしている先生がいます。

予備校講師と掛け持ちしている先生は、普通の非常勤講師よりも時給が良い学校が多く、一般の講師の3倍以上というのがほとんどです。

その分、受験生が学校以外の塾や予備校に行くことなく、勉強ができるということを学校の「売り」にしています。

予備校講師はもちろん、受験に成功させることが目的で採用されますので、責任は重大になります。

人気の講師になると、月収が50万円くらい、年収1000万円を超える人もいます。さらに学校が高い時給で雇用します。

正規の職員にならなくても、十分に贅沢ができてしまうという人もいます。予備校講師と兼任で教える先生は、いわゆる、フリーランスの講師といえます。

非常勤講師は在宅ワークの副業も手軽!

このように沢山ある副業ですが、隙間時間をぬって、非常勤が自宅でも手軽に稼げる副業としておすすめなものを紹介します。まずは在宅で少しずつスキルを磨くことをおすすめします。

フリマアプリ

普段捨ててしまうような服や雑貨をフリマアプリで手軽に販売できるようになりました。さすがに教室内での備品を売ることはできませんが、いらなくなったものは捨てずにフリマに出してみましょう。

上級者になると複数商品を組み合わせてパッケージ化したり、自分のハンドメイド作品をフリマで売って稼ぐ講師もいます。

テキスト販売

生徒に向けて作っているテキストやプリントをアレンジして一般向けの教材として販売することが可能です。ワードやエクセル・パワーポイントにまとめた資料をそのまま電子書籍化してキンドルで販売したり、今はネットショップにそのままアップロードして販売をすることが可能です。

在宅コールセンター

自粛期間にニーズが急増しており、会社とのやり取りの連絡、質問への応答などの仕事ですがマニュアル通りにこなせば大丈夫です。

このバイトの良いところはやりたい時にだけ仕事を時間単位で受けられること。授業で疲れてしまって余裕がないときは受けなくても良いというのが良いですね。

いろいろあって選べない人はちょっと見ていると良いかと思います。

動画制作・ウェブ制作

YouTubeをはじめ今や個人がTV番組を持つ時代です。そんな時に必要とされるのが動画編集やウェブ制作の仕事です。1案件数万円~の高額なものも多く、教師のスキルアップとしても最適。

異業種への転職にも使えるのでお勧めできます。移住しても場所を選ばず隙間時間で働けるのが理想的。

プログラミング

学校教育で最も遅れているPC関連のスキルはニーズアリです。各教科×情報は政府も力をいれているとこと。自分の講義にIT授業を取り入れてみたい。

簡単なプログラミングで仕事を楽にしたいという人はぜひ。最近は40代~50代の人も将来のために勉強している人が多いです。

webライティング

執筆業は公務員でも許されている手軽な副業の一つですが、webライターは最も手軽な副業です。

教師は何かを調べてそれを記事にまとめるのは非常に得意です。普段の仕事のスキルをそのまま活かすことができます。専門ジャンルのライターであれば1記事つき5000円以上の高報酬も可能です。隙間時間にスマホで稼げる在宅副業です。

ブログ収益化

もっとも気軽に無料でスタートできるのがブログを使った収益化です。ユーチューバのように読者数がいらないこと、隙間時間でテーマに合わせた記事更新を続けていくことで少しずつお小遣い稼ぎができます。

プロのブロガーになると最大月収は青天井です。収益化までは時間がかかるのですがその分副次的効果も多く初心者にもお勧めです。

副業を本業に活かす先生も増えてきた

近年、一般企業の正社員の間でも副業を持つことを、おすすめしている会社が増えてきました。中には、副業での残業を本業に反映するということもあります。

非常勤講師でも、得意教科を活かす副業だけでなく、副業で身につけたことを教員としての仕事に活かすこともできます。

副業をすることが本業の邪魔になるのではなく、本業に活かすことができるからこそ、やる意味はあります。

副業をすることで、本業がおろそかになってしまう、そんな副業はもちろんおすすめしません。

しかし、非常勤講師の先生が副業をしなければ生活ができない、という状況を作る現在の日本の教育制度にも、問題があるのではないでしょうか?



気軽にどうぞ♪

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