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教室長の転職先でおすすめは?塾のキャリアが評価される場所はどこ?

今回は塾講師の教室長のおすすめ転職先です。これって意外と難しくて、そのままキャリアアップしていけるケースもあれば、新しい転職先で同僚と全然話が合わず後悔する人も周りに結構います。

そこで今回は10年以上の経験を元に、どのような転職方法が良いのかお伝えしようと思います。

目次

塾の教室長のキャリアが評価されやすい転職先

まず、教室長をやっていてもいくつか経営においていくつかパターンがあるので要注意です。

  • フランチャイズ系の個別指導塾の教室長
  • 大手進学塾の教室長およびエリアマネージャー
  • 中小マイナー塾の教室長

全然扱いが違います。

個別指導の教室長はマネージメントが評価される転職先がおすすめ

まずは、1対1~1対3ぐらいまでの個別指導塾です。

明光やスクールIEなどが有名ですがこういうフランチャイズ系のところで教室長をやっていると、多学年にわたって全教科の補習担当をしつつ、アルバイトの出勤管理や模試の管理など基本的に全部を担当しているはずです。

これが活きるのが人材系・人事マネージメント関係の仕事です。

実は個別指導塾の教室長⇒大手進学集団塾の教室長という流れはあまりありません。

ぶっちゃけ言ってしまうと、何年やっても個別指導塾でのキャリアというのは集団指導塾の1年未満の計算であり、全く別物として評価されてしまいます。

1対20、30以上の授業スキルと、個別指導のスキルや教室運営のスキルは別物なのです。

一般大手塾の専門講師に戻るというのなら20代~30代前半がギリギリです。

異業種転職で多いのは人材管理。後は個人のスキルを評価されるIT系がやはり多いです。

電話営業が厳しかった塾であれば営業系もオススメ

生徒人数獲得をPRしていけば異業種でも評価対象です。チラシやHPを見て電話してくれた人への営業が得意な人は、法人営業をやってみるとそのプレゼンスキルを評価されますよ?

大手有名集団進学塾の教室長はベンチャー系の教育産業がおすすめ

続いて、大手の集団指導塾です。生徒人数は1クラス15名以上、最低でも10名以上のクラス指導経験を持つ人は、他塾に行ってもそもまま中堅から採用されます。

特に新規校舎をどんどん作っている塾、地域限定のベンチャー教育系は、大手ベテランのノウハウを吸収していきたいという経営戦略があります。

最近はサラリーマンがお金だけ出して地方で塾を始めるなんてケースも出ています。

地元の出身校や同じ県内でまずは新規オープンしているところなないか?

転職サイトで探してみてください。

また、集団指導を経験しているので「プレゼン力」をかなり評価してもらえます。

  • 大手メーカの企画部門・営業部門
  • 人材開発部門・人材管理部門
  • 教育関連の出版営業部門

この辺に転職された先輩教室長はその後も楽しそうに仕事をやっています。

中小マイナー塾の教室長のおすすめ転職先

ITメディアビジネスオンラインより

 

塾は今や1年にものすごい数が倒産してしまいます。少子化だけではなく他の習い事とも競合するので地元のアパートの一室で数年持っても、その後に鳴かず飛ばずで消えていく塾は後を絶ちません。

そういう中小のマイナー塾で教室長をやっていた場合、評価されるのは今度は個別指導塾の教室長です。

フランチャイズ系の個別指導塾は出入りが多く、常にオーナーが変わります。

フランチャイズ塾の収入元というのは生徒の学費+オーナーの出資からなので、多少潰れても経営が持ってしまうんですね・・・。

ちょっと定年後に塾でも始めようかな・・・。などというオーナーさんの下で働く教室長が全然足りないんです。

正社員採用されれば、給料はそこそこ安定するかと思います。塾の路線で教える仕事をしていきたいと思うのなら一度検討してみてください。

  • フランチャイズ個別指導塾
  • サテライト専門予備校
  • 大手進学塾の1講師になる

この3パターンが多いです。

別業界に行くのであれば30前までにキャリアコンサルタント(エージェント)がつくような転職サイトで相談した方が良いかと思います。

自分で申し込むタイプの転職マッチングですと、かなりの率で弾かれます。

他にも塾講師に向いている転職先

これは塾講師だけではないのですが、教師に向いている転職先が幾つかあります。

 

  • マスコミやウェブ広告などPR案件を作る会社
  • 翻訳や通訳など教師の語学力を生かした会社
  • 配送・宅配など個人単体でキャリアをあまり問わわれない会社
  • 介護・看護などいつでも募集がある会社
  • 携帯販売屋やアパレルなど店長のいるところ

・・たまにですがこういうところに転職する方もいます。給料が下がるケースも多いので条件の良いところから受けた方が良いです。

給料が安いけど楽ではなくて、給料が安くてきついなんて会社だって多いのです。

給料がきちんと払える会社は業績もよく、資本と会社の研修制度が行き届いています。塾と違って組織で仕事をするところならなおさらです。

狙うなら上から順番にが鉄則です。落とすのはいつでもできる。

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転職前にきちんと業界研究はした方が良い

塾の教室長ともなると1日24時間では全く足りないくらいのハードワークだと思います。

時間割作成からテスト対策、生徒の進路指導に保護者対応・・思い出しただけで吐きそうですが・・そんな激務の中でもやっておいた方が良いことは

他業界の業界研究です。

これ塾の講師をしていると全く入ってこなくなります。やはり学習塾は対象者が中高生がメインのため、大人の社会のことよりも時事問題も受験よりになってしまいます。

一方転職市場で求められるのは業界への専門知識です。

忙しいとは思いますが、いくつか業界を絞って研究をしておきましょう。

 

ちなみに、私自身は業界研究と収益化を兼ねて株式投資の勉強をしていました。

会社四季報はもちろん株価ニュースを読み、実際に投資することでかなり業界の動きが身近になりました。

バーチャルトレードでも良いのでお勧め業界研究の一つです。

【株オンライン】10日間無料で全てのサービスが受け取れます!

FXをやっている人も多かったのですが、スピードが速いのとハマってしまうと授業中も値動きが気になって仕方がなくなるので、週末にできる株を私は優先しました。

転職中はオンライン履歴書を常に更新しておくことも重要

転職に当たってほとんどの方がオンラインの転職サイトを作りますが、AIによる自動マッチングも増えた今、履歴書や職務履歴書は最低1年ごとに更新しておきましょう。

放置のままだと、採用側に情報が流れません「更新」の後にどどっとオファーが来るのは仕組みの問題です。

また、大手は業界ニュースを無料で流してくれるサービスもあるので、転職サイト専用のgmailアカウントを作っておいて、週末にみると業界ニュースに詳しくなります。

 

教室長が転職を決めるなら早めに!今よりブラックはない!

教室長のような役職がついても転職では女性25歳、男性35歳の壁は厚いです。

40以降は本当に良いものが出てきません。

同業他社ならまだしも、異業種となると0カウントされる業界もあり、早めに動くに越したことはありません。

正直申し上げて塾の教室長の仕事は給料も安くて激務です。

他の世界に行ったら残業手当は当たり前、模試での休日出社や無給の補習で月に1回しか休みがないなんて狂った世界とは真逆だったりします。

【 平成30年:産業別離職率(厚生労働省)

昨年はコロナの影響で飲食が過去最高になっていますが、塾業界も毎年ベスト5に入っています。

教育どころか数字に追われまくる世界を経験した人ならきっと他業界でも活躍できると思います。

夜の仕事ではなくなるだけで一気に気持ちも晴れやかになります。

もし、毎日胃が酸っぱくなるような経験をしているのならこの際ちょっと多業種を見てみるのはアリだと思います。

とにかく早めに行動はしておきましょう!ウェブ履歴書だけでも作っておくと良いですよ!

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