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海外塾講師の転職と求人先は?ニーズのある教科と働き方を経験者が語ります

今回は海外で塾講師の仕事をする方法ですね。なかなから珍しいケースなのですが、現地採用での学習塾募集と面接、その後の働き方について詳しく解説していこうと思います。

将来的に日本に戻って働きたいという海外塾講師の方にも参考になるかと思います。

目次

海外で塾講師の仕事を得るための条件と求人情報の探し方

では一番気になると思う海外で塾講師の求人情報についてお話しします。

  1. 現地のクラシファイなど地域新聞
  2. 留学センターでの掲示板
  3. 語学センターの募集
  4. 自分で広告を出して生徒募集
  5. 海外拠点のある学習塾のホームページから応募
  6. 大手転職サイトから応募

この6パターンがります。

海外の日本人向け掲示板にたまに塾講師募集案件が出る

アブログ海外クラシファイ一覧

例えば留学生向けのアブログのクラシファイ一覧ですね。海外のバイトや教育関連の情報もたまに載ります。

 

ニューヨーク教育掲示板

他にもこうやって各地域の海外掲示板ではベビーシッターや宿題のお手伝いに混ざって現地の塾のスタッフ募集が出ます。

ロンドン掲示板

非常勤講師の募集があることがわかります。

ジャパンセンター

英語圏に住む日本人が良くいるジャパンセンター(通称ジャパセン)こういう日本人向けのショッピングセンターの掲示板にもたまに募集があります。

ただし海外の塾講師は日本よりも狭き門です。

なぜかと言うと第一にビザの問題。第二に教師余りの状態であるからです。多くの募集は家庭教師か週に1~2回程度の塾講師で、海外の不便な交通事情や移動時間を考えるとあまりまとまったお金にはなりません。

語学センターでも塾講師の募集があるがコネで決まってしまう

他にも、日本とつながりのある留学センターで提携している塾講師の募集をしているケースもあるのですが、基本的にはそこに通っている生徒優先で一般募集はほぼないと思います。

海外にいると日本人同士がかなり仲良くなるので、そのコネで仕事をもらう方が多いはずです。

自分で広告を出すと割と簡単にバイトが見つかる

海外ではとにかく積極性が重要で、受け手にまわって塾講師の求人が来るのを待っていてはなかなか職は見つかりません。

ジョブハントと呼ぶくらいですから、自分でチラシ広告を作ってしまいそれで募集をかけるのが海外で塾講師として働く最善策の一つだと思います。

今はオンライン広告が簡単に出せますので上記のところで積極的に募集してみると良いかと思います。

海外拠点のある日本学習塾から派遣してもらう

早稲田アカデミー海外提携校

大手も現地の日本人向けに、学習塾をいくつか作っています。海外留学経験・海外の大学卒業であればこういうところに入って派遣を待つというのは一つの手です。

リクナビはバイトも含めて間口が広いです。最大大手がやっているので安心です。

日本語教師募集サイトでもたまに海外塾講師向けの求人が出る

他にも日本語教師をしながら塾の掛け持ちバイトが多いので、同時に求人がでてくることもあります。

ジェグズインターナショナル

 

高倍率です。高学歴のキャリアの人が殺到する傾向にあります。

 

海外塾講師として求められるスキルは?ニーズのある教科について

続いて海外の塾講師として求められるスキルですが、当然現地にいる子供の多くは日本語の外に生の外国語を習っているので、その指導は必要ありません。

日本に戻ったときに日本の教育環境に合わせるための国語と数学の指導補助が多いです。

帰国子女枠を使えない保護者も多く、戻ってから日本の私立に入ると飛んでもなく学習スピードが速いので、まず国語・数学で追いつけずに落ちこぼれてしまうのです。

私自身帰国子女を担当したことがありますが、「今更日本語の文法なんてやりたくない!古典なんてさっぱり」なんていう子が多く本当に苦労しました。

中学受験の経験をしている講師は割と転職で有利です。

海外学習塾の面接や試験内容は?

これは特別なものがあるわけではなく、中3までの国語か数学ができれば良いと思います。基礎的な漢字テストや数学の計算問題が出されます。

日本で塾講師を経験してれば学力的にはそこまで問題にならないと思います。難しいのは求人を探す方です。

海外教師が帰国後の転職も考えるなら事前準備が必要

日本語教師も含めすでに海外で塾講師をしている先生が帰国後に転職を考えるならかなり事前準備が必要です。

「帰国してからいったん友達のあいさつ回りをして・・・」などという甘い考えはやめましょう。

とくにお国柄のんびりしている南国のアジア圏などで過ごしてしまうと労働地獄と言われる日本の転職環境と全くあわずそもそも応募してもうかりません。

多少の語学が使えても専門的に企業にマッチしたスキルがなければ、現地の翻訳家を雇った方が安いと考える企業も沢山あります。

一つは海外に法人も持つ日系企業を対象とした転職サイトからの応募です。これは割と現地を経験しているスタッフも多く相性が良いかと思います。

オンライン塾講師は現地でもできる一つの手段

高学歴でキャリアもあるのに旦那さんの都合で海外赴任をする女性も多いです。

そういう方にぴったりなのはオンライン塾講師や家庭教師ですね。

時差の問題さえクリアすれば、昼の空き時間がちょうど日本の学校が終わった夜の時間だったりして最適です。

[blogcard url=”https://teacher-life.jpn.org/794.html”]

自粛が長引き日本人の多くがオンライン講師にうつっているため倍率は高いのですが、無料で登録できますし、一度探してみるのも良いでしょう。

海外講師以外に教える副業で稼ぐ道もある

海外にいるうちに講師のスキルを活かして手軽に稼ぐのも一つの手です。趣味を活かしたライターや、コーチングの仕事、英会話学校の教師、通訳や翻訳などは国をまたいで仕事の募集があります。

[blogcard url=”https://teacher-life.jpn.org/155.html”]

私が海外にいた時はこんなに便利な世の中でなかったのでこうして国を飛び越え仕事を探せるネットの世界は本当にありがたいです。

正社員の転職を考えるなら間違いなく転職サイト

日本人も海外に行けば外国人扱いです。経営者にとっては現地の人を雇う以上にコストがかかり、それを回避するためにバイト扱いからスタートするところが多いです。

本当に正社員でキャリアを活かして働きたいと思うのであれば、転職サイトにきちんと登録しておき、条件にあったところに応募する。

さらにキャリアスタッフに相談しながら、コネを作っておくのがベストだと思います。

[blogcard url=”https://teacher-life.jpn.org/1213.html”]

折角の貴重な海外経験を活かし、キャリアアップするためには計画的な転職が重要です。海外に飛び出した時のように勢いだけでは日本の就活は厳しいです。

今は経営者の考えも若くなっている会社も多くIT系は海外も視野に入れている所がかなりあります。

自分の特技を活かして素敵な人生を再構築してみてください!



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