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学校教師に学歴は必要?低学歴に対する差別はあるのかの本音トーク

今回は学校の教師と学歴差別問題について取り上げたいと思います。

前回塾講師の学歴についてアンケートを取り公開したのですが、やっぱり学習塾は学歴がかなり重要視される様子。

一方小中学校の現場では本当に学歴に関して何かトラブルがあるのか?それよりも大事なことはあるのではないかと気になったのでまたまた現場の9人の先生に聞いてみました。

まず全体的な方向性をまとめます

  • 小学校・・地元びいきが多く、出身大学の差がある
  • 中学校・・受験に関して時折感じる
  • 高校・・私立はあからさま、公立でもかなり感じる

こういうことだと思います。

また私立学校は高学歴進学を目的として入学させる保護者も多く、公立よりは学歴に関して厳しい目が向けられます。

すごく塾と似ています。

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目次

そもそも学校教師になるのに学歴よりもコネ重視の面がある

まず、学校教師になる際に学歴が必要か?ということに関して・・・正直に答えてしまうと学歴よりもコネが通用するのが学校社会というものです。

 

教員採用試験に学歴が関係ないというのは怪しい

実際に試験の点数は学歴でつけるわけではありません。だから建前上は教員採用試験は学歴と関係なく資格取得者は全員が受けられます。

ただし一次試験は通過しても高倍率の都道府県あh二次で連続で落ちるベテランの先生がいるはずです。

非常勤として長いキャリアを持つ先生が二次の面接や模擬授業で新卒採用に比べ大きなミスをするとは考えられず、そこには学歴や試験結果以外の要素が多分に働いていると考えられます。

あまり外に出てきませんが、実際学校現場ではコネ採用で以下のような人が教員になっているはずです。

 

公立学校・・・地元出身校・政治家・学校長・県職重要ポストの子供

私立学校・・・出身校・寄付金・地元有力者・政治がらみ

こういう立場にある人は優遇されているのは事実です。

一次試験の結果が満点でも二次で何度も落ちるのはすでにコネ採用で正規雇用枠が埋まっており残りの枠に入れない現実もあります。

これは一般企業でも一緒で、完全な実力主義での採用というのはなかなか難しいです。

日教組の問題をちょっと調べればわかりますが、未だに教育と政治はつながっており、公務員であっても例外ではありません。

低学歴、いわゆるFラン大学でも強いコネがあれば就職が決まってしまいます。ただ、その後の立場まで保証されるかというと別問題です。

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学校長や教頭がどうやって選ばれるのか?それを見ても分かるはずです。

また、新卒採用よりも再任用で賄う地域もあり、非常勤はすぐになれても正規職員採用はないという流れが残っています。【公務員の再任用拒否問題は裁判になるほど】

教師になってから感じる学歴問題と教師になる前の学歴問題は別だということです。

 

では実際の先生方が現場で学歴をどう感じているのか?詳しく紹介していきます。

小学校教師でも学歴は必要だと感じるのか?

まず一番学歴を意識していなかったのが公立小学校の先生ですね。

おもに「人格形成」を主軸におきますし、何しろ小学校1年から5教科の担当しますので、学歴差別よりも地域区別のようなものを感じた先生が多いようです。

「行くなら地元の小学校」というのは本当ですね。

 

1,小学校教師は特に学歴の必要を特に感じない

元小学校教諭です。新卒採用後、3年間都内の某公立小学校で勤務しておりました。立場としては、一般教諭です。学級担任をしておりました。

対象学年は2年、2年、3年です。

最後の年は、国語と小学英語の教科主任を務めてました。(ほぼ名ばかりで、教科会がある時のみ出席する程度です。)

学歴は都内の私立大学卒です。大学4年生の年に、東京教師養成塾の塾生として選出され、学んでおりました。

教師間で学歴が気になったことはない

教師間での学歴はあまり気にしたことがありません。実際、どの先生がどの大学卒であるか知らない方もいました

東京学芸大学の方は、年に1度くらいのペースで卒業性の方へのようなチラシ?が学校に来ていたので、対応している先生がその大学の卒業生であると分かった程度です。

残りの先生方は、聞けば教えて頂けたのかもしれません。

学校教師は学歴というよりは、実力主義です。

学歴がいい人でも授業が上手であるとは限りません。授業が上手な先生は、先生になられてからいろいろな研究会に出席なさったり、本やインターネットから学び続けている方でした。

自分自身、ほとんどの教員が国立大学出身であると思っていたので、初めは私立大学出身であることに負い目を感じていましたが問題ありませんでした。

 

学歴は関係ないが学び続けることが重要

教職に必要な授業を選択し、教育実習や介護等の実習を経て教員免許を取得します。
それさえあれば、先生としては十分だと思います。

ただ、教師として成長していくには先生になってからいろいろなことを学び、吸収していかなくては子供たちとやっていけないと思います。

よく「教師とは学び続ける人である」と研修等でいわれましたが、本当にその通りだと感じました。

ただ、これは多岐にわたる教科を一人で教えるという小学校教諭の一つの意見です。

中学校教諭になった友達は「大学などでもっと専門的な分野を学んでいない」と厳しいという話を聞きます。

一つの教科を専門として教える立場だと、もしかしたら国立大学や大学院など学歴が必要になるかもしれないと感じました。

 

2,小学校教師でも郊外の仕事で学歴の差を感じた

愛知県北部の小牧市で教員をしております。正規職員として採用されて10年ほどたちました。いまは5年生の学年主任をしておりまして、主任としては5年目になります。

生徒指導主任や体育主任など、年度によっては校務分掌もやるときはあります。最終学歴は中京大学経営学部、佛教大学で教員免許をとり、今にいたります。年は34歳となりました。

学校外のポストは学歴差別アリ

学歴に関してのコンプレックスなどは特に感じたことはないのですが、校外の仕事携わるようになってからは学歴によってポストがちがうんだなぁーということを感じるようになりました。

上に立って仕事がしたいというわけではないですが、やっぱり愛知県では愛知教育大学を卒業しているのかどうかで区別されているように思います。

小牧市内ではそのようなこともあまり感じないのですが、市外の仕事になった場合にとても大きく感じました。

また、その学歴にすがって指導をしている教員は少なからずいるように思います。いまは実力で仕事をすれば良いと思って日々過ごしているのでそんなことも感じませんが、はじめの頃はちょっとジレンマのように感じたことはありました。

小学校では高い学力は求められない

ただ、小学校の教師には学歴はあまり必要じゃないと思います。

勉強を教えられるということとして、最低限の学力は必要かと思いますが、すごく高い学力が必要ということではないかと思います。

むしろ、教員になってからの勉強の方が必要かと思います。日々変化する情勢の中で教育を進めていかなくてはなりません。昔のやり方でやればなんとかなるとかということはありません。

今の子供に合ったやり方で学級を経営していくことと、学歴は関係ないように思います。

教員になった段階である程度できるみたいな錯覚の中で教師をやられている方が少なからずいます。学びを伝える立場として、その人が学んでいないのにその教師から子供はなにか学ぶでしょうか?大人が学びを楽しんでいる姿こそが真の教師像かと思います。

 

3,地元の小学校は地元の大学びいき

現在、沖縄県の公立小学校2年生28名の担当しています。北海道にある4年制大学を卒業後、地元に帰り教職をしています。

今年で、勤務歴 3年です。

私の勤める小学校は周りではマンモス校と呼ばれるほどで、全体で1000名を超える学生が通っています。

2学年も全体で 6クラスとかなり多いです。

地域の学歴差別を少し感じる

周りには、北海道の大学を卒業したのであれば、地元が沖縄でも教職経験を北海道内の小学校で積んだ方がよかったのではと言われます。

北海道の土地のカリキュラムに沿って、大学4年間学んできたのであれば、教職経験としてもそのまま実践と実績を積んだ方が、北と南の教職経験からもっと強みが出せるのではとの事でした。

また、北海道にある○○大学ってどこ?という感じで、「地元沖縄であれば皆、琉球大学でしょ」という感じの空気が漂っていあmス。

実際は、琉球大学教育学部よりランクが高い大学なのですが、地元の人は未だに琉球大学が一番だと思っているので、その偏見がどうにかして欲しいなと思います。

実際、本州の大学で力をつけて、地元に帰って就職する社会人も多いのに、それを受け入れる経験層がこの考えでは、かなり肩身が狭いと感じました。

必用なのは専門より幅広い教養

私の個人的な意見としては、学歴は不要だと思います。実際、私も大学生活を勉学だけに邁進してきた方でありませんでした。

先生という職業に一番大切なのは、「幅広い教養」だと思います。

子どもたちが皆、将来先生になる訳ではありません。

将来、色々な業界や職種に就いていくので、それをサポートできるような「幅広い教養」を例えば、学歴にこだわるのではなく、多くの書物を読みあさってインプットし、それを大学内生活であればサークルや部活動としてアウトプットすることが出来ます。

大学の外であれば、大学にこだわらず高校卒業でも、アルバイトや地域活動、ボランティア、行事、インターンシップなどで自己形成が可能になっています。その為、先生に学歴は不要だと思います。

 

中学校教師に学歴は関係あるのか?

続いて中学校ですね。受験が始まり教科の専門性も高くなってきます。

 

4,出身大学が地元でないと仲間外れにされやすい

大学を卒業後、すぐに愛知県の新卒として採用されました。校種は中学校で、教科としては、特別支援学級の担当です。

新任の頃から担任、そしてテニス部の顧問を任されていました。

校務分掌としては学年会計、就学援助、給食、常任委員会の仕事がありました。3年目までは、新しい新任が入らず、一番年下のまま、4年目には学年主任となりました。

地元出身大学でないと疎外感がある

愛知県の教師の多くは、愛知教育大学の卒業生が多いです。校内では、「愛教大なら、○○知ってるよね?」や、「さすが愛教大、すごいね」などという会話が職員室で飛び交っていました。

校外に出て研修を受ければ、愛知教育大の卒業生で固まったり、会議で明らかに贔屓をしたりする様子が見受けられました。

一方、自分は愛知教育大の出身では無く、ましては県外、しかも東海地方では無い大学の出身だったので、会話についていけないことが多々ありました。

新任の頃は「大学どこ?」から始まる自己紹介が苦手で、「すみません、愛教大ではありません」と、謝ったりもしていました。

コンプレックスという程のものはありませんでしたが、なんとなく仲間はずれにされて悲しいなあ、という気持ちは持っていました。でもだんだんと慣れて、自身を持って自分の母校を言えるようになりました。

採用試験に合格したら平等では?

正直に言うと、学歴は必要ないと思います。なぜなら、教員免許状を取得し、採用試験に合格した人しか教師になれないのですから。それまでの過程や出身校は、関係ないと思います。

確かに、教師になった後の、卒業生同士の繋がりも大切かもしれません。少し悲しいな、と思うこともあるでしょう。

でも、本当に教育に対しての力があり、子供達と共に成長したいという気持ちがあるとすれば、学歴は必要ありません。

子供達は、教室に立っている先生だけを見ています。過去のことにはあまり興味がありません。ですので、自信を持って子供達にも保護者にも接すれば、何も問題は無いと思います。

また、学歴を振りかざしてくる教員は、今の自分に自信が無いからだと思います。「過去の自分でしか勝負ができない、かわいそうな大人だな」と思って良いでしょう。

 

5,中学校でも受験に関して学歴を重視する教師はいる

京都府内の中学校にて保健体育 社会の非常勤講師をしています。対象学年は1〜3年で日により男子か女子と分かれています。

学歴は、地元では小学〜高校(進学クラス)を卒業後、奈良の天理大学にて教職について学び、深夜の見回り業務やや社会経験を経て、縁をいただき現在お世話になっている学校で働かせていただくことになりました。

難関高校の指導に当たり学歴差別を感じた

私自身絶対受かるであろうと思っていた国公立大学にセンターでこけて天理大学に行ったため、自分の学歴に満足しておらず、正直言えば浪人してでももう少し誇れる学校に行けばよかったと思ったことがあります。

あれだけやる気に溢れていた教職について現在は誇れるものは何もありません。

学歴差別と言えるかはわかりませんが、ご飯を教職仲間と食べにいく時に、「生徒が超難関大学を目指していでも、それを教える側が低学歴だと生徒も塾に行かざるをえないし可愛そうだね」っと先輩(高学歴?)に言われたことがあります。

「確かにそうだ」と思いましたが、「それを今言って何になるのだろうか」とモチベの低下につながったことがあります。

学歴だけではなく社会経験を持った教師も必要だと思う

学校とは勉強だけを教える場所ではないので私は学歴より社会経験が豊富な先生が必要であると考えます。

特に小学生においては人格の形成に大切な時期なのに社会経験もまともにない先生の言うことを間に受けてしまう危険があるので、学歴のある先生に教わるからいい方向に進むと言うものでは無いと考えます。

理不尽な教育や指導が横行してそれが黙認され続けているのは、職員自体が外の世界を知らない井の中の蛙であるからだと考えます。

せめて義務教育内の先生には1〜3年くらいの社会経験は最低してほしいと考えます。

結論として学歴が全く必要では無いと言うことはできませんが、それよりもっと必要なことを身につけて生徒が社会に出た時に困らないような教育ができるよう、自ら社会を経験してもらう必要があると考えます。

 

高校教師に学歴は関係あるのか?

続いて高校です。進学校になると塾同様に高学歴採用がある私立が多く、学年が上がってくれば重要視されているようです。

ただし、学校によっては学歴差別などは全く感じないという先生もいて、公立・私立では考え方が違うと感じました。

6,福祉大学出身だがだが特に学歴で困ったことはない

自分は4年制の医療福祉大学出身者です。高校を出てすぐに進学し、留年経験はありません。福祉課のある高校で福祉の知識、実践技術を教えています。

福祉の授業をメインに学んできましたが、大学時代には併せて公民を教える実習にも取り組んでいたので、公民も教えることが出来ます。現在の学校での立場では高校2年生の暮らす副担任をしています。

学歴差別はないが社会人経験のなさが辛いこともある

大きなトラブルとなることはありません。学歴がどんなものであろうが、肝心なのは現場にでてしっかり教えることが出来るのかどうかです。

学歴があっても人間性に問題があれば商売にならない業界でもあります。少なくとも自分は学歴による差別を受けたことがないし、人の学歴を見て何か特別な感情になることもないです。

しかし、コンプレックスに近いことでいうと、就職までに社会人経験がないことです。学校には塾講師を介して、教材を売るベネッセを介してなど、現場で教える前にサラリーマン経験のある方も数人います。

自分は学校教師ですが、初めて教師として学校に通った数週間前までは学生だったわけです。それを考えると、ずっと学校にしか行ってません。

そんな状態なので、自分としても一度会社員をして現場に入った人間の方がより信頼できるとは想います。教師以外に社会人経験のないことはやや気にする要素かもしれません

高校教師に学歴はさほど重要でないと考える

それはあれば問題はなりません。質の高いものをたくさん積んでいれば、それは現場では名刺代わりとなり、教育者としての信用の底上げにもなります。

しかし学力が高いことと教える力が高いことは必ずしもイコールすることはありません。少なくとも教員同士でなら学歴のことを互いに気にし合う関係性が見えることもあります。

でも学校にくる子供たち、親の方でそれを気にしている様子は見られません。自分は高校教師で、高校教育を甘く見る、または軽んじているわけではありません。

それでもまだ高校の段階であれば、教師の質について、生徒や親が厳しく品定めするようなことはありません

とりあえず言えることは、自分は学歴の有無は気にしていません。

当然のことですが、現場に出てしっかり教えられる者が一流の教師です。

極論を言えば学校に入ったことはなくとも我流で学んで教えるだけの力のある者ならここでは一人前扱いです。

それに本当のことをいえば教育の世界も移りかわるので、過去の栄光をもつばかりで現在についていけない者は二流扱いとなります。結論をいうと、必要性は薄いです。

 

7,底辺公立高校の非常勤講師教師でも学歴は重要だと思う

あまり学力の高くない高等学校で働いていました。二学年担当と、三学年担当で国語を教えていました。

分掌は生活指導です。

新卒で産休代替として入りました。

私は私立の文系大学を卒業しています。名のある大学ではないため、知らない人が多いと思います。

中学、高校と成績は悪く、高校も偏差値が38のところを卒業しました。

生徒から悪口を言われたことはある

学歴差別とは違いますが、学生からは「底辺大学。大したことない学校。誰でも入れる。」と言われていました。そのため大学名は伝えないようにしました。

学校名を言っても伝わらないようなところなので、大したところでは無いよと伝えていました。
生徒からは、「早稲田や慶應卒と言った教員の方が良い。ああいう先生が良かった。」と言われていました。

教員同士ではあまり言われたことがありません

しかし、高校名や大学名を伝えると、あまり良い顔はされませんでした。ただ私自身が学歴はコンプレックスだったため伝えることはほとんどありませんでした。

教員の中には自分は「〇〇大学出身だから。」と言う態度を取る方もいらっしゃいました。しかし、ほとんどそのような事はありませんでした。

教員免許は学歴と関係ないが重要

学歴は必要だと思います。少なくとも四年制大学を卒業しておくべきだと思います。
そして、高い学力が必要だと思っています。

教員の仕事は毎日、かなりの勉強が必要だからです。しかし、学力だけが必要な職業ではないと思います。学歴よりも人間性が大切な職業です。

学歴差別的な発言をされる方よりも、学歴が低くても差別をしたり、他人を貶める発言をしない人がなるべき職業です。

今、大学では大した勉強をしなくても、教員免許が取れてしまうことがあります。そのまま流れで教員になった人もいます。

たしかに、大学はより良い学校に行った方が高いレベルの学問を学べますし、名前も箔が付くと思っています。

矛盾してしまいますが、現状はそういうものです。

 

8,私立の高校教師は明らかに学歴が必要だと思う

首都圏の私立高校で勤務5年目を迎えており、ポジション的には高校1年生の副担任を担当しています。

専門教科は主に日本史を教えており、クラブ活動では剣道部の指導に当たっています。

最終学歴は専修大学文学部で教職課程を取得して私立の高校教師を志望しましたが、MARCHに合格することができなかったのが密かなコンプレックスです。

教師の間でも学歴の話はする

学校教師の間では学歴の話をするのは当然であり、どのような担当になるかも学歴重視の面があると感じています。

まず採用段階で学歴に注目されますし「子供たちにちゃんと教える事ができる?」などの暗に学歴を見下す発言もありました。

また高校教師の間でも「どこの大学出身か」などというのはタブーというよりも積極的に話されているのが現状です。

私は専修大学出身ですがMARCHや早慶上智出身の教師からは「日東駒専出身で授業できるの?」などという発言はしょっちゅうです。

しかもどのような担当になるかも学歴優先主義であり、基本的に3年生の担任や進路指導に当たるのはMARCH以上の高学歴のみとなっています。

一度その理由について尋ねてみましたが「そりゃ学歴がないと進路相談に乗れないでしょ」という答えが返ってきました。

進路相談の時に学歴が役立つ

私自身学校教師には学歴が必要だと感じており、学歴差別というよりも優秀な人間が子供たちを指導すべきという一面があると思います。

例えば学歴が低い教師が進路指導などの時に自分の出身大学よりも上のレベルを目指す子供たちに対して適切なアドバイスができるでしょうか?

むしろ高学歴の人間ならば自らの受験経験や出身大学の雰囲気などを適切に教えることが出来るので進路指導では頼りになる存在であることは事実です。

基本的に学歴というのは「どれだけ努力できたか」という簡単な証明書のようなものであるので、学歴は教師にとって重要なものといえるでしょう。

全てが学歴で決まるわけではないですが、相対的に見て学歴がある方が優秀である確率が高いので教師に学歴は必要だと思います。

 

9,高校の音楽教師だが学歴で馬鹿にされている感じがする

私立と公立の掛け持ちをしております非常勤講師です。教科は音楽です。週3日私立校。週2日公立校にて、合計14コマになります。

音楽Iがほとんどですが、音楽Ⅱも少しあります。私自身は私立の音楽大学出身です。東京の音楽大学になります。以前は常勤で勤務した事もあります。すべて合計して教員歴は今年で14年目になります。

受験主要科目の大学ではないので差別的な目で見られる

教科が音楽になりますので、学歴で判断しているのかは理解に苦しみますが、馬鹿にされた経験は多数あります。常勤で働いていた時はあきらかに私と話たくないんだろなと思う先生はいました。

合唱コンクールや吹奏楽部のことでどうしてもコミュニケーションを取らないといけない先生方はいましたが、「そちらで決めて下さい」と言われ、話さないで1年終わることも多々ありました。

先生方の性格によるかと思いますが、プライドが高い方が多い、コミュニケーションが苦手、そんな先生方が多くいらっしゃいました。

非常勤講師になりますと、非常勤講師同志で差別を受けた感はありません。しかし必要以上に話さない方ばかり、私はその人その人の様子を見て判断して接しております。

教師は学歴より人格が重要では?

必要ないと思います。学歴があっても高校教師としてこの人はどうなんだろう?と疑問に思うことは多数あります。生徒との相性もあるかと思いますが、沢山の生徒を相手にしていると思いやりと経験が1番かと思っております。

とても高校教師という職業はやりがいがあります。

しかし、生徒の進路やこれからの人生にプラスになることを伝え、教え、何かのきっかけのひとつになることをしなけれはいけないと思います。

責任を感じて自分自身も学び続け、人として魅力的であるべきかと。そこには学歴は必要ない。

東大京大卒の先生は凄いと言われて接していたこともありましたが、何も魅力的に感じない。

私の方が生徒からの信頼は貰っていると感じることが多々ありました。

 



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