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公立学校教師の部活顧問の負担と現状を7人が本音で語ってみる

今夏は部活の負担と現状について現場ではたらく7名の先生に本音の部分を語ってもらいました。

最近給持法の裁判が注目されている通り、公務員の「定額働かせ放題」の現状の中でも最もきついとあげられるのが無給の部活指導です。

学校によっては「半強制的に部活担当になる」「平日は無給」というケースがほとんどで改善を望まれます。

目次

公立学校教師は授業と部活で休みがないのは本当

まず先に学校教師の部活負担についての問題点をまとめます。

  • 平日の部活指導はほぼ無給
  • 土日の1日拘束は4000円~1万円がでる
  • 半強制的に経験のない部活担当になることもある
  • 保護者の部活介入がありトラブルが起きる
  • 授業より部活が優先になってしまう

特に公立校の問題です。

私立学校においては部活の実績が次年度の生徒募集につながるので、特別手当が出る学校も多くあります。

特に中学校においては朝練・午後練で拘束時間は4時間以上。土日も顧問がいないと試合ができないので1日拘束されている先生が多いです。

部活と授業との割合を聞くと5:5と答える先生が多く、教師の仕事の半分を部活に当てているように感じます。

若手は部活顧問の拒否はできない?出世に関する現実はシビア

部活動をめぐる拒否問題について、これは結構若手に負担がかかってしまいます。

文部科学省:学校教員統計調査

教師の年齢は少しずつ若返ってはいるものの、現実としてこの構成比がしばらく続きます。40代、50代で激しい部活の対応はなかなか難しく、1周り以上離れた若手が、部活の依頼を断るのは厳しいと思います。

不当な部活を拒否し、残業を拒否して出世するということは現実になく、半強制的にやらされている先生もいらっしゃいます。

もちろん中には好きで部活をやりたいという先生もいるし、部活を通した成長があるのは教師としての喜びですが、もう少し給料を出してほしいというのが本音です。

公立学校では平日の部活動手当はほぼない

なんどアンケートをとっても、同じで公立学校で平日の部活動手当はほぼ出ていないと思います。

土日出勤も自治体によって数千円の差が出ています。ただ、部活先での雑費に関しては自腹をきるという先生がほとんど。

1日拘束されて生徒にジュースをおごってあげたらもう残りの手当てはほぼ無し。車を出したらガソリン代で消えていく・・・なんていう先生が多いのも事実です。

ではそんな先生たちの本音の声をお届けします。

中学教師の部活担当の負担と現状の声

アンケートを取ってびっくりしたのは担当の先生が必ずしも全員不満を抱えているわけではないということです。

授業と部活の両立が厳しい一方で、授業以外の点で自分の価値をPRできるところに喜びを感じている先生もいます。

今は学校授業は学習塾やオンライン授業、無料のYouTubeが出回っており、授業力だけで勝負となると教師のポジションが難しいのです。

一方部活動というのは、オンラインだけではどうしても完結しません。ここに差別化ポイントがあるのかもしれませんね。

ただ、無給の先生がほとんどなのが辛い・・。

1,野球部顧問の声(中二英語科)

26歳男性で中学生の英語を担当しています。中学2年生を担当しており、比較的会話や文法を中心に教えています。外国語大学を卒業した経験を生かして、発音を意識した英語学習を行なっています。

部活動では、野球部の顧問として働いています。

教師をして3年ですが、3年とも野球部の顧問として活動しています。自分自身が野球をし甲子園を経験したことを生かしています。

勤務時間帯と手当について

部活動は基本的に1日2時間程度です。学校の授業が終わった後、日が落ちるまでの時間野球練習をしています。

特に、冬場は練習時間が短くなりますので、体育館の使用など他の部活動と調整して野球の練習をしています。

また、平日は遠征を行いません。休日に近くの学校と試合をしたりする程度になります。3年も同じ学校で野球部の顧問をしていますので、ある程度試合ができる学校を把握することができていますので、スムーズに試合を組むことができています。

手当は、多くなく休日に少しの手当が出る程度です。1日1万円程度です。しかし、平日の練習時間については手当は出ていません。

試合結果に口出す親が多くて辛い

まずは、親御さんとの関係がものすごく大変になります。

学校の野球部ということであまり本気度は低い親御さんや生徒がほとんどです。試合に負けても悔しくないなどあまり本気度を感じることができないからこそ、厳しい指導するとすぐに親御さんから電話がかかってくることがあります。

また、一番辛いことは試合の出場ついて責められるときは、辞めたいと思うことがよくあります。

  • 私の息子が試合に出ていない
  • 途中で交代させられた
  • 試合の采配がおかしい

など、試合について文句など説明を求めらることが多々ありました。

私自身もある程度勝負にこだわって采配をしているつもりでしたが、楽しくみんなで野球をするというイメージが強くあり親御さんの対応に苦労しました。

部活と授業の両立について

授業と部活動の両立は初めは大変でした。よく揉めたりしていましたが、私は野球が好きなので耐えることにしました。

まずは、授業に関しては誰が聞いてもわかりやすい授業をすることを学び続けました。特に英語という科目はこれから必要不可欠になる科目ですので、発音など丁寧に教えることを意識していました。

また、英語を嫌いにならないように工夫しました。洋楽や洋画のセリフを用いて授業に活用することで飽きることなく楽しんでもらうことができたと自負しています。

また、野球に関しては「勝負にこだわるように」教えました。野球を上手くなるというよりも人間的に成長できるように指導しました。

昔ほどではないが、「体育会系の考え方」など心を鍛えるように指導しました。そのときに、使用したのが野球ノートでした。

私が学生時代に経験した野球ノートの必要性を生徒に伝えるようにしました。そのときに辞める生徒や腐る生徒もいました。

辞める生徒には、納得するまで話をして辞めるならやめていいよというスタンスで会話していました。

生徒も納得できるやめ方をするようにコミュニケーションを意識していました。

2,中2陸上部顧問の意見(理科)

年齢は、32歳です。担当学年は、中学二年生で、担任をもってます。担当教科は、理科です。

教員歴は、5年で、関東地方で3年間、東北地方で2年働いています。
担当の部活は、陸上部です。

現在まで、2つの学校を経験しており、両方とも陸上部を担当することになり、陸上部しか経験していないです。わりと部活は、熱心に指導してきた自覚はあります。

部活の手当は1日4000円程度

5年間担当してきた、陸上部の大会はとにかく拘束時間が長いです。まず、平日5日間みっちり働いた、次の日の土曜日の集合時間が、とても早いことが多いです。

だいたい6時半に現地集合とかになるので、5時起き必須です。さらに大会が9時から17時まで続き、その時間生徒の管理もしなくてはいけませんが、同時に大会の役員としても動き回らないといけません。

お昼ご飯を食べる暇がありません。

帰宅するのは18時を過ぎて、さらに日曜日も大会が続き、疲れがピークの状態で、また新しい1週間が始まります。

平日1日土日も1日、合わせて週に2日は休むように言われています。どれだけ働いても1日3000~4000円の手当てです。

チームスポーツなので親の意識の差を合わせるのが辛い

部活の指導や、大会で結果を出す生徒の姿を見ていると、たまらなくやりがいを感じるのですが、やはり部活によって拘束される時間が長いので、授業の準備に時間が当てられないことがジレンマです。

また、生徒や保護者によっても部活に対するモチベーションが異なり、自分の部活に対する取り組みに対する熱意が違います。

「もっともっと練習して、厳しく指導してください」という保護者もいれば、「うちの子は、頑張れないので、ほどほどにしてください」という保護者もいます。

陸上がチームスポーツでは無いので、個別に対応すればなんとかなりますが、チームスポーツとなるとそうはいかず、このモチベーションの差が、チームの雰囲気や取り組みに影響を与えてしまうことも多いと思います。

頑張っても頑張っても、褒められるどころか、このモチベーションの差に苦しめられることを考えると、部活を辞めたくなります。

授業より部活の負担の方が増えてしまった

教師は、授業が大切ですし、そのための「教員免許」という資格だったと思います。さらに、初年度の指導者の方も、先輩教員も「教師は授業で勝負」とよく話していました。

しかし、現状では授業のために当てている時間の何倍もの時間を部活に当てています

なので、少しずつ部活の休みを多く取るようになってきました。例えば、今は平日1日土日1日が休みですが、今年から月に1回は、土日の両方とも休みとする日を作るようになりました。

また大会の参加頻度も、月に1回以上は参加しないという方針でやっていく予定です。

そして最終的には、平日は月曜日休み、火曜日水曜日練習あり、木曜日休み、金曜日練習あり、土曜日日曜日休み(大会は個人で参加)という形を作っていこうと思っています。

3,テニス部顧問の意見と本音

年齢は今年で37歳になります。中学校の二年生を受け持って担任ています。担当教科は社会です。勤続年数は15年になります。担当している部活は軟式テニス部です。

男子軟式テニス部を主担当で女子軟式テニス部を副担当で3人の先生でテニス部を担当しています。テニスを学生時代にやっていたので顧問は教師になってからはずっと携わっています。

指導時間について

部活の勤務時間について、朝練は週二日で朝7時頃から始めます。時間を厳しくもうけて、遠方の家庭から文句が来たので目安時間での開始にしてます。

放課後は週4日五時半までやってます。学校のルールで終了時間と週1日の休みが決まっています。泊まりがけの合宿はしません。

遠征は主に大会と練習試合が該当します。時期によって違いますが毎月1~2回は練習試合または合同練習会を入れるようにしています。主に市内の中学校が対象になります。

手当はほぼありません。

部活で困った経験

幸い私の場合は好きでやらしてもらっているので辞めたいと思った時はありません。

しんどいと思うのはテストや修学旅行、体育祭などの学校行事と重なる事です。

それらの時期と大会の時期が近いのでどっちも注力しないといけないのと練習試合の相手探しなども仕事が増えてくるので同時にしっかりやりきらないと行けないというのが大変です。

一番大変なのは親への対応です。代によって違いますが、口うるさい代は本当に大変です。

元気よくやっているかなどは当たり前だし、伝えるべき内容なので問題ないですが、練習方法や選手選考に口出ししてくる時は面倒になります。

親の練習方法は参考にさせてもらうし、有難い時もありますが多くは「自分が昔やってた」というだけのものが多いので困ります。

部活指導は楽しいのでブラックではない

部活の顧問をブラックと言う人はやりたくない顧問をやっているからだと思います。私はやりたくてやっているので負担ではないですし、その分、夜遅くまで働くことになるのも致し方ないと思えるので苦労はしてません。

同時にやらないと行けないときに苦労するくらいです。

授業と部活の負担については、時間で言うと7対3くらいてます。平日昼間は授業をしているのと休日に授業はないのでこんな感じだと思います。

気持ちの入れ方としては5対5です。クラスも部活もどっちもしっかりやって結果を残したいです。どっちも一生懸命対処します。

日時的に重複した際は自分でないとダメという方に回って、もう一方を他の人に頼みます。どっちも任せられないという時は仕方がないので部活の方の予定を再調整します。

4,卓球部の顧問の意見と本音

こうやって振り返ってみると早いもので、教師になり10年目を迎える32歳の男です。

私には妻と子どもがおり、慌ただしい毎日を送っています。担当の学年は中学校2年生で科学を教えています。

学生時代では卓球の全てに青春を捧げてきたと言えるほど熱中して打ち込んでおり、その関係から現在は卓球部の顧問としてやっています。

部活の手当てについて

私が顧問する卓球部では、週に2回だけレギュラー陣だけの早朝トレーニングがあります。

時間としては90分程度なのですが、もちろん手当などはもらえずサービス残業扱いです。午後は基本的には18時までと練習時間は決められていますが、片付けや施錠確認などをしていると遅くなる日もあり、その分も手当はありません。

唯一あるとすれば1日かけた遠征試合で、その時は3000円だけもらえます。卓球部では基本的に合宿はありません。

授業と部活で家族と過ごす時間がない

平日だけでなく土日も練習が入っており、家族との時間が確保しにくい状況は辛いと感じます。

卓球に熱中する生徒たちと一緒に頑張る日々は楽しいですが、朝も早くから行かなければいけませんし、試合があれば時には生徒の送迎も私がしなければいけません。

部活だけでなく担当科目の準備や勉強もしなければならず、毎日が目まぐるしく過ぎていき、体が休まる時間が少ないので、何回か辞めたいと弱音を吐いた瞬間も正直に言ってありました。

授業や部活の準備が終わったかと思えば、家庭訪問の準備をしなければならない時もあり、仕事と部活とプライベートを全てバランス良く保つのは限りなく不可能に近いです。

睡眠時間が削られる事も、体力的に辛く感じます。

教師も部活と授業の両立は不可能

授業と部活の両方を、限られた時間の中でこなすのは不可能と言えます。

部活に力を入れてない先生は別かもしれませんが、一生懸命生徒たちと目標に向かって頑張っている先生は、休みの日も出勤して、平日では手のつけられない仕事をやっています。

私も例外ではなく、休みを返上して朝から残務処理に追われる事も珍しくなく、そうでもしないと対処する事ができません。

ですが手当などはもらえず、暗黙の了解のような扱いになっているのもまた事実です。ここまで辛い事ばかり書いてきましたが、顧問を辞めるつもりはありません。

苦しい時もありますが、振り返ってみても、やりがいのある日々だと胸を張って自慢する事ができますので、頑張ることができています。

5,球技全般掛け持ちのケース(中学学年主任)

34歳で、愛知県小牧市で教員をしています学年主任をやっております。勤続年数は10年になりまして、部活動はその時によって違いますが、サッカー部や水泳部をやったりとしています。

採用される前までは非常勤講師として、中学校で働いておりまして、部活はバレーボール部女子をやっておりました。毎日部活です。

学校で働いていた時はほとんど毎週の土日が活動日となっていました。一日練習なのか、半日なのかはその時によって違いますが、好んで一日練習をしていました。

遠征、合宿などはしておらず、遠征が少しあるくらいでした。近場での遠征試合になるのでそこまでの負担にはなりませんでした。今の手当は本当に微額です。

土日が練習でつぶれて辛い

土日練習になるところが辛いところですね。練習練習練習ととにかく土日を潰して行われる部活は本当に辛い時があります。

それでいて力がついてこればいいのですが、なかなか力がついてきて、強くなって勝負していくことはできません。

ちょーとずつ力がついてきてって感じです。

土日練習して、月曜からの日常生活の学校生活を行なっていくことはとても辛いところがあります。ほとんど休みがないわけですからね。

プライベートでの時間もほとんどないと思った方がいいかと思います

勝つ快感のみで突き進むしかないのかなって感じです。辞めたいとかっていう考えがなかったように思います。自分のやりたいようにやる。保護者から感謝されればそれでいいのかなと

部活を掛け持ちでやらなければ昇進できないのが現実

部活に関して文句を言うことは管理職の人からしたらいい感じには見られていないように思います。

自分は完全に仕事に関して文句を言うこともないし、やりますとしか言わないので関係のない話ですが、やはりそうゆうことも加味されて校務分掌は決まっているように思います。

仕事に関してどんどんと請け負っていく人はどんどんといいポストに上がっていっているように思います。

その分、歳はとるものの、いいポストにいけないということは結局のところ負担に関しては変わらないように思います。

革命的な変化はないように思います。負担は大きなことですが、子供と向き合う時間なので大切かと思います

高校の部活指導の負担と現状について

中学部に比べ、高校は自主性があるように思えます。また、高校受験の決め手の一つが「部活」であることから、担当教師の成績が一定評価されています。

ただ、それに見合った報酬があるか?とういうと別問題です。一部出世に関わるという話も聞きましたが、その辺は外に出てきません。

6,高校の陸上部指導のケース

自分は4年制の医療福祉大学の出身者です。大学で学んだ知識である福祉現場での知識、介護技術の実践を福祉課のある高校で教えています。

高校似年生の副担任を行っています。今年で勤続9年になります。日々担当している部活は陸上競技部です。男女含めたメンバーで一つの部活となり、まとめて面倒を見る形になっています。

部活指導時間と内容

部活は基本的には毎日の午後、子どもたちの授業が終わった放課後に行います。だいたい16時前から18時くらいまでです。日暮れの早い冬場になると、上がりが30分ほど早くなります。

大会が近い時になると、放課後だけでなく朝練も行います。これは授業の一時間目よりも前に来て練習を行うものです。

教員の給料には元々ある程度の残業代が含められているらしく、毎日の部活での残業代を計算して出すことはありません。ただし、休日に大会、訓練をする場合の出勤となれば、微々たるものですが、手当が付きます。

半強制的に部活の顧問は回ってくる

そもそも困ることは、半ば強制的に押し付けられる仕事で、こちらに強い拒否権はないことでした。正直いえば、こちらは勉学を教えることだけイメージして就職したので、一切予想になかった部活顧問の仕事がきた時には、違和感を強く得ました。

陸上競技部の指導をまかされても自分は多くの競技について知識もありません。指導者なのに競技に素人だと、いろいろな点で不都合となります。

任されたからには、少しは知識を入れないといけません。日々の空いた時間でこれを行うのも少し大変なことです。大会は3ヶ月に一度くらいやってきます。

これのエントリーを抜かり無く行う手続きも地味な事務作業となって面倒です。

顧問がいないと大会に出られないことから、少々都合や体調が悪くとも大会の日は休めないのも辛い点です。体調が悪くとも休日出勤しないといけないことがある時には、さすがに辞めたいと想ったこともあります。

部活とのバランスについて

自分は現在もまだ部活顧問を続けています。最初は文句もありましたが、人間とは強いもので、今ではすっかりこの生活に慣れました。少しの楽しみも見つけたくらいです。

部活のエントリーや大会、合宿では弁当の手配があったりするのは、部活が終わって子供達が帰ったあとに行うことになります。

基本的に日中は、授業の指導案やテスト作成などの教師のメインの仕事を行います。

あくまでこちらがメインです。部活の仕事は、いくらかは家に持って帰ることも出来るので、休憩をとりながらでも取り組むことができます。

学校では授業のことにしっかり取り組み、部活のことはルールや競技のコツなどの勉強を家で行います。

二つの仕事を行うので休憩のとり方が大事となります。

上手いこと休憩を取って交互に行うことで体が参ってしまわないようにしています。顧問は一応二人います。自分がメインですが、かなり忙しい時には、もうひとりに作業を任せることもあります。

7,高校美術部のケース

はじめまして。九州の公立高校で教師をしています。

今年25歳になります。担当学年は高校一年生、副担任をしています。

担当教科は美術です。美術は選択授業のひとつですので他の先生に比べると授業頻度は少ないかと思います。勤続年数は3年、今の学校は1年目です。担当の部活は美術部です。また生徒会の担当もしています。

部活の勤務時間としては授業が終わる16:30から19:00の2時間30分です。

手当てについては他の先生方(運動部など)とほぼ変わりません。

平日は毎日部活動がありますが顧問は張り付いているわけではないので隣の美術準備室で書類制作などの仕事をすることが多いです。

合宿はありませんがコンクールのために遠征することが年に二度ほどあります。この際の費用に関しては支給されている部費から出していますが立て替えや雑費に関してはポケットマネーからでることもあります。

文化祭が大変

大変なところで言うと文化祭等の学校行事の際の負担が大きいことです。これまで何度も車を出す機会があり学校から一時的に離れなくてはいけませんでした。

他の部活には副顧問がいるのですが美術部の副顧問は他の部活を掛け持ちしているのでほぼいないものとして考えなくてはなりません。

責任者不在の時間ができるのは不都合な場合も多々あるので大変といえます。

辞めたいと思ったことはまだほとんどないのですが、部活顧問としての仕事、生徒会の仕事、教科担当の仕事、県の美術協会の仕事が重なったときはかなり忙しくなりますし、そういうときは生徒も忙しいので空気がぴりつくことが多いです。

そういう時は身体的にも精神的にもきついので辞めてしまいたいという気持ちが出ることもあります。

授業との両立は比較的楽

幸い私の担当する美術部は部活としての負担が少ない方(あくまで運動部担当の先生と比べてですが)なので、顧問への用事がない際は生徒たちに活動を任せています。

その歳に書類作成や授業の資料作成などをしています。テストなどは持ち帰って準備することもありますが比較的余裕がある方かと思います。

先にも書いたとおり辞めたいと思ったことはあまりないのですが私の場合、うちの学校には美術教師が一人しかいないこと、他の部活と掛け持ちしている先生も多くいることから辞めることができないという状況です。

男子テニス部顧問で化学、物理の先生はかなり忙しくしていて休日も休めていないようすでした。遅くまで残って準備をしたり持ち帰って仕事したりしているようです。



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