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保育士から学校教師への転職はあるのか?免許取得から働き方の違いまで!

保育士から学校教師への転職はあるのか?

結論をいうと、すぐに転職できる人とできない人がいます。また待遇も違うため、安易な転職はおすすめしません。

それでは、保育士と学校教師の違い、そして転職はあるか、というお話です。

目次

保育士免許と教員免許の違いと問題点を知ろう!

まず、教師と保育士の免許は違います。

教師と幼稚園教諭は「文部科学省」の管轄になります。

しかし、保育士は「厚生労働省」の管轄で、看護師や保健師と同じです。

しかし、保育士の人でも小学校教諭の免許を持っていれば、小学校の教員への転職が可能です。

特に、保育士と幼稚園教諭の免許を抱き合わせでとっている人は、小学校の免許と重なるものがあります

実際は保育士だけの免許よりも、幼稚園教諭の免許を持っていた方が小学校の免許も取りやすくなります。

ここで簡単に教員免許と保育士免許についてお話をしましょう。

教員免許とは?専修、一種、二種の違いについて

教員免許を分けると、専修、一種、二種の3つに分けられます。

  • 専修・・・大学教師【大学院卒】
  • 一種・・・高校教師【大卒】
  • 二種・・・中学校以下の学年【短大・専門学校】

 

高校で教えるためには、この中の一種以上の資格が必要です。

一般的に専修教員免許状は、大学院卒(修士卒)になります。

他の2種類は、教科に関する専門科目と教職に関する必修科目などの単位をそれぞれ一定数以上取得することが、必須条件となります。

 

二種免許で働ける学校は限定的

二種は大学、短大、または専門学校で取得が可能ですが、「中学校以下の学校」でしか教えることはできません。

 

健康栄養専攻・・2種免許(栄養教諭として小学校)

健康スポーツ専攻・・2種免許(体育教師として中学校)

 

小学校で働きたい場合は2種のみでは不足してる履修科目があり、通信講座で資格取得をして小学校で働く人もいます。

 

また、幼稚園・小学校の場合、教員資格認定試験に合格した者でも取得することが可能です。

現場では1種取得を推奨されている

しかし、現在の学校制度では、二種免許を持つものが教員採用試験に合格した場合「教育委員会が「一種」の免許を取得するよう強く勧める」傾向にあります。

東京都の高等学校では一種でも不足と、専任の教員の多くは通信などで院卒の資格、専修を取得することを勧められているようです。

(海外では院卒の先生が増えているのを見習っている)

教職免許取得をPRして生徒募集に使う大学も多い

さらに、近年、教育学部系の大学以外では「教員免許の修得をあまり奨励していない」ため、教員免許を取るための必修科目は「別費用」の支払いになっている大学もあります。

また、こういった科目の授業は土曜日や月曜日の朝一番、金曜日の最終時間等に授業が組まれ、教員免許を取る学生が減少しています。

本来「大学は免許よりも「研究」を優先してほしい」という気持ちだったのでしょうが実際にはそうではないのが現状です。

全国に大学が増えすぎた結果、ほとんど学力がなくても大学に進学できるようになり、「小学校の算数ができない大学生」など、学力低下問題が世間で話題になりました。

社会実情データ図録より

 

そこで大学が考えたのが「教員免許」を修得をPRすることによって、「まじめな学生」が多い大学であるという印象を世間に与えるというものです。

教員免許取得は大変だった

2020年、コロナ禍で就職活動そのものが変わったため、今後の年間スケジュールは大きく変化しますが、それ以前は「就職活動期間」と「教育実習期間」が同時期になっていました。

そのため、企業に行くか、教員になるかで迷った学生もいたようです。

その中でも、企業の内定をもらって、さらに教員免許も取得した学生も多く、大学の本分を全うした人もいるということですね。

つまり、教員免許を取得するには、大学または短期大学以上の学校に合格し、さらに2年間ないしは4年間まじめに勉学に励んだ学生たちの「証」のようなものです。

保育士免許はどこでとれる?小学校免許の同時取得のメリット

保育士は、大学院、大学、短大、専門学校、高等専門学校、高等学校保育専攻科等で、2年間保育に必要な単位を修得することで、取ることができる免許です。

他にも、職業安定所等の職業訓練校でも保育士養成コースが組まれ、養成所によっては幼稚園教職員免許も併せて修得できるコースもあります。

保育士と小学校教師の免許の同時取得は大変

大学等の初等教育科、保育科では保育士と幼稚園教諭、保育士、幼稚園教諭、小学校の教員免許を併せて修得できる場合もありますが、それぞれの教育実習を必要とするため、かなり大変です。

 

保育士と幼稚園教諭、小学校教師では「教育原理」「発達心理学」「体育実技」など共通して取ることができる単位がたくさんあります。

また、保育士の選択科目にある「教育心理学」は教員の必修免許のため、こちらを修得しておくと教員の免許を取るための単位が免除されます。

他にも、国語表現や図画工作、器楽演奏など、保育士、幼稚園教諭、小学校と重なる単位もたくさんあるので、大学の場合は全部をまとめて取れるようなカリキュラムを組んでいるところもあります。

両方の免許を持っていると経営に携われる

親が私立幼稚園や保育園を経営しているため、大学で教員免許を修得し、その後大学院で不足する単位を取って、幼稚園や保育園経営を引き継ぐという人もいます。

公立小学校内に公立幼稚園や保育園がある場合などは、学校長が園長先生も兼任することもあるということです。

保育士にも学校の先生にもなりたい、と少しでも考えるなら大学の時に両方の免許を取っておくことをお勧めします。

また、小学校教員免許を持っていると、保育士に転職しやすいとも言われています。

保育士と教師の働き方の違いって何?

免許の問題を解決しても肝心の中身の違いがわからないと不安になりますね。

同じ子供と接する機関といっても、保育園と学校は全く違います。

保育士とは?変わりつつある現場の状況について

近年、待機児童問題で保育園が不足し、幼稚園教諭が免許を取ったうえで「認定こども園」にする幼稚園が増えています。

そのため、元々あった厚生労働省と文部科学省の垣根がずいぶんと低くなりました。

とはいえ、本来の仕事内容は違います。

保育士は「親や保護者」に代わって、子供を保育することが仕事です。

食事や睡眠、着替え、トイレなどのしつけをしたり、子供たちを遊ばせることを目的としています。

幼稚園との垣根がなくなる前は「働く親の中には3歳までは保育園、3歳からは幼稚園で時間外保育をお願いする」という人がいました。

また、幼稚園のバスが朝夕保育園に迎えに行き、昼間は幼稚園で過ごすという子供もいたようです。

保育士の仕事が保育から教育へと変わってきた

しかし、認定こども園がすすむにつれて、保育士と幼稚園教諭の仕事内容にも変化が生まれ、どちらも育児と教育の両面を兼ねるようになっています。

保育士は家庭の中と同じように、子供の発育を見守る仕事です。しかし、年長になるにつれて、学校という社会でも困らないための教育も始まります。

音楽、体育、図工。そして、昭和の後期からは簡単な算数や国語も必須となりました。

戦後の小学校と異なり、「あいうえお」「数字」が読めない、書けない、という子供は減少し、入学と同時に国語、算数という教科の授業になります。

そこで、幼稚園はもちろん、保育園でも国語、算数の基本、体育や音楽の基本を教育する、中には英会話、パソコン学習等を教育する園も増えています

そのため、保育士の仕事は幅広く、子供が0歳から6歳までの成長に合わせた、育児と教育の両面の仕事をしなければならないのが現状です。

また、保育園に通っている年齢では、子供たちの自我が芽生え、それぞれの個性によって、内容を考えること、家庭の環境によって、子供への接し方を変えることを余儀なくされています。

子供の急病にも対応することが求められるため、近年は養護教諭から保育士へという人もいるようです。

保育士の仕事は、時には母親であり、看護師であり、教育者ということですね。

それなのに給料だけがやすいという現実を何とかしたいものです。

教師の仕事の本質とは?年々大変になる職場環境

学校は本来、学びの場です。

国語、算数、理科、社会等の主要教科の他に、体育、音楽、図工、家庭科を通して、社会に出るまでの準備教育を行います。

小学校で学ぶことは、全て人としての基礎で、6年間で「人間」として生きていくことができる最低限の知識を身につけることができます。

それを助け、導くのが教師の仕事です。

しかし、近年、いじめや登校拒否、家族による虐待と子供たちを取り巻く環境が次々に変化しています。

本来なら教師がやるべきではない仕事まで増え、教育の現場は常に交通渋滞時の街のようです。

欧米の学校では、進路や心理的なケアをする教師と、学業を教える教師が異なります。

そのため、子供たちはメンタル的なケアは本業の先生に委ねられ、授業を行う教師は授業に集中することができます。

かつての日本では「教師」という仕事は聖職で、親が立ち入ったり子供が教師に反抗するなどは起こりえないことでした。

子供たちは、集団生活の中で、そこそこのいじめや不登校、個性のぶつかり合いはあるものの、今のように社会問題に発展するほどの大きな問題になることもほとんどありませんでした。

まして、いじめや不登校は子供も親も、教師に頼ることや押し付けることはなく、親同士、子供同士での解決がほとんどでした。

学校が入らない分、当事者同士の話し合のたえめ、余計な意見が入らずこじれることもなく、とてもシンプルなものです。

地域が支えあう状態。地域住民含めて学校や教育という集団が形成されていたのです。

こういった時代が長く続いたため、かつての日本の小学校では、学校に勉強以外のことを教える専門家を配する必要性がなかったのです。

しかし、時代の流れとともに、複雑な家庭が増え、様々なトラブルが勃発します。

学校ではようやく心理的な相談員を配置するようになります。しかし、その数はわずかで、全ての子供のケアまで回りません。

さらに親やマスコミのいじめのターゲットが学校や教師に向いてしまっているため、教師、特に小学校の教師は気を休めることもできません。

その上で、授業の内容も求められます。

親の中には高学歴な人も増え、学校の教師の授業のレベルが低いと、校長先生等に直接訴えかける人もいます。

学校よりも塾を信頼し、私立の中学受験の勉強を優先、学校をおろそかにしてしまう子供も増えています。

これが小学校の現実で、小学校の先生の日常です。

中学以上の教師とは?保育士からの転職はありか?

保育士から一足飛びに「中学」「高校」の教師になるとしたら、家政系の科がある総合高校の保育専攻コース等がおすすめかもしれません。

考えてみると、女子大の家政学部にある「被服学科」と「食物学科」は中高の家庭科教員免許で、「保育学科」は幼稚園や保育士の免許になり、家庭科の免許が取れないという不思議現象が起こっています。

保育士をしていたけれど、国語が好き、社会が好きと言っても、大学時代の勉強と実際の現場の授業は全く異なります。

20代で、OLから中学や高校の教師に転職した人の中には、まったく授業が成り立たず、現実の厳しさに辞めてしまう人もいるくらいです。

学校のレベルにもよりますが、進学率の高い学校では「元保育士」では、ほとんどが役に立たないと思われる可能性が高いでしょう。

特に、東大や京大、医学部等を目指す生徒がひしめく学校では、常に高レベルの会話が続きます。

中には、主要五教科だけでなく、家庭科や情報とほとんどの教科で、中程度の大学レベル以上の授業を展開している高校もあります。

また、中学や進学率が低い高校では、大人と同じくらいの体躯をした子供たちに圧倒され太刀打ちできないかもしれません

いくら子供が好きでも、保育園児、幼稚園児のいたずらやトラブルは、中高生のレベルと比較すれば可愛いものです。

保育園児や幼稚園児が、他の子供のおもちゃをとっても、それは窃盗にはなりません。

しかし、高校生が他の人のお財布を盗ったり、近くのコンビニで勝手に商品を盗ったら、それは犯罪です。

これが中学、高校生です。

2,3歳児の2,3倍はある大きな体重で、圧倒してくるのですから、立ち向かう教師にもそれなりの覚悟が必要です。

力では勝てない教師は、それなりに知恵と工夫で立ち向かっています。

保育士も、モンスターペアレンツ以降の意味不明な親たちとのトラブルで慣れているかもしれません。

しかし、中高生のトラブルは場合によっては集団の規模が大きく、かなり内容が違うのが厄介です。

さらに、最近では保育園、幼稚園や小学校並に、高校生でも親のクレームが多発しています。

中学だから、高校だから親とのトラブルはない、なんて思ったら大間違いです。

その中で進路や進学、就職のための授業やアドバイスもしなければならないのが、中学や高校教師の仕事です。

中学生は第二次反抗期真っ盛りで、本人は不真面目、勉強をしないことが原因でも、高校に進学させなければいけないというプレッシャーもあります。

教師志望でも、中学教師だけは「絶対にやりたくない」という人もいるくらいです。

免許の問題が解決しても、保育士からこんな教師の世界に転職したいですか?

保育士と学校教師は全く環境が違う世界

教師の良いところは、専任教師の給与の良さです

保育士よりも良い点は、ベテランになるとかなり収入が上がること、子供たちの免疫力が上がり、高校生くらいでは、インフルエンザくらいでびくともしないことです。

軽い食中毒になっても、保育園児や幼稚園児ほど、命の危険にさらされる心配はありません。

もちろん、小学校低学年は、まだまだ不安がいっぱいのこりますが、高学年、まして高校生になると、いつの間にか「そんなこともあったな?」程度で済んでしまうこともあるくらいです。

もちろん、楽しいことがないわけではありません。

生徒から大学や進路の相談受けたり、大学合格の知らせを聞くと、教師冥利に尽きるなと実感することもあります。

卒業した後、Facebookやlineでつながって、色々な情報を教えてくれることもあります。

しかし楽しさや幸せ感は、保育士や幼稚園教諭の世界と全く違います。

おそらく教員同士の会話も違います。保育士なら「親」ありきの会話でも、学校はまずは「生徒本人」です。

親を無視することはできませんが、まずは本人の意志があって、話は先に進みます。

また、教員の多くが大学院卒の学校も多くなります。

大学進学率が高いと会話の内容も時事問題や社会問題等が多くとりあげられ、それに沿って主要五教科が進み、合わせて他の教科も進んでいきます。

もちろんゲームやアニメの話も出ますが、ほとんど生徒が持っている「ライトノベル」を読書に認めるか、授業で使うタブレット端末を使ってゲームを落とし込んで遊ばないようにブロックする方法を考えたり等です。

学校がラノベ原作のアニメの舞台になっていることもあり、そんな会話で盛り上がることもあります。

おそらく、保育士や幼稚園の先生とは違う世界感です。

まとめ、それでも保育士から教師に転職したい?

保育士の皆さん。こんな学校でも転職したいですか?

もしも、免許の問題が解決し、学校の教師に転職をするとしたら、少しでも世界観の近い小学校をお勧めします。それでも、保育士とは全く違う意識が必要になります。

小学校よりも上の学校は、同じ教育の現場という意識は捨てたほうが良いかもしれません。

全く別の職種と考えて、新しい世界を切り開く、そんな気持ちで転職するなら教師への転職は「有り」と断言します。

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