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塾講師の転職が難しい理由は何?業界を変えるならココ!

教員の常識は世間の非常識なんて言われていて、結構塾業界から別業種へ転職するのは難しいということを聞くと不安になる人も多いかもしれません。

せっかく頑張って面接を受けて、なんとか3年、5年で教室長にまでなったのにそのキャリアが別業種で使えないなんて悲しいですよね?

実はこちらに書いたように、塾講師からの異業種転職にはコツがあるのですが・・・今回はなぜ塾講師の転職が難しいと言われているのか?

その理由をお答えします。

目次

一般に塾講師の転職が難しいと言われている理由

まずは世間一般の塾講師に対する認識ですね。塾で働いたことがない人も多いから偏見も入っているのですが、あてはまることは結構あります。

 

  • 子供相手の仕事が多く目上の人に敬語が使えない
  • メールや上司との会話のやり方を習っていない
  • 独立心が強く組織に同調しにくい
  • 中高生の話題ばかりで社会情勢に疎い
  • 他業界の研究が甘く認識がずれている
  • 予想以上にPCスキルが低い

確かに毎日塾と家の往復、10歳以上離れた年下との会話を続けていると、一般社会の情勢と少し離れてしまうところはあると思います。

また、塾講師は教室に入ったら1人きりで子供と向かい合う仕事です。

もともと独立心が強く組織全体で動くことに慣れていないんです。

組織が嫌いなんて言う人も多い。

会社によってはそういう上司に従わない部下が入ってくることを嫌うケースがあり、敬遠されちゃうなんてこともあります。

とくに事務職で業務が単純な会社に多い。

人材としておとなしめ、自己主張しない人を求めない会社は相性が悪いかもしれません。

早くから「先生」と言われているから言葉遣いが偉そうなんていう話もよく聞きます。

ただ、これは努力すれば十分訂正が聞くことだと思っています。保護者対応でマナーは身につけていると思いますし、気を付ければ問題ないです。

塾講師は転職に有利な資格を持っていない人が多い

原則塾講師というのは教職免許も不要・特に資格もなく業界に入れてしまいます。

その後も特に強制的に資格取得の義務がないため、なかなか一般企業に評価される【売り】が作れません。

漢検・英検・TOEICなどはすでに大学生でも高得点を取っている人が多く、キャリアを積んだ証拠としては不十分です。

例えば金融系の代表である銀行系・保険系の仕事は以下の資格を半ば強制的に取らされます。

 

  • 日商簿記 ・・3級・2級・1級
  • TOEIC・・・800点程度
  • 証券外務員 ・・3級・2級・1級
  • 生命保険・損害保険取扱資格
  • 内部管理責任者
  • 銀行業務検定試験
  • 宅地建物取引士

建築業界や不動産は以下の通り

  • 監理技術者
  • 主任技術者
  • 施工管理技士
  • 建設機械施工技士
  • 土木施工管理技士
  • 建築施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • ファイナンシャルプランナー
  • マンション管理士

在学中にいくつか資格を取ってしまったという人もいるかと思いますが、塾講師になってからは忙しくて別業界の専門的な勉強をして資格取得をしている余裕なんてないんですよね・・・。

だからなかなか転職時に職務履歴書に書ける資格がないんです(泣)

転職や面接に出かける余裕がないのも原因の一つ

実際に塾講師の正社員をやりながら転職活動をしようと思っても、中途採用の時期と受験や講習のタイミングが重なって思うように進まないことがあります。

2月・3月の求人が多い時期は思いっきり高校や大学受験とかぶってますので、これがきつい。転職のタイミングを計るのが難しいということです。

夏期講習でも拘束されるし、中途の面接が多い午後が全部潰れてしまうのが難点です。

教室長のキャリアが管理職として評価されないこともある

個別指導の教室長の場合は1人で全部を管理しているケースも多いです。

バイトスタッフを抱えて管理職のような仕事をしているわけですが・・・一般企業とちがって学生スタッフが多いので、なかなか正社員を抱えた企業の管理能力と同じとはみなされません

そうなるといきなり人事や管理職候補へ転職というのは難しいのです。

むしろ「上のポジションにいた人が平社員として働けるのだろうか??」そう思われると大変ですね。

これは履歴書や面接突破のポイントにもつながります。

PRの書き方さえ変えればキャリアが強みになることもありますよ!

塾講師のキャリアが評価されやすい業界選びのポイント

ただ、塾業界のキャリアが評価されやすい業界はいくつかあります。上記のような敢えて資格で切られてしまうところよりも経験が買われる業界の方が有利です。

 

  • 教育関係のIT業界
  • 教育出版や教材販売会社
  • 他の教育関連業界

やはり教育業種の関連企業は転職に有利です。

今はオンラインの教育コンテンツに力を入れている業界も多く、受験をはじめ各種資格試験の教材販売・電子書籍化はニーズがあります。

塾のテスト対策プリントを作るのが得意だったという人はPRできますね。

業界に合わせて趣味の資格を取っておけば転職が有利に運ぶと思います。

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成果主義の営業や人材派遣も相性が良い

学歴や経歴を問わず実績で駆け上がれるのが営業職です。実際に塾の教室長は生徒獲得と生徒数維持に奔走していた人も多いはず。

 

  • テレアポでの保護者対応
  • 学校前でのチラシ配り
  • 私立学校への営業

こういう塾時代のキャリアがそのまま生かせる仕事です。

マイナー塾の強制的な勧誘に比べたら、ブランド大手のルート営業の方がよほど楽に感じられる人もいるかと思います。

それこそ新規開拓ができる営業マンはあっという間に駆け上がります。人材派遣系の会社も実績重視。

生徒指導の応用で「大人の転職相談に乗る」というのも教師と相性が良いと思います。

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教員免許取得者は私立や公務員になる道もある

当サイトに掲載している通り、マイナーな私立の非常勤講師は待遇がそこまでよくありませんが、大学付属は別格です。

また小中学校校も当たりはずれはあるものの子供が大好きなら安定職とは言えます。

塾講師をやりながら教員採用試験を突破し、公務員になる先生も少なくはありません。

塾講師からの転職で将来性があるのはプログラミング

塾講師からの転職で一番将来性があるのはプログラミング関係でしょう。今塾の経営者がもっとも力を入れようとしている分野です。

同業他社・異業種転職の両方に使える資格です。

若い20代の講師は時間を作ってプログラミングの勉強を自宅でコツコツやり、クラウドソーシングや派遣でキャリアを積んで大手に転職というパターンも見られます。

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仕事+αのスキルで今から勉強するならコレでしょう。どう考えてもITスキルを持っていて損することはないです。

まだ20代であれば無料で資格を取りながら転職サポートまで受けられるサービスもあります。

40代までに転職を決めないと中途でも転職が難しくなる

女性は25歳、男性は45歳と言われているように、転職の壁とうものが存在し、ある一定の年齢を超えると求人件数がガクンと減ってしまいます。

ちょうど塾講師が深夜労働で体力と気力の限界を迎えるのがこのころです、体調がおかしくなる前に本当に定年まで続けるのかどうか?

転職するなら早めに決断をした方が有利になります。

塾講師からの転職に失敗したらどうすべきか?

何社かに履歴書を出しても、そのままスルーされてしまったり「本社の都合により採用は見送りになりました・・」なんて不採用通知が続くと一気にやる気がなくなってしまうかと思います。

その場合いくつかの対処法が考えられます。

ほんとう落ちると辛いですよね。なんか自分が否定された気になる。

 

  • 履歴書と職務履歴書の書き方を見直す
  • 派遣などの裏ルートを探す
  • 成果報酬の転職サイトを使う

一番の改善策は履歴書と職務履歴書の書き直しです。

私が見ていてよくないと思ったのは自己PR欄と会社の業務内容が一致していないケースです。

 

  • 塾での生徒募集がなぜこの会社の営業に具体的に役立つのか?
  • 生徒の成績アップや生徒増加と今回の会社のどの部分が関連するのか?
  • なぜ塾講師を辞めてこの業界に来る必要があったのか?
  • 企業を自分のキャリアでどう伸ばしていけるのか?

大して業界研究をせずに自己流の面接や履歴書だけやってしまうと異業種の中途採用は簡単に落ちてしまいます。

その場合はキャリア相談もある転職サイトがおすすめです。

派遣の裏ルートは非公開求人案件も教えてくれます。ちなみになぜ非公開にされているか?

というと、バラバラの人材雇用に料金がかかるのと、求人を出しまくっている会社だと思われたくないからです。

【リクルートエージェント】

リクルートでサポートアリの転職なのでまずはここがおすすめ。

受かりやすい派遣からの正社員になる裏技もある

私の場合はまずは受かりやすい派遣社員から転職先を広げる戦略と取りました。

正社員と違って雇用期間が決まっている教師の派遣は間口が広く、年齢高め・キャリア無しでも通過しやすいと思います。

そのまま履歴書を大手に出して落とされる不安がある人は保険として登録しておくことをお勧めします。

派遣スタッフは女性社員も多いし、そこで結婚相手を見つけたなんてケースも多いです。

待遇はそこまで悪くないし融通が利きます。そう言うメリットはありますよ。

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