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一般の学校教師が塾講師に転職する方法と絶対に知っておくべきルール。

今回は学校教師の授業と塾講師の教え方の違いについて、ここを知らないとどちらに転ぶにしても転職失敗するのではないかということで、注意点を書こうと思います。

とにかく大きく違うのは授業の目的です。

  • 学校・・生きる力を育む・場の設定
  • 学習塾・・学力の向上・短期集中

この差がとにかくでかいです。今は私立学校は塾の授業を取り入れていますし、学校も学習塾の授業スタイルを取り入れていますが、文部科学省直下にある学校と、民間企業ではやはり指導に対する考え方が違います。

それを知らないまま塾講師の面接を受けると間違いなく落とされます。

目次

学校教師が塾講師に転職する際に絶対知っておくべきこと

まずはきれいごと抜きに学校教師が塾講師に転職する際に絶対に心得てほしいことがあります。

 

  1. 塾の売り上げは毎年の生徒の人数で決まる(学校は税金)
  2. 塾の実績は基本的に生徒の合格実績
  3. 点数をあげなければ次年度から経営が成り立たない

この3つの軸を外すと面接で落ちます。

最近東京の一部では超個性的な授業で生徒を集めている所もありますが、そう言うところは親の経済性があり、教育観も高く、余裕があるような地域に限定されています。

また、例えそういうことろでも合格実績が下がった瞬間、嘘のように生徒数が減っていくというのが塾業界です。

反対に数値を出せば生徒数も売り上げの伸びるのがこの業界の特徴です。

一般の公立学校は生徒の成績如何に関わらず、一定の運営費がかならず税金で回ってきます。

国税庁の学習コーナーにも書いてあります。

 

  • 中学生:1,043,000
  • 小学生:885,000
  • 高校生: 988,000

つまり毎年1人当たり約100万円が学校には税金で補填されています。これを学習塾は自力で集めなければなりません。

そのためにはどうしても分かりやすい実績を作る必要があり、点数至上主義の世界になっているのが現実で、親も成績向上と合格を望んでいます。

学校の授業と塾の授業では物理的な条件が違う

塾と学校では授業に対するアプローチが全然違います。

そもそも学校が終わった後に短時間で知識を詰め込むというのが物理的に発生しており、一日5時間も6時間も繰り返し授業をできるわけではないのです。

18時~21時の3時間×週2コマで学校の一週間分のカリキュラムをこなしますので、無駄な要素を極力省かなければ授業が成り立ちません。

塾と学校では教材に対するアプローチも違う

同じ教科書を使っても、受験の点数をあげることに全力を注ぐ塾と、学校教育ではアプローチが全然違います。

学校は「生きる力を育む」「共生」などがテーマになっており、教材を通じて人間性や社会性を育むという根本意識があります。

塾講師が行う授業の典型

例えば国語の授業「桃太郎」を例にとります。

「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました・・・おじいさんは芝刈りに、おばあさんは洗濯に・・」

というおなじみの話です。

塾というのはテストに出る点数重視の授業です。

塾講師
「はい、桃太郎は( 鬼 )を倒すために島に行き、キビ団子を動物の( キジ )と(サル)と( 犬 )に与えたんだよね?」

というような答えありきのアプローチが多いです。分からなければ当然内容を解説しますが、考えさせるというよりも、答えを最多で導くアプローチをしていきます。

学校教師が行う授業の典型

一方学校教育はどうか?同じ桃太郎でもこうなります。

学校教師
今日は桃太郎について考えてみよう。じゃあ質問、(どうして)桃太郎は(きびだんご)を与えたんだろう?お饅頭じゃだめかな?隣の人と話し合って!まずは今日は鬼が島ってどんな場所か?まず絵にかいてみよう!!
  • 考えるきっかけを与える
  • 他人との違いを知る
  • 教科ごとの関連度を強め学びを深める

という目的ならこのような授業も望ましいです。

ただ、これは塾ではできません。家に生徒が持ち帰ったものが「鬼が島のへんな落書きだらけ・・」なんてことになったら速攻で塾にクレームが入ります(笑)

塾では分かり切った答えは何度も当てないが原則

学校では当たり前だった、分かり切った答えを複数の人に当てるのはご法度です。生徒が正解を出しているのに「○○君はどうかな?」など2度、3度当てると研修で怒られます。

学校では考え方の違い、意見の違いを知るということが重要であり、繰り返しの問答が社会に役立つと考えます。

ただ、効率的に答えの出し方を学んでいく学習塾ではこのような授業はできません。

私はなんで学校出身の先生は分かり切った答えを繰り返しいろいろな子に当てるんだろう?と思っていましたが、そもそもの出発点が違うのです。

最近はネットの普及と授業のスタイルが変わったせいか「違いを考えさせる授業」を学校で行うと生徒から「だるーい」「YouTubeで見た方がおもしろーい」なんて言われて先生も辛いものがあるのです。

どちらお教えか方が将来役立つのか?正しい教育方法というのは永遠に答えが分からず、いつの時代も繰り返されてまます。

ただ、塾講師になるのであればこの点を外さないでください。反対に塾講師から学校教師になるときにこのような単純暗記の授業展開をすると落ちる原因になります。

学校教師が塾講師になるためのステップ

学校教師から塾講師になると大抵言われるのが「授業が下手くそ」ってことです。先ほど申し上げたようなそもそも論としてアプローチが違うので、うまいも下手もないのですが・・・。

「塾の授業として下手くそ」と民間企業なのではっきり言われます。

大手塾の場合は授業を全部ビデオでとられ、生徒が黒板に書いている時にいたずらをしていたり他の生徒にちょっかいをだしたのに気が付けなければ「統制が取れないない」と厳しく指導されます。

少なくとも半年以内にこれを修正できなけけばクビか降格か、最低でも補習などの個別指導で給料が低いところに飛ばされます。

公立学校にはない厳しさを味わいますよ?その分、部活や保護者対応などの数は圧倒的に少ないですが・・。

塾の転職には中学生の指導スキルをマスターすべき

そこでおすすめしたいのはまずは「中学生の担当指導」の範囲をある程度マスターすべきだということです。

問題を解く技術ではなく、教える技術の方です。「スタサプの中学講座」を見てみましたがかなりレベルが高く指導技術が良いと感じました。

中学講座

なぜ中学から見るべきか?というと高校生を教えるにしても必ず高1、高2は中学生の復習からの発展になってること

後は高校受験に対して一番のニーズがあるからです。

無料のユーチューバーのクオリティーもバカ高い。

学校っぽい授業スタイルであれば、教育系ユーチューバーの授業クオリティーが半端なく高いです。

https://19ch.tv・・アエラでも紹介されてました。

 

学習塾と難易度設定や課題設定の作りが違いますが、今の子供はこういう授業を見まくってから学校に来ているわけです。

塾ではこのようなクオリティーが求められるですね・・・。

塾講師の転職として受かりやすい教科とPR方法は?

教師から受講氏になるに際受かりやすい順を申し上げます。

  • 個別指導の補習型の塾・・・割と入りやすい
  • 集団指導の専門塾・・・給料が高いが難易度もそこそこ
  • 医学・お受験の専門塾・・・給料も高く難易度も高い

さらに、塾の性質として個別指導はなるべく複数教科・集団指導でも理数系をまたいで教えられる人はニーズがあります。

やはり文系よりも理系の方が合格はしやすいです。

塾講師として授業以外に求められるスキルについて

あまり学校の先生はご存じないのかもしれませんが、塾の仕事教える以外にもいかのようなものがあります。授業研修や時間割などは当然でそれ以外です。

 

  • 生徒の送迎
  • 生徒の自転車整理
  • 学校の文化祭や体育祭の出席と写真撮影
  • 私立高校への訪問と状況把握
  • マンションへのポスティング
  • 地域向けのオリジナル新聞・学級通信の作成
  • 各教室ごととのオリジナルのチラシ作成
  • 掲示物の作成や教室内の飾りつけ
  • 模試監督や受験合同説明会への出席
  • 定期テストごとの保護者面談

どの程度やるのか?事業研修以外ににもやることはいっぱいあります。授業メインでやりたければ、なるべく外部スタッフを雇っている所がベストです。

そうでなければ上記のような雑務に近いものが自分にまわってきます。

ドラゴン桜・ビリギャルはかなり空想が入っています

あんなドラマみたいな塾は少ないですよ・・・。

読むなら「2月の勝者」がリアリティーありまくります。

 

自分は漫画で読みましたが、営業面・経営面がすごくリアル。TVでやるので塾に入る前にぜひ見て欲しいです。

学校教師から塾講師になるのにおすすめの転職サイト

学校の教員免許を持っているのであれば、まずは私立に申し込めるこのような派遣先がおすすめです。いざという時の保険になるし、派遣の単発塾講師の申し込みもあります。

 

ただ、教師タイプではなく塾講師タイプの講師を採りたい大手は民間大手の転職サイトで募集をしています。

正社員枠で狙うなら「【リクルートエージェント】」か「マイナビAGENT」です。バイト結構多いのですが地域によって特色があり採用枠が違います。

3月の一括採用でなくても、夏期講習・冬期講習前は中途でも好条件があるので見てみると良いかと思います。

 

決して甘い業界ではないですが、向いている人には技術を育めるしやりがいはあります。学校の保護者対応に疲れてしまったら検討しても良いでしょう。

基本的に授業を聞かない生徒は大手塾にはいないです。

自分の可能性を事前に知っておこう!



意外と自分のスキルを求めている業界ってあります。案件見ておくと気持ちが楽になりますよ。

 

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