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非常勤講師のボーナスや退職金の現状は?教師8人が年収と生活防衛を語ります

非正規雇用でも、ボーナスが出る会社もあれば、アルバイト以下の会社もあります。それは、非常勤講師でも同じです。

違いは、雇用保険に該当するかしないか、ということくらいでしょうか。

 

目次

非常勤講師の退職金っていくらくらい?

それでは、退職金は?というと、まず「出ない」と思ったほうが良いかと思います。

というよりも、皆さんのほとんどは「退職金」に夢を見ていませんか?

退職金がきちんと出たのは、大手企業でも10年以上前のお話です。世の中のほとんどの経営組織は「団塊世代」に、退職金も企業年金もお金を吸い取られました。

そこで、名のある企業でも1960年以降に生まれた人の多くは、退職金が「数十万円から数百万円」と、その上の世代の1/10以下になっています。

本当に「老後どうしよう」・・・ですね。

2020年代に80代の高齢者は3000万円から5000万円をもらって、家を一軒建てられた、が、今では車一台分になればよい、というくらいの金額だそうです。

しかし、公務員は違います。今でも、バブル期並みの退職金を手に入れて、悠々自適な老後を楽しむことができる自治体もあります。

正規職員と非常勤の退職金の差について

先生といっても、公立と私立では全く対応が違います。さらに、私立はもちろん、公立でも役職や退職した学校の形態によっても異なる場合があります。

例えば、ずっと平の先生なのか、それとも教頭先生や校長先生なのか、といった違いです。これは、企業も同様になるため、皆さんも納得されるのではないでしょうか。

公立非常勤の退職金の現実

企業が枯渇しているというのは事実で、公務員や学校の先生は退職金が出るのは「良いほう」なのです。しかも、公立の先生は、60歳定年を迎えると未だにバブル期と同額くらいの「2000万円前後」が支給されます。

ただし、公務員同様に先生も自分が所属する自治体によって、もらえる金額に差はあります。たくさんもらえる県や市町村では一般公務員が1300万円前後、先生は2300万円くらいといわれています。

しかし、これは正規雇用の先生で、非常勤講師の先生には当てはまりません。

公立の非常勤講師は、どれほど長く勤務しても最期に終業式で子供たちの前であいさつをするくらいで、後は「お疲れさまでした」の一言で終わります。

もちろん、雇用保険にも加入できないため、辞めたら、そこが「ジエンド」です。国から退職金がもらえる学校はないです。

私立の非常勤の退職金の目安と裏事情

私学は企業と同じ民間経営のため、所属する学校や法人によってまったく異なります。

さらに、私学は公立の先生と異なり、同じ学校にずっといるとは限りません。専任の先生でも、3年、5年、10年と他の学校へ移ったり、他の業種に転職することもあります。

こういったところは、民間企業と同じため、短い先生は退職金は少ない、と思ってよいでしょう。

しかし、その学校に20年、30年と定年まで長く勤めれば、それなりの退職金は支給されます。

公立ほどではない学校もありますが、30年同じ学校に勤務した場合、およそ月の給与に年をかけた分がもらえる、ということが多いようです。

 

  • 月収40万円なら40×12で1200万円
  • 月収50万円40万×12か月で1500万円
  • このように月収×12で退職金が計算される私立高校が多い

 

しかし私立の先生の場合は公立と異なり、転勤が少なく、姉妹校がある場合でも移動は限られます。

公立は転勤しても「退職」ではないため勤続年数には響きませんが、私立学校では他の学校へ行けばそれは転職扱いです。

途中で転職して入社した先生は、どんなに良い条件のヘッドハンティングでも「勤続年数」が物を言いいます。

中途の退職金の額は、ずっと同じ学校にいる先生よりも、少なくなるということです。

そして、もちろんですが非常勤講師のほとんどは10年以上勤務しても「退職金」は支払われません。

ひどいですね。

中には、20年、30年と専任の先生よりも古い先生がいるにも関わらず退職金はなしです。

もちろん、こういったことを配慮し、わずかながらの謝礼を用意している学校もあります。

例えば、3年以上の先生には1万円、10年以上の先生には2万円と、退職金というほどではありませんが、支払う学校もあります。

こういった学校はとても少なく、本当に「良心的」なほうです。

私立学校と企業のボーナスの違い

公立の教員と違い、私立学校は企業同様に、ボーナスは学校任せです。

ある自営の人が「ボーナス払い」で家電を購入し、家族に呆れられたという話を聞きます。

非常勤講師もほとんどはフリーランス、つまり「自営」と同じため、退職金同様「ボーナスも出ない」という学校も多くあります。

企業も非正規雇用に対するボーナスの支給は様々なため、仕方ないと思う人もいるかもしれません。

しかし、これは企業の場合です。社員や管理者の責務がそれだけ重いからです。

2020年のコロナ禍では、旅行会社、飲食会社などの多くは社員へのボーナスの支給が0円になりました。景気不景気で、会社全体が責任を取ります。

また、リコールなどで会社に不利益が出ると、役員自らボーナスを返上するという、責任を持った行動をします。中には辞職する管理者もいます。

ここが学校と企業の大きく異なることです。

学校は、ちょっとやそっとの不景気ではあまり左右されません

問題があってもほとんどは闇の中で、管理者たちは頭を下げても、たいして収入には差異がないのです。

学校が少し大変になったら非常勤講師のコマ数を減らし、専任教員は「痛くも痒くもない」のが「学校」という社会です。

非常勤講師のボーナス

私立学校のボーナスは企業と同じ、学校法人単位で設定されています。

専任教員のほとんどは、夏冬合わせて給与の5~6倍です。そこで、30万円をもらっているある程度若手の教員なら、年間150~180万円もらうことができます。

しかし、非常勤講師の場合0円の学校もあれば、夏冬合わせて月額の半分、1回分、1.5回分、2回分とそれぞれ異なります。

良い学校は月20コマ、20万円の講師にたいして、夏に20万円、冬に20万円を支払います。

こういった学校の特徴は「期末試験」や「模試」の監督、成績処理も非常勤講師にお願いしている場合です。

ところが、「期末試験」や「模試」の監督、成績処理を非常勤講師に押し付けながらも、夏冬で1回分というふざけた学校もあります。

中には、部活や実習室の管理、ほぼ専任と同様の仕事を任せているのに、ボーナスが専任の先生の1/10という状況です。

ボーナス無しの私立学校のほとんどは、「期末試験」や「模試」の監督、成績処理、部活は「専任教員」が行います。

「本当に授業だけをお願いしている」という学校ではボーナスを支給しないという方法を取っています。

 

しかし、ここで問題になるのが企業のように、何かあって学校の収入が減った場合、全ての皺寄せが「非常勤講師」に来ることです。

景気が良いときは専任教員の給与やボーナスは上がりますが、非常勤講師には何の恩恵もありません

物価上昇によるベースアップがあるのも専任教員だけです。

しかも、「毎日の仕事内容はほぼ専任と同じ」という学校もあり、非常勤講師の中には身体を壊しても、責任を取ってもらえないという学校がほとんどです。

  • ボーナスなし
  • 退職金はなし
  • 雇用保険にも入れず
  • 労災もない

なのに仕事は専任と全く同じでは良い先生が長く続けられる状態ではありませんね。

派遣社員の非常勤講師

雇用保険に入れる非常勤講師に「派遣社員」という制度があります。

これは、一番契約時に気を付ける採用です。同じ学校の非常勤講師でも、雇用の形態が異なり、派遣会社が中間マージンを受け取ります。

そこで、同じ非常勤講師でも、他の非常勤講師と異なり会社の人間となるため、会社から社会保険に加入することができます。

しかし、学校からの支払いでやりくりするため、その分の中間マージンが搾取され、さらにボーナスは出ないということもあります。

社会保険に加入できる分、他の非常勤講師がわずかながらでも出るボーナスが0円になるようです。

また、派遣社員のため退職金も出ない場合がありますので、こういった形態を利用する場合は、しっかりと確認をしたうえでお仕事を受けましょう。

ボーナスや退職金の保証を

ただでさえ教員が少ない今、まずはその学校で仕事をしている非常勤講師を大切にしなければ、良い先生が長く残ることもありませんし、若くて良い先生が求人に応募するわけがありません。

多くの若手の先生は、非常勤講師から常勤講師や専任の先生を夢見ています。しかし、ほとんどの先生はそれが夢と知って、転職をしたり採用試験を受けて「公立の教員」になっています。

本当に「今働いている先生」を大切に思うなら、まずは非常勤講師や専任の区別を減らし、仕事の量に見合った保証をすることが大切ではないでしょうか?

2020年のボーナスと年収はどれくらいだったのか?

さらに2020年の非常勤講師のボーナスの状況と年収について、実際に現場で働く教師の方に語ってもらいました。(ここからは編集長が書いています)

コロナの影響で学校が閉まる中、休校で仕事一時期なくなり自宅待機をした先生も多く、生活はかなり厳しい様子です。

また、生活防衛の手段として何とか副業を掛け持ちして貯金を切り崩さず1年を乗り切ったことが分かりました。

 

ではさっそく現場で働いている先生の話をまとめていきたいと思います。私立と公立の非常勤ではだいぶ待遇が違うことが見えて取れます。

 

1、私立中高一貫校の場合(30代国語教師)4人暮らし

私立の中高一貫校に非常勤講師として勤めています。部活動のコーチもしており、週に3日ほど部活の指導をしています。土日の出勤はありません。

30歳で国語科を担当しています。主に高校生の古典分野中心に指導しています。コマ数は週に16コマで、給料はコマ数×11000円が基本給として支給されます。

そのほかにも通勤手当てと部活動手当てが給料に上乗せで支給されます。公務員の夫と2歳と0歳の子供と4人で暮らしています。

年収とボーナス・生活費の内訳

年収は約300万です。7月と12月に基本給がボーナスとして支給されますので、18万ずついただきました。生活費はほとんど主人が払っているのですが、おおまかに計算すると以下の通りです。

  • 住居費50000円
  • 光熱費13000円
  • 奨学金30000円
  • 保険 20000円
  • 通信費15000円
  • 車関係10000円
  • 食費 25000円
  • 日用品 5000円
  • 投資 10000円

で余った金額を貯蓄や予備費に充てています。

細かい金額がわからないので、生活していくぶんで足りないお金を私が支払っているという感じです。

主人と財布を分けているのですが、私は子供や将来のために少しでも節約をと思い、自分の物は普段から買わないようにしています。しかし、主人はボーナスが入るたびに高額なものを買いたがります。

自分だけではなく私とお揃いで買おうとしてくれるので嬉しい気持ちがあるのですが、マイホーム購入を視野に入れているので、少しでもお金をためておきたいのです。

主人の思いを無下にすることなく、生活を上手く回していくために毎日お金のことを考えているので、気疲れしています。

生活防衛の工夫

SNSでよく紹介されているポイ活というものを最近初めて見ました。勤めている学校が休校になり、自由に使える時間が増えたのでモニターや覆面調査でポイントを稼いで、楽天ポイントやTポイントに変換して生活費の足しにしています。

公立の非常勤は授業がなくなったり、休暇期間中は給料が出ないことが多いですが、私立だと授業あるなしに関係なく、毎月決まった基本給が支給されました

非常勤でボーナスを支給してくれるのも珍しいと思います。私が勤めている学校には、子育て中のお母さんが非常勤としてたくさん採用されていました。

自分の好きな曜日、好きな時間帯で授業を希望できるので、午前中だけ出勤して午後は帰宅したり、水曜日と土曜日には授業を入れずに他の曜日に回してもらったり希望の通りやすい職場でした。

どこのアルバイトやパートよりも時給が良いと評判でした。個人の塾でもここまでの待遇はありません。非常勤で働くのであれば、私立をおすすめします。

2、私立高校非常勤講師のケース(50代)

現在、私立高校2校の非常勤講師を掛け持ちしています。非常勤講師の勤務を始めたのは5年前になります。子どもが生まれてからずっと子育てに注力していて、ずっと専業主婦でした。

上の子が大学に入学した機会に、職場復帰しました。最初は1校のみの勤務でしたが、2年目から2校で教えています。

担当教科は理科で、現在は化学と地学の科目を担当しています。今までに、生物も担当したことがあります。年齢は50代です。家族と暮らしています。

年収と生活について

今年一年の年収は約160万円ほどです。扶養にも入れず、国民年金、国民健康保険の支払いもしなくてはいけない、もっとも損する収入だと思います。

でも高校で教えることは、自分にとってとても価値あることで、日々新しい発見のあることなので、経済的なことを考える以上に有意義なことだと考えています。

もし数学や英語、国語のような主要三科目であれば、もっと時間数がもらえて収入も増えるのではないかと思いますが、何しろ理科は元々時間数が限られているので、なかなか担当させていただく授業数を増やしていただくことができません。

したがって収入も限られてしまいます。非常勤講師には、ボーナスの支給はありません。これは2校ともですし、周りの他の私立高校でも、非常勤講師にボーナスを支給している学校は無いと思います。

元々ないものだと思っているので、当てにすることもありません。ただ、主人のボーナスがあるので、この時期はちょっとご褒美に美味しいものを食べたりします。

生活防衛の工夫

子どもの大学の学費と仕送りのために仕事を再開して、非常勤講師を始めましたが、普通の生活費は従来通り主人の収入で賄っています。

ただ私の収入だけでは学費と生活費全てを賄うことはできないので、主人の収入と奨学金も利用してもらっています。

生活防衛のための工夫は、家で生活する人数が減ったので、食費、光熱費等もできれば下がるように気をつけています。

非常勤の待遇ですが、学校によって違うと感じます。

基本的に非常勤講師は授業だけを担当していて、授業時間に応じた給与を頂いていますが、それ以外に授業の準備、テストの作成、採点等授業時間の何倍もの時間を費やして勤務しています。

学校によって、また教科によってテストに対する待遇は異なり、専任の先生だけがテストを作成する場合や、非常勤講師がテストを作成した場合、テスト作成手当が出る学校もあります。

テスト採点においても、採点手当が出る学校もあります。同じ高校でもテストを作らなくてはいけない非常勤講師とつくらなくてもいい非常勤講師がいる場合、少し不公平感を感じますが、学校の決まりなので従うしかないかな、とも思います。

3、私立と公立の非常勤掛け持ち(音楽)4人家族

今現在は私立高校と県立高校の非常勤講師を掛け持ちしております。教科は音楽になります。私立高校では総合の授業も受け持っております。

保育系の大学や専門学校を目指している高校2年生と高校3年生の選択音楽の授業を受け持っております。

総合につきましては、現代社会の福祉やITについて。薬物やオリンピックなど範囲は幅広いです。4人家族で夫、娘2人、おります。39歳になります。授業のみだけを担当しております。

年収とボーナス

お金や待遇は年齢とともに下がっているなと思います。時給も据え置きで上がりません。授業も毎年、ばらつきがあり、飛んでいたりと待遇はめちゃくちゃです。

しかし、主婦のパート教員としての仕事でしたら、労力はないし、学生も可愛いし、授業も楽しいので続けております。

非常勤講師歴はとても長いです。年収は110万程。

扶養に入っております。ボーナスはありません。非常勤講師の男性の先生は今年になり、いっきに減ってしまったなという印象です。

福利厚生もないですし、生活していくには難しいなあと思います。非常勤講師として残っているのは、女性のそれも主婦で扶養内でのんびり働いている先生しかいはいです。

「常勤講師として働らきませんか?」と言われたりもしますが、それはそれで年配の先生ばかり、こき使われそうで、今の自分には難しいなと思います。これからコロナが来て、不況は続きますので、どんな形で仕事と家庭を両立していこうか迷走はしております。

生活防衛の工夫

非常勤講師の待遇は悪いです。台風がきて休校になった時の保証もないので、これは酷いなと思います。

授業が行事で潰れて、1時間だけのために行ってとか辛いな」と思います。嫌な先生もいないですが、魅力的な先生もあまりいないので常勤として、毎日その場所にいくという人生にはもう戻れないのかなと思います。

生活防衛として、クラウドで仕事をしたり、ポイントを稼いだり、メルカリをしたり、何か副業はできないかと探しております。

とにかく自由気ままな非常勤講師は責任も無いし、私は好きなお仕事なので楽しいです。

首を切られる気配を感じはしないですが、しかし、コロナがあり、年齢的にも教科的にも色々と難しいなと感じます。

これからどう生きていくか、働いていくか、常に迷走はしているなと思います。常勤になるタイミングは年度末しかないので、3月しかないので今年も悩んではおります。しかし子どもがもう少し大きくなったらのタイミングが良いかなと思っております。

4、公立中学校英語非常勤講師のボーナスと給料(英語専科)

37歳の女です。夫と子供3人の母親をしています。現在とある市で中学の非常勤講師として勤務をしております。

夫も小学校の先生を専門に行っており、私もかつては中学校で勤務をしていましたが、出産を機に退職をして、現在は非常勤として勤務をしています。

非常勤講師として勤務をするようになっては、3年目で、主に中学校3年生の英語の専科を担当しています。受験対策なども行っています。

年収とボーナス

今年1年間の年収については、おおむね3,000,000円前後になります。月の収入については、時間によって管理されており、1時間あたりの収入は約3000円です。

現在月曜日から金曜日まで、1日5時間の勤務を基本として働いているので、月の収入は300,000円前後になります。

ただし、毎月この金額が保障されているわけではなく、非常勤の扱いなので、夏休みや冬休みなどの長期休業期間中になると、授業がなくなります。

出勤する必要はないので、子供の休みに合わせて休みを取ることができますが、長期休暇になると給料がなくなります。

ボーナスについては、通常の公務員と同じ日に支給をされています。支給金額はおおむね200,000円前後になります。

かつて非常勤講師はボーナスの支給がなかったのですが、2年前より支給されるようになりました

ただしその分一コマあたりの給料が下げられたので、年収のトータルとしてはボーナスがあってもほとんど変わらない状態になっています。

生活防衛の工夫

生活ゴールの工夫としては、長期休業になると給料が減ってしまう傾向があるので、この期間の収入がなくなることを見越して生計を立てています。

さいわい旦那が一般公務員として働いているので、生活に困窮をすると言う事はありませんが、余分な出費を見越して、自分のお金はできるだけ使わないように工夫をしています。

非常勤の待遇については、給料としてはそれなりに良いのですが、次年度の仕事の保障がないのは不安なところです。

また、正式採用されている教員の穴埋めとして非常勤講師が使われているため、勤務地が一年で変わったり、ひどい年になると年度の途中で変わってしまったりすることがあります。

長期的なビジョンを立てて仕事をしていくというのがやりくりのが非常勤の待遇で不満なところです。子供にしっかりとした学力をつけさせるためには、年間を通した教育プログラムの確立が重要でありますが、非常勤と言う立場だとそれがやりにくいところが多いです。

大学非常勤講師のボーナスと年収について

中高だけではなく大学の非常勤講師の先生も今年はオンライン化のあおりを受けてボーナスや給料が下がっているけいこうにあります。

5、大学非常勤他、複数学校掛け持ち(英語)30代3人家族

31歳、女性、子供3人大学で英語の科目を担当しています。今まで、小学校、中学校、高等学校、大学での非常勤講師の経験があります。

小学校では、外国語活動の指導の補助を3年しました。

中学高校では、「英語」や「英語演習」などを教えて、大学では「基礎英語」「TOEIC対策講座」などを担当してきました。

小学校は1校、中学校は2校、高等学校も2校で教えた経験があります。大学は、今まで5つの大学で教えてきました。

年収について

その年によって、どこの学校で何コマの授業を担当するかによって違うので、年収はまちまちです。

大学では1回の授業当たり8000円など、回数で支給される大学と、初めの契約で前期1コマ辺り4月~9月の間毎月2万5000円支給されるなど、月々の給料となる大学があり、違いがありました。

公立より私立の方が断然給料は高く、2倍近く違う場合もありました

結婚して扶養に入っている間は、年収130万を超えないようにしていましたが、超えてしまった年は、その年だけ一度扶養を外れてまた入るという手続きをしました。

ボーナスは、今まで教えてきた小学校、中学校、高等学校、大学、どの学校でも一度も支給されませんでした。

ですので、私は、非常勤講師にはボーナスはないという認識でいます。

幸い、結婚しているので、お金の面で苦労したり不安を感じたりすることは無く、自分の給料は貯金するか自分の趣味や必要なものを購入するために使っています。

生活防衛の工夫

非常勤講師でも、ボーナスがもらえたらとても嬉しいですが今の働き方ですとでません。

一年契約で働くことが多く、特に問題などがなければ次の年度も契約してもらえますが、「来年は大丈夫かな?その次の時は契約してもらえるかな?」と、雇用に関しては、安定しない状況ではあります。

また、妊娠出産などで一年休みたい場合など、大学によって対応は様々でした。

専任の先生が口約束で「一年休んだら、その次の年にまた家で働いてくれるかな?」と打診してくれる場合もありますが、別の大学では、一年休むと除籍扱いとなり、また大学が非常勤講師を新たに募集するようなタイミングでないと授業の担当に入れないというところもありました。

契約してもらえるかどうかが常に不安定で、しかも契約するコマ数も年によって大きく変わることがあります。

結婚して共働きであったりすれば、特にお金の心配をすることもないかと思いますが、そうではなくて非常勤講師を続けて生計を立てる場合は、とても不安な要素が多いと思います。

 

6、地方大学および専門学校非常勤講師(65歳)

大学を定年退職後、地方の大学や専門学校で非常勤講師をしています。

担当教科は、経営、マーケティング、地域振興、IT関連の教科等幅広くこなしています。

専門は経営情報でしたから、経営とITを軸とした講義の話があれば、できるだけ幅広く対応するようにしています。

実際はなかなか、口がかかりませんが、細々とやっています。定年退職して現在65歳です。3人の子供たちは独立し、孫も2人います。現在は1軒屋で現在妻との2人暮らしです。

年収とボーナス

本年度の年収は60万くらいです。非常勤ですから、ボーナスなど言ったものは全くもらえません。ボーナスは0円です。

生活費については、年金が主たる財源です。私の稼ぎの60万のうち半分は家計に回しています。残りは妻がバード稼いで家計のやりくりをしているようです。

現在住んでいる一軒家も築35年を過ぎあちらこちらに不都合が出出来て、それらの修繕の費用をどう捻出するかが、現在の我が家の最大の課題です。

家のローンの返済に退職金を当てたため、ローンの返済がないということがただ一つの救いかもしれません。

しかし、一軒家の維持費は水道光熱費等固定的に発生する額が2人暮らしになったからと言って大幅に減少するわけではなく、比較的高額になり、日々の生活を圧迫していることは否めません。

子供たちが家にいる頃は、どの部屋も使用していましたが、今は今と寝室を使うくらいで、子供部屋は物置部屋となっています。退職する機会に合わせて、家の整理もしておくべきでした。

これはこれから退職して夫婦2人の生活になる人たちへの助言です。

生活防衛の工夫

大学では、多くの非常勤講師を雇っていました。今の私は、非常勤講師といっても年金の不足分と自分の小遣い稼ぎといったものですから、こんなもんかとあきらめています。

大学にいた頃、非常勤講師のうちの何人かは、大学院を終了後定職につけず、複数の非常勤講師を掛け持ち、生業を立てている人も沢山いました。中には結婚し、子供のいる人もいました。

大学院を出で、このような生活に甘んじなければならないことには社会の不合理を感じます。

大学が増え、だれでもはいれるようないわゆるFランクの大学が、大学の半数を占め、そこに併設された大学院もまたFランク大学院です。

これらの大学や大学院では経費を削減するために多くの非常勤を雇用しています。

このことは大学の教育の質を低下させるだけではなく、若い研究者の正規の職をも奪うこととなっています。大学での非常勤の枠に何らかの制限を設けて、非常勤を正規の教員として採用するような施策を行う必要性を強く感じます。

7、国立の高校・大学、私立のの非常勤講師3つを掛け持ち(31歳)

31歳、既婚者です。国立大学の非常勤講師と、国立大学付属高校の非常勤講師、私立大学の非常勤講師をしています。3校掛け持ちしている状態です。

現在は夫が単身赴任中なので、実質一人暮らしです。担当教科は国語と書道です。大学では、教員免許取得のための授業を担当しています。

現在は大学の講義はオンライン授業となっていて、今まででは、講義内容、専門性を求められていたと思いますが、オンライン授業を実施する能力を求められているように思います。

 

年収とボーナス

年収は200万ほどです。ボーナスはありません。お給料も、一週間で担当する授業数(単位数)によって月額が決定している学校と、本当に授業時間数のみの時給制の学校があり、後者では夏休みなどの授業がない期間は給与が発生しないので、辛いです。

夫とは、お財布を別にしているので、家賃に光熱費などの固定費、食費、交際費はもちろん携帯電話の契約料、奨学金の返済なども自分の収入から出しています。

収入のほとんどは、そういった固定費や生活していく上で必要なものに使っていて、交際費や自分のお小遣いとして自由に使える金額はほとんどありません。

なるべき自炊をして食費を節約したりしています。学校では、非常勤のため給食はなく、お弁当を持参することでランチ代も節約しています。

実家が経済的に余裕がない家だったので、奨学金を借りて進学しました。教員採用試験を受けて正規の教員になっていれば苦労はしなかったのかもしれませんが、非常勤講師では時間給なので収入も少なくて、奨学金の返済に苦労しています。

生活防衛の工夫

給与や少ないので、極力自炊したり、節約に勤めています。また、教員は生徒の個人情報などの取り扱いもあるので、メールでのやりとりや、何気ない会話でも学校のことを話題に出さないように気をつけたりしています。

非常勤講師は、授業時間以外の給与は発生しない事が多いので、定期試験の採点や成績処理などにいくら時間がかかっても、それは給与の中に含まれる勤務ということになります。時間をかけたら良い授業ができたり、指導ができるとわかっていても、給与が発生しないとなると生活もあるので、なかなか仕事に時間をさけません。

他の業種の派遣社員や、契約社員とことなり、教員は1年単位での契約、勤務が基本なので、転職などチャンスも年に1回しかないのは、いやだなと思います。

よりより条件の学校に勤めたいと思っても、公募を出していない学校もあって、なかなか情報が得られにくいです。

3月になって、退職者がいた学校が後任を探す、というようなスケジュールで動く学校が多いようなので、転職したいと思っていても、3月後半になるまで就職活動ができないのも教育業界として不満に思っているところです。

8、大学看護学科の非常勤講師の場合(4人家族)

10年大学病院外科病棟で看護師として働き、妊活の為退職しました。。その後、妊娠・出産を経て、現在は日勤のみの仕事をいくつかこなしています。

大学時代の同期の友人から声をかけてもらい、2年前より大学の看護学科の非常勤講師をしています。4月~7月までの前期と10月~1月までの後期の看護技術演習の教科を担当させてもらっています。学内担当です。

家族構成は、主人と子供2人と猫一匹です。大学から5分の所に一軒家で暮らしています。

年収とボーナスについて

年収約60万 ボーナスなしです。

コロナの影響で、大学が休校になったり、病院での臨床実習が中止や、短縮になり、非常勤講師としては収入が不安定でかなり苦労した一年でした。

4月~7月は、大学が休校で、本当の無職になりみじめな思いをしました。病院実習も途中で中止になったり、現地で気ばかり使い、お給料は発生せず疲労だけが残りました。

私の非常勤講師としてのお給料は、基本全額貯金にまわしています。将来子供の教育費用のたしになればと、降ろすことは一切していません。

例年の6割程度のお給料でしたので、貯金額も目標の6割でした。

使い道としては、満額だろうが6割だろうが、全額貯金に代わりはないので、非常勤講師としてのお給料が減っても、日常生活に大きな支障がでることはありませんでしたが、心のゆとり、余裕が全然違いました。

これが、塾やその他習い事の費用などにあてていたらと思うとぞっとします。かなりやりくりをしなかったら、非常勤講師を続けることはできなかったかもしれません。

生活防衛の工夫

今回のコロナのことがあり、待遇については考えさせられました。大学が休校の間でも、家で演習を指導するカリキュラムを作ったり、資料をまとめたりはしていましたが、一切時給は発生しませんでした。

常勤の先生方は休校中でも出勤しているので、研究室で同じことをして、毎月のお給料は変わらずありました。

非常勤は出勤していなければ、家で準備をしていようと何をしていようと何ももらえません

いきなり仕事がなくなる恐怖、何の保証もない立場なんだなと痛感しました。

普段は「今までの技術や知識を生かせる簡単な仕事。すごく時給がいいお仕事」と楽観的に考えていたので、ショックでした。生活防衛のために、副業を始めました。

ライターのサイトに登録し、月2~3万の収入、地域の介護予防相談所に出向きアルバイトをして収入を増やしました。

我が家は基本的には贅沢はしていないので、出費を削るという考えはあまりありません。家庭のことがきちんとできる程度に、副業をして収入を増やす工夫を今も続けています。

まとめ

 

  • 私立と公立では私立の方が待遇が良い
  • 大学でもボーナス無しのところがほとんど
  • 専任講師と休日の時に待遇が全然違う
  • 非常勤は1年契約の学校も多く次年度に不安が残る
  • 授業が休校になっても給料が出ない
  • 授業減で1コマだけ・掛け持ちのために移動が大変
  • 全般的な生活はかなり厳しく扶養に入っているケースも多い
  • 男性の一人暮らしはかなり厳しい、リスクも多いので副業が必要

以上2020年度の非常勤講師のボーナスと給料、生活防衛のコツについてまとめでした!

本当に来年はどうなるか?先が読めません。今後の生活のために複数稼げる手段を持っておいた方が良いように感じました。

 

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