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大阪で塾講師になりたい人の転職サイトと受験事情について

大阪を中心とする関西圏には、大阪大学や大阪府立大、大阪市立大学、京都大学、京都府立医科大学、京都府立大学といった名門国公立大学がたくさんあります。

さらに、京都大学合格者第一位の府立北野高校や、府立天王寺高校と有名な学校がたくさんある大都市です。

隣接する兵庫県には、全国でも有数の名門灘高校、奈良県には西大和学園高校、東大寺学園高校と、中高一貫の名門校も多く、教育熱心な家庭も多い地域になります。

そのため学習塾の数も多く、府内全域で3204営業所、全国第四位になります。ここでは専任非常勤、パートを合わせて2万人以上の人が働いています。そこで大阪で塾講師になりたい人のための、転職サイトをまとめてみました。

目次

大阪の塾講師の転職事情と受験の関係について

大阪には、他の都道府県にはない「国立大阪大学」「大阪府立大学」「大阪市立大学」と大阪教育大学があり、国公立大学が充実しています。国、府、市の全公立大学がそろった地区は、大阪だけでいずれも偏差値の高い大学になります。

さらに、隣接する京都、奈良、兵庫県にも国公立大学は多く、京都大学や京都府立大学をはじめ京都教育大学、京都工藝大学、京都市立芸術大学といった数多くの公立大学、東のお茶の水女子大、西の奈良女子大と言われるレベルの高い国公立大学がたくさんあります。

全国的に評価の高い私立大学では、同志社大学や近畿大学、関西大学、立命館大学がありますが、国公立大学が充実した関西では、私立よりも国公立を志望する子供たちが多いようです。

そして、商人の街らしく大学や高校の名前よりも、実績を重視する家庭も多く、名前だけでなく社会貢献など本当に良い学校が評価されています。

大阪の学習塾の数は4位!転職しやすい環境

大阪の学習塾の数は、東京都、愛知県、神奈川県に次いで全国で第四位とかなりの数があります。さらに第二位の愛知県よりも売り上げは高く、受講者数は東京に次いで第二位になります。

つまり、一つの学習塾に通う子供たちの数が多い、ということになり、その分教える講師の人数は少なくなります。しかし、逆に一人の講師が受け持つ子供の数が多くなるということですね。

大阪はお得が一番!集団方式が人気

中でも集団方式の学習塾に通う小学生、中学生の数は、共に東京都を抜いて第一位とダントツです。しかし、逆に個別学習塾で学ぶ子供たちの数は埼玉、千葉、神奈川よりも少なくなります。

つまり同じ学習塾で勉強するとしても、割高な個別よりも、一人当たりの授業料が割安になる集団の方が人気が高い、ということになるのでしょう。

さすが商売人の街大阪ならではのことです。しかし、個別学習塾もただ黙っているわけではありません。

その証拠に、個別学習塾に通う子供も、小学生では第三位、高校生では第四位になります。

首都圏と異なるのは、個別も集団もともに、実績を優先とした学習塾に人気が集まるようです。

そこで、大阪の塾講師に転職する場合は、自分がその塾の講師になったら、自身がどんな勉強で中学や高校、大学の合格を勝ち取ったかだけでなく、自分が教えることで子供たちにどんな進学実績を残せるかが、ポイントになります。

自分が1人1人の子供にじっくりと勉強を教えたいなら個別を、多くの子供たちに勉強を教えたいなら集団を選びますが、より自身があるなら個別の講師を目指すのも良いかもしれません。

大阪の塾講師募集サイトでおすすめなもの

 

灘や洛南、東大寺学園といった名門校の多い関西では、中学受験も盛んです。全国展開している中学受験の学習塾では「日能研」「四谷大塚」が有名ですが、灘中の場合はそれ以上に有名な学習塾が「浜学園」になります。

他にも、関西の中学受験を中心に指導する「希学園」「能開センター」があります。

浜学園は一般の塾講師募集サイトで求人募集をしていますが、「能開センター」「希学園」は公式サイトでの募集になります。

塾講師の募集サイトは、全国の学習塾講師の求人を紹介するサイトもあり、関西の学習塾も掲載されています。

しかし、関西圏に強い学習塾の講師になるためには、学習塾独自で募集している公式サイトを見るのもおすすめです。

大阪独自の学習塾が充実

 

大阪独自の有名学習塾は「浜学園」「希学園」「能開センター」の他に「第一ゼミナール」「坪田学園」などがあります。

この中で「希学園」は、講師求人紹介サイトなどではほとんど募集を見ることができません。希学園の講師を希望する人は、直接希学園の公式サイトでの募集にエントリーをしましょう。

このように、公式サイトで募集を行っている学習塾も多いため、こちらでは直接募集をしている塾をまとめてみました。

求人サイトからの募集もあり

一般的な求人サイトには「リクナビ」や「インディード」「doda」「マイナビ」といったものがあります。

塾講師の募集は一般の求人サイトからの募集も多く、学習塾講師募集の専用サイトにない学習塾でも、こちらから募集がある場合もあります。また、塾講師ナビなどと両方に募集を載せている学習塾もあるため参考にしてください。

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大阪の大手塾は全国規模の転職サイトで募集がある

学習塾の多くは、首都圏と関西の両方に拠点を置くことが良くあります。

 

例えば、中学受験最大手の日能研は、首都圏を主に教室運営を行っていますが、関西にも拠点があり、そちらを中心に活躍する先生も大勢います。

特に日能研関西には「灘中コース」があり、灘中を第一志望とする小学生を対象に指導を行っています。東京には開成中学をはじめとする、麻布、武蔵、聖光学院といった名門校がありますが、首都圏から灘中に進学する子供たちもいます。

こういったコースの指導にあたる講師のほとんどは、自身も中学受験経験者であることが多いようです。

大阪で大手学習塾の講師になるには?

大阪の学習塾は、大きく2つに分かれています。

個別、集団という分け方の他に、「中学受験から有名大学を狙う」という子供たちを指導する塾と、「公立高校に合格し有名大学を狙う」という子供たちです。

これは首都圏でも同じですが、東京と大阪の違いは公立高校に対する考え方です。

東京は昭和40年代ごろから「私立優先主義」的な考えが浸透し、平成の初めには一般家庭でさえ「私立に落ちたから公立高校に行く」という雰囲気がありました。

その後、都立高校が中高一貫を設立、「都立小石川」「都立両国」「都立九段」といった上位都立高校は、中学からも入学することができるようになっています。そのため、私立大一主義ではなくなったものの、中学受験にはますます拍車がかかっています。

大阪にも公立の中高一貫がありますが、ほとんどは大阪教育大学の附属や私立の中学になっています。

そこで、中学受験をする小学生を教えるための専門学習塾の数が多くあります。

中学受験をする子供たちが通う学習塾は、高校入試や大学入試と違い、独特の勉強と雰囲気を理解する人でなければ指導することができません。

そこで、中学受験専門の学習塾の講師になるには、まず自身が中学受験経験者である方が有利になります。

公立中学・公立高校出身者は、大阪大学や京都大学出身でも、採用は難しいかもしれません。

逆に、商人の街大阪は東京と違い、公立高校から大阪大学、大阪教育大学といった名門大学を目指す子供も大勢います。公立高校から国公立大学への進学を目指す子供たちを指導するなら、自身も国公立大学の進学実績がある人が良いでしょう。

このように、同じ塾講師でも「何を目的にしている子供を指導するのか」によって、先生の向き不向きがあります。もちろん、自分が私立高校出身でも、高校受験と大学受験を経験しているなら、公立高校や大学を目指す、中学生や高校生の指導をすることも可能です。

自分が経験をしている、ということは指導するうえでも、一番重要なポイントになります。

こういったことを考えて、全国展開している塾講師の求人サイトにも応募してみましょう。

全国規模で募集しているのは「日能研」「栄光ゼミナール」「ナビ個別指導学院」「ITTO」「TOMAS」などです。他にもたくさんありますが、こういった学習塾は大阪以外でも仕事があるため、長くいろいろな地域で教えたい、という人におすすめです。

ただし、こういった塾の半数以上は正社員の募集が「スクールマネジャー」つまり塾の経営者になります。コンビニエンスストアやファストフード店と同じで、実際に指導に当たる講師たちはアルバイトになります。

子どもに勉強を教える以外にも、経営者としての仕事もしたい、経営能力も高い、という人はスクールマネジャーになれる塾講師もおすすめしますが、未経験からこういった仕事に就くのは、簡単ではないようです。

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まとめ:大阪の就活は合理的

同じ学習塾でも、関東と関西では子供たちの家庭環境や親の考え方も違います。

合理性を追求する関西で、より優秀な講師になるためには、大手学習塾の「名前」だけでなく、実績が物を言います。

どうしてもはじめから、安定した人気学習塾の専任を狙いたい、という人は講師経験の実績を作ってからチャレンジすることをおすすめします。



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